- 2か月の乳児。咳を主訴に来院した。2週前から咳が出現し、次第に咳が増悪するため受診した。咳は発作性に出現し、いったん咳が出現すると10回程度連続するという。患児は顔面を紅潮させ反復して激しくせき込んでいる。入院が必要と判断された。体温37.2℃。SpO2 98%(room air)。咽頭と胸部とに異常を認めない。
- 血液所見:赤血球394万、Hb 12.6g/dl、Ht 38%、白血球32,000(桿状核好中球1%、分葉核好中球20%、好酸球1%、リンパ球78%)、血小板21万。CRP0.3mg/dl。胸部エックス線写真に異常を認めない。
- 保護者への説明として適切なのはどれか。
- a 「隔離が必要です」
- b 「咳は数日で止まります」
- c 「病原体の迅速診断が可能です」
- d 「ペニシリン系抗菌薬が有効です」
- e 「気管支拡張薬の吸入が有効です」
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 38歳の男性。発熱を主訴に来院した。3か月前から38℃台の発熱と多発するアフタ性口内炎とが出現するようになった。1か月前から両眼が赤くなり、まぶしく感じるようになった。身長164cm、体重65kg。体温38.2℃。脈拍92/分、整。血圧128/78mmHg。呼吸数14/分。両眼が充血しており、左眼に前房蓄膿を認める。下~に皮疹がみられた。尿検査と血液検査とを行い、2日後に再診した。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球420万、Hb 13.0g/dl、Ht40%、白血球12,800、血小板42万。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.4g/dl。CRP 12mg/dl。皮疹のみられた下腿の写真(別冊No.24)を別に示す。再診時に採血部位に小膿疱が生じていた。
- この膿疱内容物の培養で予想されるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 53歳の男性。3か月前からの右耳鳴を主訴に来院した。鼓膜に異常を認めない。頭部造影MRIのT1強調像(別冊No.25)を別に示す。
- この患者の右側の検査所見として予想されるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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