- 24歳の女性。全身性エリテマトーデス(SLE)再燃のため入院した。17歳の時にSLEと診断され、副腎皮質ステロイドの大量投与を受け寛解した。その後大学を卒業し、現在婚約中である。今回入院時は腎症を合併しており、免疫抑制薬による治療について婚約者同席で説明を受け、同意のもと治療が開始された。夕食後に部屋にいなかったため探すと、誰もいない外来で泣いているのを発見した。
- 心理状態を考慮した医師の対応として適切なのはどれか。
- a 必ず治ると保証する。
- b 泣いてはいけないと叱る。
- c 強い心で病気に勝つように励ます。
- d 共感的態度で共に現状を受け止める。
- e 後ろ向きな言葉があれば逐一否定する。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 60歳の男性。悪性腫瘍の治療中である。医療保険が適用される標準的抗癌化学療法の効果が十分でないため、海外ではすでに発売されている新薬を加えた併用療法を強く希望している。この新薬は国内ではまだ保険適用がなく、保険診療との併用も認められていない。
- この新薬を使う場合の治療費に関する説明として適切なのはどれか。
- a 「標準的治療も含めて全額が自己負担になります」
- b 「新薬の費用も含めて全額が保険で支払われます」
- c 「新薬の費用も含めて一部が自己負担になります」
- d 「併用する新薬の費用に限り自己負担になります」
- e 「新薬とは別の保険適用薬を使ったことにします」
[正答]
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- a 48時間ごと
- b 96時間ごと
- c 1週間ごと
- d 2週間ごと
- e 定期的な入れ替えは不要
[正答]
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