- 英
- alendronate, alendronic acid
- 化
- アレンドロン酸ナトリウム alendronate sodium、アレンドロン酸ナトリウム水和物 alendronate sodium hydrate AHBuBP ABDP
- 同
- アレンドロネート
- 商
- オンクラスト、テイロック、ボナロン、フォサマック
- 関
- 骨粗鬆症
WordNet
- a tablet (trade name Fosamax) prescribed to prevent or treat osteoporosis in women after menopause (同)Fosamax
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- O10-5 マウスアレルギー性気道炎症モデルにおけるアレンドロン酸の効果について(O10 気管支喘息の治療1,口演,第61回日本アレルギー学会秋季学術大会)
- 薬の『顔』を見てみよう!(第5回)アレンドロン酸ナトリウム水和物 ほか
- アレンドロン酸内服を含むビスフォスフォネートにより高カルシウム血症をコントロールした, 膵炎を繰り返した腹膜透析患者の1例
- 稲垣 徹史,村山 晶俊,阿部 弘,梅林 宏明,三浦 克志,虻川 大樹
- 日本小児腎不全学会雑誌 : 小児腎不全研究会記事 29, 265-268, 2009-08-31
- NAID 10027866346
Related Links
- フォサマック,ボナロンとは?アレンドロン酸の効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 概説 骨を丈夫にするお薬です。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療に用います。 作用 【働き】 骨粗鬆症は ...
- アレンドロン酸(骨粗鬆症の治療薬 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 副作用 上部消化管粘膜に対し、刺激作用をもっています。食道、胃に強い病気がある人には用いられません。服用したら早く食道を通過させる ...
- 日本ケミファ株式会社のアレンドロン酸錠5mg「DK」(その他の代謝性医薬品)、一般名アレンドロン酸ナトリウム水和物(Alendronate sodium hydrate) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テイロック注射液5mg
組成
有効成分・名称
有効成分・含量
容量
添加物
禁忌
- 本剤あるいは他のビスホスホン酸塩に対し、過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 悪性腫瘍による高カルシウム血症
- 通常、成人にはアレンドロン酸として10mgを日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液(5%)」500mLに混和し、約4時間かけて、単回点滴静脈内投与する。
なお、症状により用量を適宜増減する。ただし、アレンドロン酸として20mgを上限とする。
再投与が必要な場合には、初回投与による反応を確認するために少なくとも1週間の投与間隔を置くこと。
慎重投与
- 重篤な腎障害のある患者[使用経験が少なく、また動物実験(ラット)で腎への影響が認められている。]
- 重篤な肝障害のある患者[使用経験は少ないが、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇を呈した症例が報告されている。]
- 全身状態が極めて不良である患者
- 心疾患のある患者(特に高齢者)
混和する生理食塩液等の液量を減らすなど慎重に投与すること。[生理食塩液等の過量負荷により、うっ血性心不全を起こすおそれがある。また、本剤投与後通常1〜2日に発熱がみられることがあるが、これも心疾患の悪化に関与するおそれがある。]
重大な副作用
低カルシウム血症
(0.8%)
- 痙攣、テタニー、しびれ、失見当識、QT延長等を伴う低カルシウム血症があらわれることがあるので、異常が認められた場合にはカルシウム剤の点滴投与等を考慮すること。
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis :TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
(いずれも頻度不明)
- 中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)等の重篤な皮膚症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
顎骨壊死・顎骨骨髄炎
(頻度不明)
- 顎骨壊死・顎骨骨髄炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
血清カルシウム低下作用
- アレンドロン酸ナトリウム水和物は、PTHあるいは活性型ビタミンD3(1α(OH)D3)により誘発された高カルシウム血症病態ラットにおいて、単回静脈内投与で血清カルシウム濃度上昇を用量依存的に抑制した8)。
また、正常ラットにおいても血清カルシウム濃度を低下させたが、その作用は高カルシウム血症病態ラットの作用発現用量に比較して、高用量で発現した9)。
骨吸収抑制作用
- アレンドロン酸は、マウスの骨組織培養系において、PTH添加により促進された骨組織からのカルシウム遊離を抑制した8)。
また、アレンドロン酸はマウスの破骨細胞培養系において、破骨細胞によって骨片上に形成される骨吸収窩の数を減少させた8)。
さらに骨片をアレンドロン酸ナトリウム水和物で前処理した場合にも骨吸収窩の数を減少させた8)。
また、マウス膀胱腫瘍細胞あるいはヒト前立腺腫瘍細胞をマウス頭蓋骨に移植したとき、アレンドロン酸は移植により生じる骨吸収の面積を減少させた10),11)。
破骨細胞に対する作用
