- 37歳の1回経妊0回経産婦。妊娠35週0日。昨夜から胎動の減少を自覚し来院した。これまでの妊娠経過は順調であった。身長160cm、体重56kg(非妊時52kg)。血圧110/68mmHg。尿検査:蛋白(-)、糖(-)。子宮底長28cm、腹囲85cm。Leopold診察法では、第1頭位であった。胎児心拍は136/分であった。両下肢に浮腫を認めない。超音波検査を行うことにした。
- 注意して観察すべき項目はどれか。2つ選べ。
- a 羊水量
- b 胎盤の位置
- c 胎児推定体重
- d 子宮壁の厚さ
- e 胎児後頸部浮腫
[正答]
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[★]
- 63歳の男性。胸痛と呼吸困難とを主訴に来院した。1か月前から歯痛があったが、そのままにしていた。4日前から頸部の腫れを自覚していた。本日夜間に発熱と胸痛とを自覚し、呼吸困難が次第に増悪したため救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。身長165cm、体重67kg。体温39.5℃。脈拍112/分、整。血圧100/70mmHg。呼吸数18/分。SpO2 93%(room air)。頸部に発赤腫脹を認め、呼吸は促迫している。血液所見:赤血球420万、Hb 14.1g/dl、Ht 43%、白血球17,000(桿状核好中球8%、分葉核好中球72%、好酸球1%、好塩基球1%、単球2%、リンパ球16%)、血小板28万。CRP 30mg/dl。胸部エックス線写真(別冊No.4A)と胸部造影CT(別冊No.4B)とを別に示す。気道確保を行い抗菌薬を投与し、集中治療室に入院させた。
- 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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- 57歳の男性。胸痛を主訴に来院した。2か月前から階段を昇るときに前胸部痛が出現し、2~3分の安静で消失していた。これまで心疾患を指摘されたことはない。脈拍72/分、整。血圧136/80mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。安静時心電図は正常である。201Tl運動負荷心筋血流SPECT(別冊No.3)を別に示す。
- 正しいのはどれか。
- a 左室前壁の虚血
- b 心室中隔の虚血
- c 左室下壁の虚血
- d 左室心内膜下の虚血
- e 虚血はみられない
[正答]
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