- 8月上旬のある日。午後3時過ぎに、都市部にある中学校の生徒8人が相次いで、頭痛、咽頭痛、咳、目がチカチカするなどの訴えで来院した。いずれの生徒も校庭でクラブ活動をしていたという。天気は快晴。気温35.2℃、湿度60%。風向および風速は南南西の風1.2メートル/秒であった。
- この現象の原因物質の生成に関与するのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 50歳の男性。食事の際の胸につかえる感じを主訴に来院した。数年前から急いで食事をすると胸のつかえ感が出現するため、食習慣に注意していたが症状はゆっくり進行し、最近では嘔吐することもあった。体重は最近1年間で5kg減少した。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。上部消化管内視鏡検査では食道の拡張、食道内の食物残渣および胃粘膜の軽度萎縮を認める。上部消化管造影写真(別冊No.12A)と次に行った食道内圧検査の結果(別冊No.12B①~⑤)とを別に示す。
- 嚥下時の食道内圧検査所見のうち、確定診断の根拠となったのはどれか。2つ選べ
- a ①の収縮圧が低い。
- b ②~④で同時に収縮している。
- c ②~④で第2の弱い収縮を認める。
- d ③の収縮圧が低い。
- e ⑤の圧が下がらない。
[正答]
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- 19歳の男性。「ご飯に毒が入っている」と言い、食事をしない状態が続いているため両親に伴われて来院した。3か月前から自室に閉じこもりがちになった。両親ともあまり接触しようとせず、ときに独り言が聞かれ、興奮して大声を出すこともあった。入院治療の必要性を説明したが、患者はかたくなに入院を拒否している。両親は入院を希望している。
- この患者に適用される入院形態に関して正しいのはどれか。2つ選べ。
- a 保護者の同意が必要である。
- b 知事への届出が必要である。
- c 治療費は全額公費負担となる。
- d 入院期間は72時間を超えることができない。
- e 2名以上の精神保健指定医の診察が必要である。
[正答]
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