- 3か月の乳児。激しい咳を主訴に来院した。 2週前に咳が出現し、次第に強くなってきた。今朝からは激しく咳込んだ後に笛が鳴るような呼吸音がしている。保育所で同様の症状の児が複数いるという。呼吸数36/分.心拍数140/分.整。両眼臆は浮腫状。咽頭は軽度発赤しており、舌圧子を入れると咳込む。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、右肋骨弓下に肝を2cm触知する。脾を触知しない。血液所見:赤血球 430万、Hb 12.0g/dl、Ht 36%、白血球 21,000(桿状核好中球6%、分業核好中球20% 単球2%、リンパ球72%)。
- 注意すべき合併症はどれか。 2つ選べ。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 38歳の男性。1か月前からの腹部膨満感と全身倦怠感とを主訴に来院した。 3年前に慢性骨髄性白血病と診断され通院治療を受けていた。しばしば治療を中断し、前回の受診は半年前である。半年で体重が5kg減少した。身長168cm、体重53kg。体温36.8℃。眼瞼結膜に貧血を認める。腹部は軽度膨隆し、右肋骨弓下に肝を6cm、左肋骨弓下に脾を10cm触知する。血液所見:赤血球280万、Hb8.2g/dl、 Ht 30%、白血球98,000(桿状核好中球5%、分業核好中球25%、好塩基球4%、好酸球1%、単球3%、リンパ球18%、芽球44%)、血小板11万。骨髄に芽球を45%認める。末梢血塗沫May-Giemsa染色標本(別冊No.20)を別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
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- 25歳の男性。排尿痛と膿性尿道分泌物とを主訴に来院した。 1週前に性行為感染の機会があった。3日前から症状に気付き受診した。直腸指診で前立腺の腫大と圧痛とを認めない。尿所見:蛋白1+、糖(-)、潜血1+、沈渣に白血球多数/1視野、赤血球20-30/l視野。
- 診断のために行う検査はどれか。 2つ選べ。
[正答]
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