- 20歳の男性。大学を休んでいることを心配した母親に伴われて来院した。大学3年生の月から半年間休んでいる。昼夜逆転の生活を送っているが、趣味のバンドの練習には週に3日参加している。礼節は保たれ、服装も整っている。「大学には行っていないけど、これといって嫌なことがあるわけじゃない。バンドは楽しいけど、逃げているだけのようにも思う。将来のことを考えると、自分がどうしたらいいのか分からない」と語った。思考はまとまっており、抑制はみられず、静穏である。身体診察では異常所見を認めない。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 88歳の女性。発熱、咳、痰および呼吸困難を主訴に来院した。胸部エックス線写真と胸部単純CTとで特発性間質性肺炎の急性増悪に気道感染症の合併が疑われ、入院した。抗菌薬と副腎皮質ステロイドとの投与を受け、軽快してきた。入院後10日に、体温37℃台の発熱があり、咳嗽も増悪した。胸部エックス線写真で両側肺野の浸潤影と網状影とを認めたため抗菌薬を変更し、副腎皮質ステロイドの投与を続けたが奏効せず、呼吸不全で入院後23日に死亡した。死因や肺病変の診断を目的に病理解剖を行った。病理解剖の肺組織のH-E染色標本(別冊No.3A、B)を別に示す。
- 診断として考えられるのはどれか。
[正答]
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- 7歳の女児。学級で一番小さいことを主訴に来院した。身長111cm(-2.7SD)、体重16.0kg(-2.5SD)。身体所見では、身長、体重以外に特記すべき異常を認めない。尿所見:比重1.024、蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球450万、Hb 13.5g/dl、Ht 41%、白血球7,300、血小板35万。血液生化学所見:血糖98mg/dl、総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.2g/dl、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.4mg/dl、総コレステロール130mg/dl、総ビリルビン0.9mg/dl、AST 18IU/l、ALT 17IU/l、CK 42IU/l、ALP 650IU/l(基準338~908)、Na 140mEq/l、K 4.5mEq/l、Cl 106mEq/l、Ca 9.5mg/dl。静脈血ガス分析(room air):pH 7.39、PaCO2 38Torr、HCO3- 22mEq/l。
- 診断に有用でないのはどれか。
[正答]
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