- 67歳の男性。進行喉頭癌と診断され、昨日、甲状腺全摘を含む拡大手術を受けた。今朝から両手のしびれ感を訴えている。手指の有痛性筋痙攣を認める。
- 輸液に加えるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105D057]←[国試_105]→[105D059]
★リンクテーブル★
[★]
- 48歳の女性。意識障害のため搬入された。付き添ってきた母親によると、うつ病の通院歴があり、熟睡できないため日本酒5台を毎晩飲んでいたという。2週前から全身倦怠感が、1週前から食思不振が出現した。昨日、友人の結婚式でワインをボトル1本一気に飲み干した後、発熱が出現した。搬入時の意識レベルはJCS II-10。身長157cm、体重65kg。体温38.2℃。呼吸数24/分。脈拍108/分、整。血圧146/92mmHg。腹部に軽度の膨満を認め、心窩部に肝を4cm触知し、圧痛を認める。左肋骨弓下に脾を3cm触知する。尿所見:蛋白(-)、糖1+。血液所見:赤血球 325万、Hb 10.8g/dl、Ht 32%、白血球 13,500、血小板 8.7万。血液生化学所見:血糖143mg/dl、HbA1c 6.7%(基準4.3-5.8)、総蛋白 5.7g/dl、アルブミン 2.8g/dl、総コレステロール 116mg/dl、トリグリセリド 234mg/dl、総ビリルビン 2.7mg/dl、直接ビリルビン 2.2mg/dl、AST 134IU/l、ALT 98IU/l、ALP 420IU/l(基準115-359)、γ-GTP 757IU/l(基準8 -50)。CRP2.5mg/dl。
- この疾患の肝生検組織標本で特徴的にみられるのはどれか。 3つ選べ。
- a リンパ腫胞
- b 肝細胞風船化
- c Mallory小体
- d 分葉核好中球浸潤
- e 非化膿性破壊性胆管炎
[正答]
※国試ナビ4※ [105D056]←[国試_105]→[105D058]
[★]
- 17歳の女子。左膝の痛みを主訴に来院した。バスケットボールでジャンプして着地した際、バランスを崩して転倒した。左膝の疼痛と腫脹とが著しく、関節穿刺で30mlの血性関節液を吸引した。その後1か月で疼痛は次第に軽減したが、斜面を歩いたときに膝がガクッと曲がってしまうことが何度かあった。左膝関節を前方から見た模式図(膝蓋骨は示していない)を示す。
- この患者で損傷されている可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105D058]←[国試_105]→[105D060]
[★]