- 65歳の女性。全身倦怠感を主訴に来院した。1か月前に全身倦怠感が出現し、徐々に増悪した。2週前に知人に皮膚の黄染を指摘された。既往歴に特記すべきことはない。体温36.6℃。眼球結膜に黄染を認める。血液所見:赤血球374万、Hb 12.0g/dl、Ht 36%、白血球7,700、血小板19万。血液生化学所見:総蛋白6.3g/dl、アルブミン3.5g/dl、尿素窒素7mg/dl、クレアチニン0.5mg/dl、総ビリルビン12.8mg/dl、直接ビリルビン9.6mg/dl、AST 140IU/l、ALT 283IU/l、LD 210IU/l(基準176~353)、ALP 1,970IU/l(基準115~359)、γ-GTP 399IU/l(基準8~50)。CRP 0.4mg/dl。
- 認められる可能性が最も高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107E048]←[国試_107]→[107E050]
★リンクテーブル★
[★]
- 13歳の男子。左殿部の痛みを主訴に来院した。2日前、運動後に左殿部の痛みを自覚し、その後同部に腫れも出現した。同様のエピソードは過去に経験したことがないという。意識は清明。体温36.2℃。脈拍84/分、整。血圧116/72mmHg。左殿部は硬く腫脹し、圧痛を認める。発赤と皮疹とを認めない。血液所見:赤血球375万、Hb 11.2g/dl、Ht 35%、白血球6,800、血小板38万、PT 11.0秒(基準10~14)、APTT 56.0秒(基準対照32.2)、フィブリノゲン220mg/dl(基準200~400)、血清FDP 12μg/dl(基準10以下)。CRP 0.3mg/dl。
- 殿部痛の原因として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107E049]←[国試_107]→[107E051]
[★]
- 54歳の男性。5日前からの咽頭痛と発熱とを主訴に来院した。意識は清明。開口制限はないが、軽度の喘鳴がある。前頸部に発赤、腫脹および圧痛を認める。咽頭に軽度の発赤と腫脹とを認める。身長172cm、体重54kg。体温38.2℃。脈拍84/分、整。血圧100/66mmHg。呼吸数20/分。SpO2 92%(room air)。血液所見:赤血球438万、Hb 14.4g/dl、Ht 42%、白血球21,100、血小板15万。CRP 41mg/dl。頸部の写真(別冊No.5A)と頸部造影CT(別冊No.5B、C)とを別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107E047]←[国試_107]→[107E049]
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