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- serum immunoelectrophoresis
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Japanese Journal
- 著明な涙腺腫脹を呈し, IgA-M蛋白血症を来した高齢発症男子シェーグレン症候群の1例
- 八子 徹,西成田 真
- 日本臨床免疫学会会誌 = Japanese journal of clinical immunology 25(6), 466-472, 2002-12-31
- … 燥性角結膜炎あり,精査加療のため入院.小唾液腺の生検組織像よりSjögren症候群と診断された.検査では高γ-グロブリン血症(IgG 3916mg/dl)を認めたが,抗核抗体,抗SS-A抗体などの自己抗体は陰性であった.血清免疫電気泳動を施行したところIgA-M蛋白血症が確認された.また涙腺・顎下腺腫脹に加えて,縦隔,噴門部にもリンパ節腫脹が指摘され悪性リンパ腫などの存在が疑われたが,涙腺生検にて免疫組織学的にモノクローナル …
- NAID 10010110539
- Biclonal light chainを伴った多発性骨髄腫の1例
- 小笠原 壽恵,安山 雅子,川内 喜代隆
- 日本臨床免疫学会会誌 = Japanese journal of clinical immunology 25(2), 170-176, 2002-04-30
- … 1998年2月腰痛を主訴に近医受診, M蛋白を指摘され3月当科入院.血清総蛋白9.79/dl, IgG 4530mg/dl,血清免疫電気泳動でIgG, κ, λtypeのM蛋白を検出した.骨髄穿刺検査で異型性のある形質細胞を約25%認め,免疫染色でIgGおよびκ, λが何れも陽性を示したことからκ, λのbiclonalityを示すIgG型多発性骨髄腫と診断した. …
- NAID 10008353529
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- 気泳動法による蛋白分画検査が知られている。これらの検査や臨床所見などから血清 蛋白異常症の存在が示唆さ. れる場合は,血清蛋白の量的,質的,あるいは構造上の 異常を確認する必要があり,その分析法として免疫電気. 泳動法,免疫固定電気泳動 ...
- 免疫電気泳動は蛋白分画では分離できない微量蛋白成分を抗原抗体反応との組合せ により,血漿蛋白の半定量的な同定を行う検査法である。電気泳動によって分離した後に ,寒天ゲル内で抗ヒト全血清や特異抗血清と反応させる。抗原抗体反応により沈降線が ...
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- 58歳の男性。右頸部腫瘤を主訴に来院した。半年前から右頸部の腫瘤を自覚していたが放置していた。3か月前から38℃程度の発熱を認め、頸部腫瘤が増大した。3か月で5kgの体重減少を認めた。右頸部に5×3 cmの硬いリンパ節を触知する以外は身体所見に異常を認めない。血液所見:赤血球 522万、Hb 14.8 g/dl、Ht 48%、白血球 8,800(桿状核好中球 3%、分葉核好中球 53%、好酸球 2%、好塩基球 1%、単球 5%、リンパ球 36%)、血小板 29万。血液生化学所見:総蛋白 7.8 g/dl(Alb 62.4%、α1-グロブリン 2.8%、α2-グロブリン 7.4%、β-グロブリン 9.5%、γ-グロブリン 17.9%)、尿素窒素 19 mg/dl、クレアチニン 1.1 mg/dl、尿酸 7.5 mg/dl、総コレステロール130 mg/dl、AST 24 IU/l、ALT 32 IU/l、LD<LDH> 530 IU/l(基準176~353)。CRP 2.4 mg/dl。頸部リンパ節生検H-E染色標本を以下に示す。
- 治療方針の決定に必要なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I065]←[国試_103]→[103I067]
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- 68歳の男性。健診で血清蛋白異常を指摘され来院した。特に自覚症状はない。既往歴に特記すべきことはない。表在リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。浮腫を認めない。血液所見:赤血球 438万、Hb 13.8g/dL、Ht 45%、白血球 5,800、血小板 25万。血液生化学所見:総蛋白 8.2g/dL、アルブミン 4.7g/dL、IgG 2,628mg/dL(基準 960~1,960)、IgA 319mg/dL(基準 110~410)、IgM 211mg/dL(基準 65~350)、総ビリルビン 0.7mg/dL、AST 26U/L、ALT 38U/L、LD 285U/L(基準 176~353)、ALP 295U/L(基準 115~359)、尿素窒素 18mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、尿酸 5.6mg/dL。
- 診断のために最も重要な血液検査項目はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C031]←[国試_113]→[113C033]
