- 70歳の女性。脳梗塞を発症し、病院での急性期治療とリハビリテーションを終えて退院した。動作は緩慢であるが日常生活に支障はない。月1回、外来で降圧薬と抗凝固薬とを処方されている。介護保険の申請をしたが非該当と判定された。
- 介護予防について主治医が勧める相談先として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107H021]←[国試_107]→[107H023]
★リンクテーブル★
[★]
- 33歳の女性。不安感、不眠および頭重感を主訴に来院した。初診時、外来担当医は、患者に対して抗不安薬であるジアゼパム2mg、1日3回の内服処方のつもりで処方箋を交付した。2週後、患者によると不眠と頭痛とは軽減したが、日中の眠気が強くふらつきが出るという。電子カルテ上の履歴を確認したところ、ジアゼパムが1回2mgではなく5mg、合計1日15mgで処方箋が交付されていた。担当医は1日15mgまでは保険診療での処方が可能であることはあらかじめ知っている。
- 担当医がまず患者にかける言葉として適切なのはどれか。
- a 「薬がよく効いているようなので転倒に注意してください」
- b 「前回に調剤の段階で誤って薬の量が多く出てしまったようです」
- c 「あなたには少し量が多すぎたかもしれないので薬を減量します」
- d 「あなたにはこの薬が合わないようですから種類を変えてみましょう」
- e 「前回に処方した薬の量が誤っていました。申し訳ございませんでした」
[正答]
※国試ナビ4※ [107H022]←[国試_107]→[107H024]
[★]
- 56歳の男性。食思不振と体重減少とを訴え検査入院となり、病期Ⅳの胃の低分化腺癌と診断された。近日中に家族と面談することになったが、患者本人は「家族には必ず治る状態であると伝えて欲しい」と希望した。
- 医師の最初の返答として適切なのはどれか。
- a 「嘘をつくことはできません」
- b 「どうしてそうおっしゃるのですか」
- c 「ご家族との面談を中止しましょう」
- d 「あなたからご家族にお伝えください」
- e 「ご家族にはもっと軽い病状であると伝えましょう」
[正答]
※国試ナビ4※ [107H020]←[国試_107]→[107H022]
[★]