- 33歳の2回経妊1回経産婦。無月経を主訴に来院した。経腟超音波検査で子宮内に胎嚢と心拍とが確認され、妊娠6週日の単胎妊娠と診断した。妊娠9週2日に施行した経腟超音波検査で子宮内胎児死亡と絨毛膜の異常とが確認されたため子宮内容除去術を行った。術前の血中hCG値は397,100mIU/ml。妊娠9週2日の経腟超音波像(別冊No.20A)と子宮内組織のH-E染色標本(別冊No.20B、C)とを別に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D039]←[国試_107]→[107D041]
★リンクテーブル★
[★]
- 17歳の男子。右陰嚢部の疼痛を主訴に来院した。痛みは本日早朝から出現し、3時間経過後も増強傾向である。意識は清明。身長175cm、体重76kg。体温36.5℃。脈拍92/分、整。血圧130/70mmHg。患側の精巣挙筋反射は消失している。血液所見:赤血球487万、Hb 14.2g/dl、Ht 36%、白血球6,200、血小板23万。血液生化学所見:尿素窒素12mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl。左右の陰嚢のパワードプラ超音波像(別冊No.21)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D040]←[国試_107]→[107D042]
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- 53歳の女性。下腹部のしこりを主訴に来院した。経腟超音波検査と腹部MRIとで両側卵巣に充実性の腫瘤と少量の腹水とを認める。腫瘍マーカーはCEA 15.7ng/ml(基準5以下)、CA19-9 17.5U/ml(基準37以下)、CA125 56.7U/ml(基準35以下)。開腹時の腹部写真(別冊No.19A)と摘出された卵巣腫瘍のH-E染色標本(別冊No.19B)とを別に示す。
- 診断を確定するために追加すべき検査として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D038]←[国試_107]→[107D040]
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