- 65歳の男性。徐々に増大する左頸部の腫瘤と嚥下障害とを主訴に来院した。左頸部に径2.5cmのリンパ節を触知し、同部位の穿刺吸引細胞診で扁平上皮癌と診断された。喫煙は20本/日を30年間。飲酒は日本酒合/日を45年間。喉頭内視鏡像(別冊No.7)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 53歳の女性。血痰を主訴に来院した。半年前から咳嗽と喀痰とを自覚していたがそのままにしていた。2週前から血痰があった。発熱はない。毎年の健康診断時に胸部エックス線写真で異常を指摘されていたが、変化を認めないため治療は受けていなかった。身長150cm、体重37kg。体温36.8℃。脈拍68/分、整。血圧112/66mmHg。呼吸数16/分。SpO2 96%(room air)。右前胸部にcoarse cracklesを聴取する。喀痰検査:Ziehl-Neelsen染色でGaffky3号。血液所見:赤血球356万、Hb 12.1g/dl、Ht 32%、白血球5,700(桿状核好中球15%、分葉核好中球45%、好酸球1%、単球14%、リンパ球25%)、血小板22万。CRP 1.0mg/dl。結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法(IGRA)は陰性。胸部エックス線写真で気管支拡張所見を認めるが、1年前の健康診断時の所見と変化を認めない。肺野条件の胸部単純CT(別冊No.8)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D026]←[国試_107]→[107D028]
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- 68歳の女性。1週前からの右眼の視力低下を主訴に来院した。10年前から高血圧症で内服中である。前眼部に異常を認めない。視力は右0.1(矯正不能)、左1.5(矯正不能)。眼圧は右15mmHg、左14mmHg。右眼の眼底写真(別冊No.6)を別に示す。蛍光眼底造影では広範な血管閉塞を示す虚血の所見を認める。左眼の眼底には異常を認めない。
- 今後起こりうる合併症はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D024]←[国試_107]→[107D026]
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