- 28歳の男性。仕事中に落ち着きがないことを心配した会社の上司に伴われて来院した。 3か月前から元気がなく、仕事を休みがちであった。ところが、 1週前から朝早く出社し、与えられた仕事をこなすだけでなく、次々と新しい企画の計画書を作成しては、上司に対して繰り返し説明を続けるようになった。母親がうつ状態で入院したことがある。
- この患者の発言として考えられるのはどれか。
- a 「同僚から嫌がらせをされています」
- b 「頭の中に上司の考えが入ってきます」
- c 「夜まったく眠らなくても大丈夫です」
- d 「自分の考えは上司に操られています」
- e 「仕事の内容を何度も確認しないと安心できません」
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 病院内のある委員会の様子を示す。
- 委員長 :これから委員会を開催します。まず、 MRSAの分離状況について検査部から報告をお願いします。
- 検査部委員: 1月はMRSAの感染率、罹患率とも前月までと比較して大きく上回っていました。
- 委員長 :それは好ましくない状況ですね。手洗いの状況はどうですか。看護部から報告をお願いします。
- 看護部要員:先月は手洗い実施の程度を表す消毒用アルコールの消費量が少なかったようです。さっそく手洗いを各部署に徹底させたいと思います。
- 委員長 :よろしくお願いします。抗菌薬の使用状況はどうですか。薬剤部から報告をお癖いします。
- 薬剤部要員:先月はカルバぺネム系抗菌薬の長期使用件数が増加していました。
- 委員長 :それは好ましくない状況ですね。広域抗菌薬の使用は最小限にとどめ、抗菌薬を適正に使用するよう、各部署への通知をお願いします。
- この委員会の名称として考えられるのはどれか。
[正答]
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- 20歳の男性。火災で受傷したため搬入された。 2時間前に自宅で就寝中に火炎となり、廊下で倒れているところを発見された。意識レベルはJCS I-2。体温37.0℃。呼吸数34/分。脈拍112/分、整。血圧90/62mmHg。嗄声があり、喘鳴を聴取する。顔面、胸部、右上肢に水疱形成を伴う熱傷創がみられる。心音に異常を認めない。動脈血ガス分析(自発呼吸、マスクで酸素投与6L/分) :pH 7.36、PaC02 45Torr、PaO2 160Torr、HCO3- 25.0mEq/l、血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度 15%(基準1以下)。
- まず行うべき対応はどれか。
[正答]
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