- 英
- medicine for osteoporosis
- 関
- 骨粗鬆症
ビスホスホネート
選び方
- 標準的な骨粗鬆症の治療薬
- 抜歯など歯科治療を行う場合にはあらかじめ内服を中止することが必要。腎機能障害がある場合使用は勧められない。粘膜障害を起こす場合がある。
- 内服(毎日、毎週、毎月)、点滴(年1回,腎不全,インフルエンザ様反応)、注射(月1回)
- 消化器症状でビスホスホネートが使えない場合に推奨される。
- 抜歯など歯科治療を行う場合にはあらかじめ内服を中止することが必要。腎機能障害がある場合使用は勧められない。
- 皮下注射(半年に1回)+チュアブル錠(2錠、毎日)
- 最も効果が高い。
- 最も高価。自己注射できないといけない。
- 皮下注射(毎日)
- 脂質異常症、動脈硬化、乳がん各種予防効果あり。
- 骨粗鬆症の予防効果は劣る。ADLが低い人には推奨されない(DVTリスクあり)。
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%88
- http://www.chukai.ne.jp/~myaon80/BP-top1.html
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 建部 廣明
- 北海道医療大学歯学雑誌 = The dental journal of Health Sciences University of Hokkaido 33(2), 40, 2014-12-31
- NAID 120005527453
- 生活習慣病関連骨粗鬆症の管理と薬物治療の考え方 (特集 骨粗鬆症 : 新たな骨粗鬆症治療薬と治療ストラテジー)
- ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドラインの改訂版をめぐって (特集 骨粗鬆症 : 新たな骨粗鬆症治療薬と治療ストラテジー)
- 併用療法の現状と今後の展開 (特集 骨粗鬆症 : 新たな骨粗鬆症治療薬と治療ストラテジー)
Related Links
- 表1) 骨粗鬆症治療薬のエビデンス(文献 5より改変引用). 大腿骨頸部骨折 ... カルシトニン(点鼻薬). 〔本邦で骨粗鬆症治療薬として承認されている薬剤を抽出〕 ... つ 適切に使用すれば,HRT は現在でも有効な骨粗鬆症治療薬である. (2)ビスフォスフォ ネート ...
- そのため骨の生活習慣病とも呼ばれ、食事療法や運動療法も骨粗しょう症の予防には 欠かせません。しかし、骨粗しょう症と診断された場合には薬が治療の中心となります。 骨粗しょう症薬の種類. 薬が効く仕組み. 骨粗しょう症の治療薬は、作用によって次の3 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- ibandronate、ibandronic acid
- 同
- イバンドロネート
- 化
- イバンドロン酸ナトリウム水和物
- 商
- ボンビバ
- 関
- 骨粗鬆症治療薬
[★]
- 英
- osteoporosis
- 同
- 骨多孔症、オステオポローシス
- 関
- 骨軟化症、くる病、老人性骨粗鬆症、若年性特発性骨粗鬆症、糖質コルチコイド誘発骨粗鬆症。骨粗鬆症治療薬
- 骨の絶対量の減少を生じているが骨の質的な変化を伴わない状態をいう。
- 骨はたえず吸収、形成されているものであり、したがって吸収率と形成率に差を生じ骨形成が負の平衡となれば骨粗鬆が起こる。
概念
- 骨量の減少(≒骨密度の減少)と骨組織の微細構造の破錠(骨質の劣化)により骨強度が低下して、骨折をきたしやすくなった疾患
定義
- WHO(1994)、骨量測定法,女性の骨粗鬆症:若年健常女性の平均骨量値から2.5SD以上減少したもの ⇔ 骨量減少:2.5<T-score<-1
- 日本:骨量が30%以上減少したもの
リスクファクター
- YN.D-156
- ガイドライン2
- 高齢、既存骨折(リスク1.9-4倍)、喫煙(リスク1.3-1.8倍)、飲酒(1日2単位以上でリスク1.2-1.7倍)、ステロイド使用(1日5mg以上の経口摂取でリスク2-4倍)、骨折家族歴(親の骨折でリスク1.2-2.3倍)、運動不足(大腿頚部骨折リスク1.3-1.7倍)、易転倒性
- 以下のリスクファクターを有する65歳未満か、65歳以上の女性は骨量測定によるスクリーニングの対象となる。
