アザチオプリン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 情報とユーザ発見のための遷移確率モデル拡張手法の提案(ソーシャルネットワークモデルとツイッター,e-science and Big Data,一般)
- 青木 聡,張 建偉,河合 由起子 [他],久保田 吉徳,尾崎 拓也,秋山 豊和
- 電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 111(361), 53-58, 2011-12-09
- … モデルでは対応が困難である.そこで,本研究では,情報とユーザとの関係性を分析することで,情報だけでなくユーザをも含めた遷移確率行列を作成し,情報とユーザとを同時にかつ瞬時に検索できるリアルタイムランキングモデルを提案する.本稿では,これまで開発したユーザとページを発見し,ページ上でコミュニケーションが行えるつながる検索システムに基づき,ページとページ,ページとユーザ,ユーザとユーザとの関 …
- NAID 110009466692
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
イムラン錠50mg
組成
成分・含量
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、部分アルファー化デンプン、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール400
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 白血球数3000/mm3以下の患者[白血球数が更に減少することがある。]
- フェブキソスタットを投与中の患者[「相互作用」の項参照]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
効能または効果
- 下記の臓器移植における拒絶反応の抑制
- 腎移植、肝移植、心移植、肺移植
- ステロイド依存性のクローン病の緩解導入及び緩解維持並びにステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持
- 治療抵抗性の下記リウマチ性疾患
- 全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、ヴェゲナ肉芽腫症、結節性多発動脈炎、Churg-Strauss症候群、大動脈炎症候群等)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び難治性リウマチ性疾患
- 本剤を臓器移植における拒絶反応の抑制を目的として投与する場合は、副腎皮質ステロイドや他の免疫抑制剤との併用で用いること。
- 本剤をステロイド依存性のクローン病及びステロイド依存性の潰瘍性大腸炎を有する患者に投与する場合は、他の標準的な治療法では十分に効果が得られない患者に限ること。なお、本剤をステロイド依存性のクローン病における緩解導入を目的として投与する場合は、副腎皮質ステロイドとの併用で用いること。
- 本剤を治療抵抗性のリウマチ性疾患に投与する場合は、副腎皮質ステロイド等との併用を考慮すること。
移植の場合
- 通常、成人及び小児において、下記量を1日量として経口投与する。しかし、本剤の耐薬量及び有効量は患者によって異なるので、最適の治療効果を得るために用量の注意深い増減が必要である。
腎移植の場合
- 初期量としてアザチオプリン 2〜3mg/kg相当量
- 維持量としてアザチオプリン 0.5〜1mg/kg相当量
肝、心及び肺移植の場合
- 初期量としてアザチオプリン 2〜3mg/kg相当量
- 維持量としてアザチオプリン 1〜2mg/kg相当量
ステロイド依存性のクローン病の緩解導入及び緩解維持並びにステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持の場合
- 通常、成人及び小児には、1日量としてアザチオプリン1〜2mg/kg相当量(通常、成人には50〜100mg)を経口投与する。
全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、ヴェゲナ肉芽腫症、結節性多発動脈炎、Churg-Strauss症候群、大動脈炎症候群等)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び難治性リウマチ性疾患の場合
- 通常、成人及び小児には、1日量として1〜2mg/kg相当量を経口投与する。なお、症状により適宜増減可能であるが1日量として3mg/kgを超えないこと。
- 肝機能障害又は腎不全のある患者では、投与量を通常投与量の下限とすることが望ましい。臨床検査値(血液検査、肝機能、腎機能検査等)を慎重に観察し、異常を認めた場合さらに減量を考慮すること(「慎重投与」及び「重要な基本的注意」の項参照)。
- ステロイド依存性のクローン病及びステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の患者では、2年程度を目安に本剤の投与継続の要否を検討すること。なお、臨床的な治療効果は3〜4ヵ月の投与では現れない場合がある。
- 本剤を治療抵抗性のリウマチ性疾患に投与する場合、本剤の治療効果が認められた際には効果を維持できる最低用量まで減量することを検討すること。
慎重投与
- 骨髄機能抑制のある患者[骨髄機能を更に抑制するおそれがある。]
- 感染症を合併している患者[免疫能を低下させ、感染症を増悪させるおそれがある。]
- 出血性素因のある患者[骨髄機能を抑制し、出血傾向を増悪させるおそれがある。]
- 肝機能障害又は肝炎の病歴のある患者[肝機能障害の発現・増悪又は骨髄機能抑制があらわれるおそれがある(「重要な基本的注意」の項参照)。]
- 腎不全のある患者[骨髄機能抑制があらわれるおそれがある(「重要な基本的注意」の項参照)。]
- 水痘患者[致命的な全身症状があらわれるおそれがある。]
