L-グルタミン酸、L-アルギニン
- 関
- 他に分類されない代謝性医薬品
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- アルギメート点滴静注10% 販売名 アルギメート点滴静注10% 日本標準商品分類番号 873999 薬効分類名 高アンモニア血症改善剤 規制区分 処方せん医薬品 貯法 室温保存 使用期限 3年 規格単位 10%200mL1袋 承認番号
- アルギメート点滴静注10%,L-アルギニンL-グルタミン酸塩水和物注射液 ... 相互作用 1. 薬剤名等: 全身麻酔剤 発現事象: アンモニア代謝排泄を抑制、アンモニアを産生 理由・原因: 肝におけるアンモニア代謝を阻害
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アルギメート点滴静注10%
組成
- 本剤は1袋 (200mL) 中にL‐グルタミン酸L‐アルギニン (脱水物として) 20.0gを含有する。
効能または効果
- 高アンモニア血症
- L‐グルタミン酸L‐アルギニンとして、通常成人1日2〜20gを1〜数回に分けて点滴静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 重篤な腎障害のある患者[窒素化合物の負荷により原病の症状を悪化させるおそれがある。]
薬効薬理
血中アンモニア低下作用
- Eck瘻を設け、更に肝への血流をほとんど遮断したイヌ (第1例) と、肝への門脈血流のみを遮断したEck瘻イヌ (第2例) に対して、arginine (0.5g/kg)、glutamate (0.5g/kg)、arginine (0.26g/kg) とglutamate (0.24g/kg) の併用及びarginine-glutamate (0.5g/kg) をそれぞれに静注し、その後の血中アンモニアの変動を調べた実験において、末梢静脈血中アンモニア値が10μg/mL以上を呈した第1例の場合、glutamate,glutamateとarginineの併用及びarginine-glutamate投与群には、投与直後より著明な血中アンモニアの低下を認めた。また、血中アンモニア値が持続的に2〜3μg/mLを呈する第2例の場合、arginine,arginineとglutamate併用及びarginine-glutamateの投与例に著明なアンモニア低下作用がみられた。
- CCl4障害ラット、Eck瘻イヌ及び卵黄感作ラットにornithine-aspartate,glutathione-ornithine,arginine,glutamate,arginine-glutamate及びATPを単独あるいは併用投与し、その後NH4Cl負荷を行い、血中アンモニアの変動をみた実験において、arginine-glutamate及びこれとornithine-aspartateの併用投与に明らかな血中アンモニア低下作用がみられた1)。
肝アルギナーゼ活性作用2)
- CCl4及びエチオニン障害ラットでは肝アルギナーゼ活性及びarginine量がほぼ平行して低下減少するが、これにarginine (5.6mM/kg) を投与すると、アルギナーゼ活性は著明に回復した。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
分子量
融点
性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、特異な味がある。水又はギ酸に溶けやすく、氷酢酸に極めて溶けにくく、メタノール、エタノール又はエーテルにほとんど溶けない。希塩酸に溶ける。
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