- 55歳の男性。健康診断で白血球増多を指摘され来院した。自覚症状は特にないという。身長168cm、体重65kg。体温36.6℃。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を2cm、左肋骨弓下に脾を2cm触知する。血液所見:赤血球 475万、Hb 13.4g/dl、Ht 43%、白血球 23,000(前骨髄球2%、骨髄球5%、後骨髄球3%、桿状核好中球12%、分葉核好中球58%、好酸球6%、好塩基球4%、単球3%、リンパ球7%)、血小板54万。
- 次に行う検査として適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 61歳の男性。血痰を主訴に来院した。 1か月前から全身倦怠感を自覚し、食欲が低下していた。 2日前から尿量が少なくなり、下腿に浮腫が出現した。今朝から尿が赤くなり、血痰が出るようになった。体温37.8℃。脈拍104/分、整。血圧182/108 mmHg。皮膚に出血斑を認めない。両側肺野にcoarse cracklesを聴取する。下腿に浮腫を認める。尿所見:肉眼的血尿、蛋白2+、糖(-)、潜血3+。血液所見:赤血球 250万、 Hb 7.8g/dl, Ht 23%、白血球 8,500、血小板 21万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dl、アルブミン 4.9g/dl、尿素窒素 72mg/dl、クレアチニン 5.5mg/dl、尿酸 9.2mg/dl、Na 141mEq/l、K 5.9mEq/l、Cl 102mEq/l。免疫学所見:CRP 3.2mg/dl、抗基底膜抗体陰性。
- アレルギー反応のCoombs分類で、この疾患と同じ型に属するのはどれか。
[正答]
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- 78歳の男性。 2週前からの頭痛と微熱とを主訴に来院した。 1週前から食べ物を噛んでいると顎が痛くなるので、柔らかいものを食べているという。体温37.5℃。呼吸数18/分。脈拍80/分、整。血圧138/ mmHg。右側頭部に圧痛を伴う索状物を触知する。
- この患者で留意すべき診察部位はどれか。
[正答]
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