- 8か月の男児。最近笑わなくなったことを心配した両親に連れられて来院した。在胎39週3日、3,240g、Apgarスコア8点(1分)、10点(5分)で出生した。母乳栄養。追視とあやし笑い2か月、定頸3か月、お坐り6か月。7か月過ぎから笑うことが少なくなり、表情も乏しくなってきた。お坐りは一時期手を離して坐っていられたが、最近は両手を前についていないと坐っていられない。2週前からうなずくような動作をよく反復する。うなずきに同期して両手を上げるような動作をする。
- 考えられる疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D044]←[国試_107]→[107D046]
★リンクテーブル★
[★]
- 35歳の女性。腰痛を主訴に来院した。自宅近くの医療機関で腰椎骨密度低値を指摘され、紹介されて受診した。33歳時の分娩後から腰痛が出現し、以後持続している。28歳時の分娩後にも、同様に腰痛が出現していた。身長155cm、体重42kg。夫と子供2人の人暮らしで、本人が家事と育児とを行っている。喫煙歴はなく、飲酒は機会飲酒である。体温、呼吸、脈拍および血圧に異常を認めない。眼球の青色強膜と難聴とを認める。脊柱には軽度の後弯変形を認めるが、上肢と下肢とに神経学的異常を認めない。
- 診断のために聴取すべき最も重要な情報はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D045]←[国試_107]→[107D047]
[★]
- 69歳の女性。両上肢の感覚異常を主訴に来院した。数か月前から両手から上腕にかけてびりびりした感覚を自覚し、増悪したため受診した。24歳時に関節リウマチと診断され、以後、現在まで薬物治療を継続している。7年前に両側膝関節の人工関節置換術、3年前に右肘の人工関節置換術、1年前に右手指伸筋腱断裂に対する手術を受けている。歩行は不安定で杖を用いてかろうじて自力歩行している。意識は清明。体温、呼吸、脈拍および血圧に異常を認めない。握力は右9.5kg、左7.0kg。
- 現在の症状をきたす病変部位はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D043]←[国試_107]→[107D045]
[★]