汎収縮期雑音
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Japanese Journal
- 急性心筋梗塞後に前収縮期雑音と全収縮期雑音を認めた64歳男性
- 紺田 利子,田辺 一明,八木 登志員,川井 順一,盛岡 茂文
- Journal of cardiology 41(1), 47-50, 2003-01-15
- NAID 10010226460
- 収縮後期雑音を有する特発性僧帽弁逸脱の経年変化 : クリック単独および全収縮期雑音例との対比検討 : 第58回日本循環器学会学術集会
- 福田 信夫,田畑 智継,井内 新,真鍋 和代,影治 好美,佐々木 美和,濱 美紀,大木 崇,伊東 進
- Japanese circulation journal 58(SupplementI), 272, 1994-03-01
- NAID 110002592326
- 僧帽弁腱索断裂による急性僧帽弁閉鎖不全を合併した肥大型心筋症の1例
- 山崎 文靖,土居 義典,小田原 弘明,浜重 直久,近森 大志郎,楠目 修,米沢 嘉啓,小沢 利男
- 日本内科学会雑誌 78(4), 557-560, 1989
- … 3年前より労作時の胸部圧迫感・息切れを自覚し,心雑音・心電図異常も指摘されていた62才,男性が,急性左心不全のため入院した.心尖部に全収縮期雑音を聴取し,心エコーにて非対称性中隔肥大,僧帽弁弁尖の接合不全および後尖の左房内への反転を認め,後尖腱索断裂による急性僧帽弁閉鎖不全と診断した.心不全の内科治療の後,僧帽弁置換術を行い,後尖内側の一次腱索に断裂を認め,組織学的には粘液変性像がみられた.ま …
- NAID 130000900901
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- 2010年3月9日 ... 三尖弁閉鎖不全 †. 右室収縮期圧が十分に上昇しているとき全収縮期雑音となる; 雑音 はやや低調; 第4~5肋間胸骨左縁に最強点; 吸気により雑音が増強(Rivero-Carvallo 徴候) 音声リンク. ↑ ...
- Ⅰ音とは音質がまったく違う高音; 弁下部狭窄とでは類似した収縮期雑音が聴取される が駆出音は認められない .... 全収縮期雑音. 概念; 全収縮期にわたり内圧が高値な心室 や大血管から、低値の心室や大血管への血流により生じる; 僧帽弁閉鎖不全; 雑音は ...
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★リンクテーブル★
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- 47歳の女性。17歳のときにリウマチ熱に罹患した。20歳後半から坂道で息切れと動悸を感じるようになった。最近は平地歩行でも息苦しくなったので来院した。来院時のカラーDoppler心エコー図を次に示す。
[show details]
- I音の亢進
- III音
- 全収縮期雑音
- リウマチ熱
- リウマチ性弁膜症
- エコー
- MR
- 心不全?
- 坂道での息切れ動悸。最近は平地歩行でも息が苦しくなった。
- NYHA分類II :坂道で息切れと動悸
- NYHA分類III:平地歩行でも息苦しくなった
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- 僧帽弁逸脱症 MVPで、僧帽弁尖が心房に突出する。中年女性に多く、強震小葉の症状や心室性期外収縮が認められる。
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- MSの所見。MSでは心尖でopen snap+descrescend → crescend(心房筋の収縮)
- 心房細動では心房全体の収縮が無くなり収縮前期雑音は消失する。
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- 52歳の男性。労作時の息切れを主訴に来院した。1か月前に歯科治療を受け、数日後に全身倦怠感と発熱とが出現した。その後、労作時の息切れが出現し、徐々に増悪したため来院した。既往歴に特記すべきことはない。意識は清明。体温38.5℃。脈拍104/分、整。血圧140/82mmHg。心尖部で3/6度の全収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。神経学的に異常を認めない。血液培養検査にてグラム陽性球菌が検出された。抗菌薬の静注を開始したが、炎症所見の改善はみられなかった。心エコー図(別冊No.14)を別に示す。
- この病態で出現すると考えにくいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105D039]←[国試_105]→[105D041]
[★]
- 22歳の男性。健康診断の胸部エックス線写真で心陰影の拡大を指摘され来院した。自覚症状はない。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はない。脈拍72/分、整。血圧108/64mmHg。心尖部に汎収縮期雑音(全収縮期雑音)を聴取する。呼吸音に異常を認めない。下腿に浮腫を認めない。心電図は洞調律で、左側前胸部誘導でR波の高電位を認める。心エコー図(左室短軸像)(別冊No.3A、B)を別に示す。後日行った冠動脈造影では異常を認めなかった。
- 治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107F020]←[国試_107]→[107F022]
[★]
- 75歳の女性。2時間持続する激しい前胸部痛を主訴に来院した。意識は清明。脈拍88/分、整。血圧104/88mmHg。呼吸数16/分。心音と呼吸音とに異常を認めなかった。心電図のV1-V5誘導でST上昇を認めたため、緊急入院し、治療を行った。入院後3日、突然の呼吸困難を自覚した。脈拍104/分、整。血圧90/70mmHg。呼吸数24/分。心音の聴取で、入院時に認めなかった全収縮期雑音を認める。
- この時点の病態として考えられるのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I078]←[国試_106]→[106I080]
[★]
- 62歳の女性。安静時の息切れを主訴に来院した。60歳ころから心雑音を指摘されていたが、放置していた。6か月前から労作時の息切れと動悸とを感じるようになった。脈拍84/分、整。血圧126/74mmHg。呼吸音に異常を認めない。収縮終期心エコー図(別冊No.7A)と収縮中期カラードプラ心エコー図(別冊No.7B)とを別に示す。
- 聴診所見はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A024]←[国試_104]→[104A026]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106G022]←[国試_106]→[106G024]
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[正答]
※国試ナビ4※ [113D008]←[国試_113]→[113D010]
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- 英
- pansystolic murmur, holosystolic murmur
- 同
- 全収縮期雑音
- 関
- 収縮期雑音
- 収縮期が始まるとMRの場合は左室圧が左房圧を、TRの場合は右室圧が右房圧を、VSDの場合は左室圧が右室圧をすぐに上回る。このために雑音はcrescendoで始まらずに、最初からmaxの強さでpansystolic murmurが聴取される。(PHD.41)
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- 関
- pansystolic murmur
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- 英
- noise
- 関
- ノイズ、心雑音、部分音
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- 英
- systolic murmur SM、systolic bruit
- 関
- 収縮期性心雑音、収縮期心雑音、腱索断裂、心雑音
収縮期雑音 systolic murmur
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- 英
- systole
- 同
- 心室収縮期 ventricular systole ← 心房収縮期もあるが、一般的に収縮期と言えば心室収縮期を指す
- 関
- [[]]
定義
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- 英
- tone、sound
- 関
- 緊張、緊張度、トーン、響く、健全