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- 66歳の女性。2週間前から息切れと動悸があり来院した。生来健康でこれまでに貧血を指摘されたことはなく、不正性器出血はない。眼瞼結膜は強度貧血様である。眼球結膜に黄染を認める。肝を触知せず、脾を左季肋下に3cm触知する。尿所見:蛋白1+、ウロビリノゲン3+、潜血(-)、へモジデリン(-)。血液所見:赤血球 170万、Hb 5.5g/dL、Ht 17%、網赤血球 15%、白血球 7,200、血小板 26万。血液生化学所見:総ビリルビン 3.2mg/dL、直接ビリルビン 0.8mg/dL、AST 20U/L、ALT 18U/L、LD 684U/L(基準 176~353)、ハプトグロビン 5mg/dL以下(基準 19~170)、フェリチン 46ng/mL(基準 20~120)。
- この患者の鑑別診断に有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I052]←[国試_111]→[111I054]
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- 57歳の男性。腰背部痛を主訴に来院した。 1か月前に重いものを持ってから腰背部痛が出現した。自宅近くの診療所を受診し、第 7胸椎椎体骨折でコルセットを装着した。 2日前に腰痛が増悪し、第 12胸椎、第 1腰椎椎体骨折が認められたため、紹介されて受診した。最近、約 3 kgの体重減少があるという。血液所見:赤血球379万、 Hb 12.1 g/dl、Ht 35%、白血球 4,650、血小板 10万。血液生化学所見:総蛋白 11.7 g/dl、アルブミン 3.3 g/dl、ALP 261 IU/l(基準 115~359)、尿素窒素 12 mg/dl、クレアチニン 0.8 mg/dl、Ca 9.5 mg/dl、P 4.2 mg/dl。
- 多発脊椎椎体骨折の原因の精査に最も必要なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108A031]←[国試_108]→[108A033]
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- 56歳の男性。妻に顔色が悪いといわれて来院した。1か月前から強い腰痛を自覚していた。眼瞼結膜に貧血を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腰部に叩打痛を認める。血液所見:赤血球 353万、Hb 10.8g/dl、Ht33%、白血球 3,600(好中球70%、単球2%、リンパ球28)、血小板 22万。総蛋白 8.8g/dl。胸腰椎エックス線写真(別冊No.23)を別に示す。
- 診断確定のために必要な検査はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I071]←[国試_105]→[105I073]
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- 68歳の女性。皮膚の出血斑を主訴に来院した。打撲した記憶がないにもかかわらず、数か月前から両側の手背と前腕とに出血斑が見られることが気になっていたという。鼻出血と歯肉出血とを認めない。口腔粘膜に点状出血を認めない。両側の手背と前腕とに径 5cmの紫斑を3個認める。血液所見:赤血球468万、 Hb13.9g/dL、 Ht42%、白血球6,300、血小板20万、 PT98%(基準80-120)、 APTT33秒(基準対照32)。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I044]←[国試_106]→[106I046]
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- 34歳の男性。咳嗽と発熱とを主訴に来院した。眼瞼結膜に貧血はなく眼球結膜に黄疸はない。リンパ節腫脹はなく、腹部に肝・脾は触知しない。血液所見:赤血球370万、Hb11.9g/dl、Ht36%、白血球49,500、血小板6万。末梢血塗抹標本では異常細胞が68.5%ある。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。まず行うべき検査はどれか。
- a. 血清FDP測定
- b. 血清免疫電気泳動
- c. 組織適合性検査
- d. 骨髄細胞のペルオキシダーゼ染色
- e. 末梢血好中球アルカリホスファターゼ染色
[正答]
※国試ナビ4※ [098B019]←[国試_098]→[098B021]
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- 英
- immunity, immune
- 関
- 免疫系
免疫の種類 (PT.246-251)
T細胞の種類
ヘルパーT細胞の種類
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- 英
- serum (Z), blood serum
- 血液を凝固させて生じた血餅を取り除いて得られる黄色い透明な液体 (SP.484)
- 血漿からフィブリノーゲンと凝固因子を取り除いたもの
関連
検査
保存
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- 英
- electrophoresis、migration、electrophoretic
- 関
- 移入、転位、電気泳動、電気泳動的、電気泳動法、等速電気泳動、遊走、泳動法
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- 英
- electricity、electro、electric
- 関
- エレクトロ、電気的
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- 英
- electrophoresis
- 関
- 蛋白分画