- 72歳の男性。3日前から持続する腹痛と嘔吐とを主訴に来院した。徒歩にて来院したが.その後、腹痛が増悪し、外来処置室で横になっている。歩行はかろうじて可能である。40歳時に胃潰瘍で胃切除術を受けた。意識は清明。腹部は膨隆し、正中線上に手術痕がある。腸蠕動音は亢進し腹部全体に圧痛を認める。
まず行うべき検査はどれか。
- a 腹部エックス線撮影
- b 腹部血管造影
- c 上部消化管バリウム造影
- d 腹部MRI
- e 下部消化管内視鏡検査
[正答]
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[★]
- 58歳の男性。高血圧症で1年前から治療中。降圧薬によって血圧は一時改善したが、ここ2か月ほどまた血圧が高くなった。本日受診時に最近の降圧薬の服用状況について尋ねたところ「血圧の薬は飲んでいない」との返事であった。身長166cm、体重62kg。脈拍56/分、整。血圧162/HOmmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。
- この患者への医師の発言として最も適切なのはどれか。
- a 「脳卒中で死んでも知りませんよ」
- b 「降圧薬の副作用はとても少ないです」
- c 「必ず処方どおりに薬を飲んでください」
- d 「誰かに薬を飲まなくてよいと言われたのですか」
- e 「薬を飲んでいない事情を詳しく教えてください」
[正答]
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- 74歳の女性。腹部の膨満感を主訴に来院した。半年前から腹部の膨満感を自覚するようになり、次第に増強してきた。腹部は膨隆し、下に示す模式図の斜線部に表面平滑で弾性硬の腫瘤を触知する。圧痛を認めない。
[正答]
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