- 2歳の女児。発熱、咳嗽および呼吸困難を主訴に来院した。前日から発熱し、当日朝から咳嗽が出現した。夕方から嗄声が出現した。夜になって犬が吠えるような咳がみられるようになり、呼吸が苦しそうだったため、母親に連れられて受診した。意識は清明だが、顔色はやや不良である。呼吸数30/分。軽度の陥没呼吸を認める。SpO2 94%(room air)。
- 胸部の聴診で聴取される可能性が最も高いのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 36歳の男性。会社の健康診断で初めて異常値を指摘されて来院した。自覚症状はない。既往歴に特記すべきことはない。間食が多く、夜は外食が多い。運動は特にしていない。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。父親が高血圧症、脂質異常症および糖尿病のため治療中である。身長170cm、体重81kg、腹囲96cm。脈拍80/分、整。血圧138/82mmHg。肥満以外に身体診察で異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液生化学所見:空腹時血糖103mg/dl、HbA1c(NGSP)6.3%(基準4.6~6.2)、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl、トリグリセリド183mg/dl、HDLコレステロール35mg/dl、LDLコレステロール152mg/dl、AST 32IU/l、ALT 30IU/l、γ-GTP 46IU/l(基準8~50)。
- まず行う対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107F022]←[国試_107]→[107F024]
[★]
- 22歳の男性。健康診断の胸部エックス線写真で心陰影の拡大を指摘され来院した。自覚症状はない。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はない。脈拍72/分、整。血圧108/64mmHg。心尖部に汎収縮期雑音(全収縮期雑音)を聴取する。呼吸音に異常を認めない。下腿に浮腫を認めない。心電図は洞調律で、左側前胸部誘導でR波の高電位を認める。心エコー図(左室短軸像)(別冊No.3A、B)を別に示す。後日行った冠動脈造影では異常を認めなかった。
- 治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107F020]←[国試_107]→[107F022]
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