- 88歳の女性。皮疹を主訴に来院した。3年前から右大腿に皮疹が出現し徐々に拡大してきた。痒みや痛みはない。右大腿伸側に長径約5cmで一部にびらんを伴う紅斑局面がある。意識は清明。身長164cm、体重62kg。脈拍64/分、整。血圧124/84mmHg。呼吸数24/分。血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。初診時の大腿の写真(別冊No.4A)と病変部の生検組織のH-E染色標本(別冊No.4B)とを別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 32歳の男性。不眠を主訴に来院した。消防隊員として大規模災害の支援に災害発生の翌日から派遣され、厳しい状況下で2週間救助活動を行った。その後元の職場に戻り、しばらくは問題なく過ごし、むしろ以前よりも真剣に仕事をこなしていた。しかし救助活動から戻った約2か月後から何度も夜中に覚醒するようになり、いらいらして集中力も落ちてきたため産業医に相談し受診した。特記すべき既往歴はない。仕事への意欲はあり、疲労感の増大はみられない。
- 診断のために重要な質問はどれか。
- a 「嫌な情景が急に浮かんでくることがありますか」
- b 「家族につらい症状を話すと少しは楽になりますか」
- c 「今晩も眠れないのではないかと不安になりますか」
- d 「ひどく気持ちが落ち込んで、それが何日も続いていますか」
- e 「以前は楽しかったことを楽しめなくなったように感じますか」
[正答]
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[★]
- 30歳の女性。右眼の疼痛、充血および霧視を主訴に来院した。眼底に異常を認めない。視力は右0.9(矯正不能)、左1.2(矯正不能)。眼圧は右11mmHg、左12mmHg。フルオレセイン染色後の前眼部写真(別冊No.5)を別に示す。
- 治療薬として適切なのはどれか。
- a 抗菌点眼薬
- b 抗真菌点眼薬
- c アシクロビル眼軟膏
- d 副腎皮質ステロイド点眼薬
- e プロスタグランディン関連点眼薬
[正答]
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