- 新しく発売された抗菌薬Aの肺炎に対する治療効果を調べるために、新たに入院する肺炎患者を対象として、抗菌薬Aを投与した群(A群)と既存の抗菌薬Bを投与した群(B群)とに割り付けて、治療効果を入院期間で比較検討した。得られた
- 結果を表に示す。
- A群 B群 P値
- 対象者数 198人 201人
- 入院期間(平均) 8. 1日 9.6日 0. 036
- a A群はB群に比べて入院期間が平均で3.6%短い。
- b A群の入院期間の平均値の誤差は3.6%以内である。
- c A群の方がB群よりも入院期間が短くなる確率は3.6%である。
- d A群の96.4%の患者は入院期間がB群の平均入院期間よりも短い。
- e A群とB群とで入院期間に差がないのに、誤って差があるとする確率は3.6%である。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 61歳の男性。血痰を主訴に来院した。 1か月前から全身倦怠感を自覚し、食欲が低下していた。 2日前から尿量が少なくなり、下腿に浮腫が出現した。今朝から尿が赤くなり、血痰が出るようになった。体温37.8℃。脈拍104/分、整。血圧182/108 mmHg。皮膚に出血斑を認めない。両側肺野にcoarse cracklesを聴取する。下腿に浮腫を認める。尿所見:肉眼的血尿、蛋白2+、糖(-)、潜血3+。血液所見:赤血球 250万、 Hb 7.8g/dl, Ht 23%、白血球 8,500、血小板 21万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dl、アルブミン 4.9g/dl、尿素窒素 72mg/dl、クレアチニン 5.5mg/dl、尿酸 9.2mg/dl、Na 141mEq/l、K 5.9mEq/l、Cl 102mEq/l。免疫学所見:CRP 3.2mg/dl、抗基底膜抗体陰性。
- アレルギー反応のCoombs分類で、この疾患と同じ型に属するのはどれか。
[正答]
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- 50歳の男性。皮疹を主訴に来院した。 3か月前から両肩と胸部とに赤い皮疹が多発しているのに気付いていた。 25年の飲酒歴があり、肝機能障害を指摘されているが自覚症状はない。左肩の写真(別冊No.4)を別に示す。
- この皮膚症状に関連するのはどれか。
[正答]
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