- アレンドロン酸ナトリウム水和物をラットに投与したとき、骨組織の中でも特に骨吸収面に多く分布する像が認められ、活性化破骨細胞の特徴である波状縁を消失している破骨細胞の電子顕微鏡像が観察された12)。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
分子量
融点
性状
- 白色の結晶性の粉末である。水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。0.1mol/Lクエン酸三ナトリウム試液に溶ける。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- osteoporosis
- 同
- 骨多孔症、オステオポローシス
- 関
- 骨軟化症、くる病、老人性骨粗鬆症、若年性特発性骨粗鬆症、糖質コルチコイド誘発骨粗鬆症。骨粗鬆症治療薬
- 骨の絶対量の減少を生じているが骨の質的な変化を伴わない状態をいう。
- 骨はたえず吸収、形成されているものであり、したがって吸収率と形成率に差を生じ骨形成が負の平衡となれば骨粗鬆が起こる。
概念
- 骨量の減少(≒骨密度の減少)と骨組織の微細構造の破錠(骨質の劣化)により骨強度が低下して、骨折をきたしやすくなった疾患
定義
- WHO(1994)、骨量測定法,女性の骨粗鬆症:若年健常女性の平均骨量値から2.5SD以上減少したもの ⇔ 骨量減少:2.5<T-score<-1
- 日本:骨量が30%以上減少したもの
リスクファクター
- YN.D-156
- ガイドライン2
- 高齢、既存骨折(リスク1.9-4倍)、喫煙(リスク1.3-1.8倍)、飲酒(1日2単位以上でリスク1.2-1.7倍)、ステロイド使用(1日5mg以上の経口摂取でリスク2-4倍)、骨折家族歴(親の骨折でリスク1.2-2.3倍)、運動不足(大腿頚部骨折リスク1.3-1.7倍)、易転倒性
- 以下のリスクファクターを有する65歳未満か、65歳以上の女性は骨量測定によるスクリーニングの対象となる。
- 高齢、低体重、骨折既往、骨粗鬆症による骨折の家族歴、白人・アジア人、アルコール(1日2杯以上)、カフェイン、喫煙、運動不足、カルシウム不足、ビタミンD不足、骨粗鬆症を起こす薬剤
原因による分類
内分泌性
栄養性
- 壊血病
- その他(蛋白質欠乏、ビタミンA過剰、ビタミンD過剰)
- 別ソース
遺伝性
薬物性
- 別ソース
不動性
- 全身性:長期臥床、宇宙飛行、対麻痺
- 局所性:骨折後
先天性
その他
- 別ソース
小児の骨粗鬆症
- Dent CE:Osteoporosis in childhood.Postgrad Med J 53:450-456,1977
男性の骨粗鬆症
原因
- 多:クッシング症候群、アルコール多飲、ステロイド使用(5mg, 3ヶ月以上)、性腺機能低下、カルシウム摂取量減少、ビタミンD欠乏、喫煙、家族の中で骨折しやすい人がいる、男性ホルモン異常
- 希:BMI<20, 運動不足、抗てんかん薬、甲状腺中毒症、副甲状腺機能亢進、慢性肝障害、慢性腎障害、吸収不良症候群、高カルシウム血症、リウマチ、脊椎関節炎、糖尿病、多発性骨髄腫、HIV、臓器移植、免疫抑制剤
病理
検査
-
- 躯幹骨DXA、末梢骨DXA、RA/MD、QUSなどで測定可能
- 椎体DXAと大腿近位部DXAの両方を評価することが望ましい。できなければ橈骨DXAで代替する。
- 椎体の骨折/変形、退行性変化、骨粗鬆症に類維持した疾患(腰背部痛、円背や低骨量を呈する疾患)の鑑別に必要
治療
薬物治療
薬物治療開始基準
- ガイドライン2
- 1. 脆弱性既存骨折有り
- 2. 脆弱性既存骨折無し
- 1) 骨密度が若年成人平均値の70%未満
- 2) 骨密度が若年成人平均値の70-80%で、かつ閉経後女性/50歳以上男性であって、次のいずれかを有する。
- a) 過度のアルコール摂取:1日2単位以上
- b) 現在の喫煙
- c) 大腿骨頚部骨折の家族歴
治療開始のトリガー
- 別ソース
- 骨粗鬆症による大腿骨骨折、椎骨骨折の既往
- Tスコアが-2.5以下
- Tスコアが-1~-2.5 FRAX
- FRAXにて10年後の大腿骨折リスクが3%、主要な骨粗鬆症性骨折リスクが15-20%を超えるなら治療。
腎機能障害がある場合の治療の選択肢
- https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/150359-1-15.pdf
慎重投与となっており、禁忌ではないから
肝臓や腎臓で代謝されないから
検診
スクリーニング
- USPSTF
- 65歳以上の女性、64歳以下で骨折リスクが高い女性(脆弱骨折の既往、ステロイド内服など)
- 男性ではエビデンスがない
スクリーニング間隔
- DEXA:1.0~-1.5→15年
- DEXA:-1.5~-2.0→5年
- DEXA:-2.0~-2.5→1年
ガイドライン
- http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0046/1/0046_G0000129_GL.html
- 2. <amazon mode="text" text="骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン(2006年版) ダイジェスト版">4897752329</amazon>
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参考
- http://www.richbone.com/kotsusoshosho/basic_shindan/tonyo.htm
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商品
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- 英
- alendronate
- 関
- アレンドロン酸、フォサマックス、アレンドロン酸ナトリウム
[★]
- 関
- alendronate、alendronate sodium、alendronate sodium hydrate
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義