- アロプリノールを投与中の患者[「相互作用」の項参照]
重大な副作用
- 次のような症状があらわれることがあるので、投与初期は1〜2週間ごとを目安に、その後も頻回に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量又は投与中止し、症状に応じて適切な処置を行うこと。
血液障害
- 再生不良性貧血、汎血球減少、貧血、巨赤芽球性貧血、赤血球形成不全、無顆粒球症、血小板減少、出血
- ショック様症状(悪寒、戦慄、血圧降下等)9)
- 肝機能障害、黄疸
- 悪性新生物(悪性リンパ腫、皮膚癌、肉腫、子宮頸癌、急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群等)
感染症
- 肺炎、敗血症があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎やC型肝炎の悪化があらわれることがある。投与初期は1〜2週間ごとを目安に、その後も頻回に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量又は投与中止し、症状に応じて適切な処置を行うこと。
- 次のような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤投与等の適切な処置を行うこと。
- 間質性肺炎(発熱、咳嗽、呼吸困難、捻髪音、胸部X線異常、動脈血酸素分圧低下等を伴う)
重度の下痢
- クローン病又は潰瘍性大腸炎患者への本剤の再投与により重度の下痢が再発し、本剤との関連性が疑われた報告がある。本剤投与中に下痢があらわれた場合には本剤との関連性も考慮に入れ、必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
進行性多巣性白質脳症(PML)
- 進行性多巣性白質脳症(PML)があらわれることがあるので、本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬理作用
- アザチオプリンは生体内で6-MPに変換されて作用するが、マウスにおけるアザチオプリンの抗体産生抑制作用の強さは、6-MPの約4倍である25)。
アカゲザル腎移植モデルを用いた検討において、シクロスポリン(10mg/kg/日又は25mg/kg/日)にアザチオプリン(2mg/kg/日)及びプレドニゾロン(1mg/kg)の併用投与群はシクロスポリン(10mg/kg/日又は25mg/kg/日)の単独投与群に比し、移植腎の生着期間は同程度以上であり、腎毒性或いは易感染性の徴候は観察されなかった26)。
イヌ同種肺移植モデルにアザチオプリン(2mg/kg/日)及びシクロスポリン(17mg/kg/日)をそれぞれ14日間及び35日間経口投与し、その後シクロスポリンを漸減したところ、5頭の内2頭はそれぞれ13ヵ月及び6ヵ月生存し、正常な肺機能を維持すると共に明確な拒絶反応を示さず、3頭は拒絶反応を示したもののメチルプレドニゾロンのパルス療法により回復し、5ヵ月以上生存した27)。
モルモット免疫性大腸炎モデルにおいて、アザチオプリン(100mg/kg/日の腹腔内投与)は下痢、直腸出血等の発生率を低下させ、結腸における炎症性病変及び浮腫の形成を抑制した28)。
ラット免疫複合体・ホルムアルデヒド誘発大腸炎モデルにおいて、アザチオプリン(1mg/kg/日の腹腔内投与)は結腸での血漿滲出、好中球浸潤及び浮腫形成を抑制した29)。
作用機序17),25)
- 生体内で6-MPに分解され、核酸合成を阻害することにより免疫抑制作用をあらわす。細胞内に取り込まれた6-MPは、チオイノシン酸から6-TGNに変換され、DNAへ取り込まれて細胞障害作用を発揮すると考えられている。また、チオイノシン酸及びそのメチル化体は、5-ホスホリボシル-1-ピロリン酸(PRPP)から5-ホスホリボシルアミンへの形成反応等プリンヌクレオチド合成に不可欠な反応を阻害する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 6-(1-Methyl-4-nitro-1H-imidazol-5-ylthio)purine
分子式
分子量
性状
- 淡黄色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。ピリジン又はN,N-ジメチルホルムアミドにやや溶けにくく、水又はエタノール(99.5)に極めて溶けにくく、ジエチルエーテル又はクロロホルムにほとんど溶けない。水酸化ナトリウム試液又はアンモニア試液に溶ける。
光によって徐々に着色する。
融点
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- febuxostat
- 商
- フェブリク
- 関
- 痛風治療薬、尿酸
作用機序
併用禁忌
併用注意
ADME
たんぱく結合率
代謝
- 主にグルクロン酸抱合反応。
- CYP1A2、CYP2B6、CYP2C9、CYP2C19、及びCYP3A4/5に対する阻害は認められない。
- CYP1A1/2、CYP2B6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP2E1及びCYP3A4/5を誘導しない。
排泄
- 投与後4時間までの血漿中総放射能に対するフェブキソスタット及びそのグルクロン酸抱合体の割合はそれぞれ83.8~95.8%及び2.3~6.8%
用量
高尿酸血症
- 1日10mg1日1回で開始。尿酸値をフォローアップして徐々に増量、維持量は40mg、コントロール不良であれば60mgまで増量可。
参考
[★]
- 英
- azathioprine, AZP, AZA, AZ
- ラ
- azathioprinum
- 商
- イムラン Imuran、アザニン
- 関
作用機序
薬理作用
副作用
- 発熱、悪心、軽度の白血球減少症、血小板減少症
- (まれ)再生不良貧血
- 肝細胞壊死、胆汁分泌停止
適応
- 臓器移植、SLE、関節リウマチ、クローン病、全身性炎症
使用方法
[★]
- 英
- imu
- 関
- アイヌ民族のイム