- 6か月の乳児。嘔吐と下痢とを主訴に来院した。2日前の健康診査で身長67cm、体重7,520gであった。昨日から嘔吐が出現し、本日になり白っぽい下痢が頻回となったため受診した。受診時、体重6,670g、体温37.2℃。心拍数136/分、整。血圧64/40mmHg。血液生化学所見:尿素窒素42mg/dl、クレアチニン0.6mg/dl、Na 128mEq/l、K 3.2mEq/l、Cl 88mEq/l。
- この児で考えられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 32歳の男性。会社から勧められたため、両親に伴われて来院した。大学を卒業後、現在の会社に営業職として勤務し成績は良好であった。昨年、「同僚が自分の悪口を言っている」、「同僚に嫌がらせをされる」と訴えたため、3か月間の入院治療を受けた。退院後、外来通院していたものの、徐々に口数が減り、服装もだらしなくなり、遅刻が頻繁になった。毎年提出していた営業計画も立てられなくなったため会社に受診を勧められた。
- 症状の評価に有用なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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- 70歳の男性。歩行障害を主訴に来院した。10年前に右手の振戦が出現し、Parkinson病と診断され、以後内服薬治療を継続している。次第に体の自由が利かなくなった。ここ数年体重の変化はなかった。意識は清明で認知障害はない。眼球運動は正常で仮面様顔貌と構語障害とがあり小声で早口である。四肢では特に右上肢で中等度の筋強剛と静止時振戦とを認める。起立は自力でできるが、姿勢反射障害があり突進現象がみられる。Romberg徴候は陰性で感覚障害はなく、腱反射は正常である。
- 現時点のリハビリテーションで最も有用なのはどれか。
[正答]
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