- 38歳の女性。発熱と咽頭痛とを主訴に来院した。10日前に38℃の発熱と咽頭痛のため自宅近くの診療所を受診したところ、「風邪でしょう」と言われ、消炎鎮痛薬を処方され3日間内服した。一旦症状は軽快したものの、昨日から強い咽頭痛と39℃の発熱とが出現した。血圧110/80mmHg。咽頭発赤と両側の扁桃腫大とを認める。呼吸音に異常を認めない。腹部に圧痛を認めない。血液所見:赤血球430万、Hb 14.8g/dl、Ht 45%、白血球1,100(桿状核好中球6%、分葉核好中球12%、好酸球5%、単球6%、リンパ球71%)、血小板25万。
- まず行うべき対応として適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 生後25日の男児。皮膚の黄染を主訴に来院した。1日に7、8回母乳を与えている。血液所見:赤血球423万、Hb 12.3g/dl、Ht 46%、白血球7,600、血小板21万。血液生化学所見:総ビリルビン11.3mg/dl(基準0.3~5.3)、直接ビリルビン9.5mg/dl(基準0.2~1.3)、AST 98IU/l、ALT 128IU/l。患児の便の写真(別冊No.18)を別に示す。
- この児への対応で適切なのはどれか。
- a 母乳をやめさせる。
- b 整腸剤を処方する。
- c 1か月後の再診を指示する。
- d 精査目的の入院を指示する。
- e 便のウイルス抗原を検査する。
[正答]
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- 53歳の女性。下腹部のしこりを主訴に来院した。経腟超音波検査と腹部MRIとで両側卵巣に充実性の腫瘤と少量の腹水とを認める。腫瘍マーカーはCEA 15.7ng/ml(基準5以下)、CA19-9 17.5U/ml(基準37以下)、CA125 56.7U/ml(基準35以下)。開腹時の腹部写真(別冊No.19A)と摘出された卵巣腫瘍のH-E染色標本(別冊No.19B)とを別に示す。
- 診断を確定するために追加すべき検査として最も適切なのはどれか。
[正答]
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