- 高齢、低体重、骨折既往、骨粗鬆症による骨折の家族歴、白人・アジア人、アルコール(1日2杯以上)、カフェイン、喫煙、運動不足、カルシウム不足、ビタミンD不足、骨粗鬆症を起こす薬剤
原因による分類
内分泌性
栄養性
- 壊血病
- その他(蛋白質欠乏、ビタミンA過剰、ビタミンD過剰)
- 別ソース
遺伝性
薬物性
- 別ソース
不動性
- 全身性:長期臥床、宇宙飛行、対麻痺
- 局所性:骨折後
先天性
その他
- 別ソース
小児の骨粗鬆症
- Dent CE:Osteoporosis in childhood.Postgrad Med J 53:450-456,1977
男性の骨粗鬆症
原因
- 多:クッシング症候群、アルコール多飲、ステロイド使用(5mg, 3ヶ月以上)、性腺機能低下、カルシウム摂取量減少、ビタミンD欠乏、喫煙、家族の中で骨折しやすい人がいる、男性ホルモン異常
- 希:BMI<20, 運動不足、抗てんかん薬、甲状腺中毒症、副甲状腺機能亢進、慢性肝障害、慢性腎障害、吸収不良症候群、高カルシウム血症、リウマチ、脊椎関節炎、糖尿病、多発性骨髄腫、HIV、臓器移植、免疫抑制剤
病理
検査
-
- 躯幹骨DXA、末梢骨DXA、RA/MD、QUSなどで測定可能
- 椎体DXAと大腿近位部DXAの両方を評価することが望ましい。できなければ橈骨DXAで代替する。
- 椎体の骨折/変形、退行性変化、骨粗鬆症に類維持した疾患(腰背部痛、円背や低骨量を呈する疾患)の鑑別に必要
治療
薬物治療
薬物治療開始基準
- ガイドライン2
- 1. 脆弱性既存骨折有り
- 2. 脆弱性既存骨折無し
- 1) 骨密度が若年成人平均値の70%未満
- 2) 骨密度が若年成人平均値の70-80%で、かつ閉経後女性/50歳以上男性であって、次のいずれかを有する。
- a) 過度のアルコール摂取:1日2単位以上
- b) 現在の喫煙
- c) 大腿骨頚部骨折の家族歴
治療開始のトリガー
- 別ソース
- 骨粗鬆症による大腿骨骨折、椎骨骨折の既往
- Tスコアが-2.5以下
- Tスコアが-1~-2.5 FRAX
- FRAXにて10年後の大腿骨折リスクが3%、主要な骨粗鬆症性骨折リスクが15-20%を超えるなら治療。
腎機能障害がある場合の治療の選択肢
- https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/150359-1-15.pdf
慎重投与となっており、禁忌ではないから
肝臓や腎臓で代謝されないから
検診
スクリーニング
- USPSTF
- 65歳以上の女性、64歳以下で骨折リスクが高い女性(脆弱骨折の既往、ステロイド内服など)
- 男性ではエビデンスがない
スクリーニング間隔
- DEXA:1.0~-1.5→15年
- DEXA:-1.5~-2.0→5年
- DEXA:-2.0~-2.5→1年
ガイドライン
- http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0046/1/0046_G0000129_GL.html
- 2. <amazon mode="text" text="骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン(2006年版) ダイジェスト版">4897752329</amazon>
<amazon mode="script" ></amazon>
参考
- http://www.richbone.com/kotsusoshosho/basic_shindan/tonyo.htm
[★]
- 英
- therapy、medical treatment treatment、care、practice、cure、curing、remediation、treat、cure、remedy、therapeutic
- 関
- 行う、開業、加硫、看護、硬化、習慣、処置、心配、実行、精神療法、世話、治癒、注意、治療学、治療学的、治療的、治療法、治療薬、療法、練習、診療、介護、治療上、処理、ケア、実践
[★]
- 英
- drug, agent
- 同
- 薬物
- 関
- 作用薬、剤、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品
[★]
- 英
- therapeutic agent, therapeutic drug, remedy