エルカトニン
Japanese Journal
- 有痛性骨粗鬆症患者におけるエルシトニン(ECT)の骨強度増加作用の検討--DXAおよびp-QCTの測定による検討 (カルシトニンUpdate 第9回日本骨粗鬆症学会/骨ドック・健診分科会から)
- Parathyroid hormone related proteinおよびG-CSF産生が認められた高カルシウム血症, 白血球増多症を呈した食道扁平上皮癌の1例
- 沖元 達也,八幡 浩,杉野 圭三,滝口 透,江本 健太郎,篠崎 勝則,丹治 英裕,片岡 健,嶋本 文雄,浅原 利正
- 日本消化器外科学会雑誌 35(1), 35-39, 2002
- … 常範囲内であった.食堂亜全摘, リンパ節郭清, 胃管による胸骨後再建を行った.術後WBCは一時正常化したが, 高Ca血症の出現と同時に再上昇した.血中PTHrPが306pmol/lと高値であったため大量輸液, フロセミド, エルシトニン, ビスフォスフォネート投与を行ったが, 術後88日目に死亡した.患者腫瘍の培養細胞上清よりPTHrPの産生が認められ, 免疫染色によりPTHrPおよびG-CSFが陽性に認められた.食道扁平上皮癌において直接癌細胞 …
- NAID 110001344146
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- 本剤はポリペプチド製剤であり、ショックを起こすことがあるので、アレルギー既往歴、 薬物過敏症等について十分な問診を行うこと。 ラットに1年間大量皮下投与した慢性 毒性試験において、下垂体腫瘍の発生頻度の増加がみられたとの報告があるので、 長期 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エルシトニン注40単位
組成
成分・含量(1アンプル1mL中)
- エルカトニン 40エルカトニン単位注)
注)エルカトニンの活性は、日局標準品を基準にして生物学的測定法により測定し、エルカトニン単位で表示されている。
添加物
- 酢酸ナトリウム水和物13.6μg/mL、等張化剤、pH調節剤
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊娠末期の患者[「使用上の注意 妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の2.の項参照]
効能または効果
○高カルシウム血症
○骨ページェット病
高カルシウム血症の場合
- 通常、成人には1回エルカトニンとして40エルカトニン単位を1日2回朝晩に筋肉内注射または点滴静注する。点滴静注においては希釈後速やかに使用し、1〜2時間かけて注入する。なお、年齢および血中カルシウムの変動により適宜増減する。
骨ページェット病の場合
- 通常、成人には1回エルカトニンとして40エルカトニン単位を原則として1日1回筋肉内注射する。
慎重投与
- 発疹(紅斑、膨疹等)等の過敏症状を起こしやすい体質の患者
- 気管支喘息又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発するおそれがある。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、気分不良、全身発赤、蕁麻疹、呼吸困難、咽頭浮腫等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
テタニー
(0.04%)
- 低カルシウム血症性テタニーを誘発することがあるので、症状があらわれた場合には投与を中止し、注射用カルシウム剤の投与等適切な処置を行うこと。
喘息発作
(頻度不明)
- 喘息発作を誘発することがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[「1.慎重投与」の項参照]
肝機能障害、黄疸
(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)、ALPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
血清カルシウムに対する作用24〜31)
- エルカトニンは、正常動物(ラット、イヌ、ウサギ)及び実験的高カルシウム血症動物(マウス、ラット、ウサギ)の血清カルシウムを低下させる。この作用は哺乳類由来のカルシトニンに比し強力かつ持続的である。
骨吸収抑制作用26,28,32〜36)
- エルカトニンは、正常ラット及び担癌家兎において、骨吸収を抑制することにより、骨から血液へのカルシウム遊離を減少させ、血清カルシウム濃度を低下させる。エルカトニンは、ラット及びマウスの骨培養系において、各種骨吸収促進因子による骨からのカルシウム遊離及び骨吸収窩形成を抑制する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- エルカトニン(JAN)
Elcatonin(r-INN)
分子式
分子量
性状
- 本品は白色の粉末である。
本品は水に極めて溶けやすく、エタノール(95)に溶けやすく、アセトニトリルにほとんど溶けない。
本品は吸湿性である。
本品の水溶液(1→500)のpHは4.5〜7.0である。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- elcatonin
- 商
- アデビロック、エカテニン、エカルトニン、エスカトニール、エリンダシン、エルカ、エルシトニン、エルベスタール、オステトニン、ポセビン、ラスカルトン
- 関
- アビカトニン、カルシトニン