[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- a 原因物質へのばく露がなくなると病状の進行は止まる。
- b 植物由来物質が原因に含まれる。
- c 診断には職業歴が重要である。
- d 肺癌は重要な合併症である。
- e 線維増殖性の疾患である。
[正答]
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[★]
- 若年者の難治性痔瘻の原因で最も可能性が高いのはどれか。
[正答]
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[★]
[★]
- 英
- restless legs syndrome, RLS
- 同
- 下肢静止不能症候群、ムズムズ脚症候群、レストレスレッグ症候群
- 関
- 下肢静止不能、エクボム症候群。睡眠障害
概念
- 入眠前の不快な足の感覚によって特徴づけられ、足を動かさずにはいられなくなるような衝動を生じる
疫学
- 40-50歳で急激に上昇する
- 20歳(10%)-90歳(30%)まで漸増する
病型
- 鉄欠乏性貧血
- 終末期腎疾患
- 妊娠
- 末梢神経障害
- パーキンソン病
- その他
診断
診断基準
- 2003 NIH International RLS Study Group(IRLSSG)による
- 1.脚を動かしたいという強い欲求が存在し、また通常その欲求が、不快な下肢の異常感覚に伴って生じる
- 2.静かに横になったり座ったりしている状態で出現、増悪する
- 3.歩いたり下肢を伸ばすなどの運動によって改善する
- 4.日中より夕方・夜間に増強する
診断を補助する特徴
- 1.家族歴
- 2.ドパミン作動薬による効果
- 3.睡眠時のperiodic leg movementsが睡眠ポリグラフ検査上有意に多く出現
鑑別診断
- 鉄欠乏、パーキンソン病、人工透析患者、妊娠、リウマチ性疾患、糖尿病、多発ニューロパチー
- 抗精神病薬に伴うアカシジア:落ちつきのなさが特徴であり、じっとしていることができないが、不快な異常感覚を伴わず、概日リズムもなく、運動も全身性であることなどから鑑別
- 夜間の有痛性筋痙攣
- painful legs and moving toes syndrome 痛む脚と動く趾症候群:足趾に出現し、痛みに伴いゆっくりとした指の動きを不随意に呈し、概日リズムもなく、動かしたい衝動ではないことから鑑別
治療
- 確立された治療法はない
非薬物療法
薬物療法
- 日本神経治療学会 - 標準的神経治療より
-
- ベンゾジアゼピン系薬物:クロナゼパム
- 抗けいれん薬:ガバペンチン
- オピオイド
- 鉄剤
- KPS.835
- ベンゾジアゼピン系薬、レボドパ、あへん類、プロプラノロール、バルプロ酸、カルバマゼピン
参考
- https://www.jsnt.gr.jp/guideline/img/restless.pdf
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