- 4か月の男児。健康診査で左股関節の開排制限を指摘され来院した。初診時の下肢の写真(別冊No.12)を別に示す。
- 対応として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105A039]←[国試_105]→[105A041]
★リンクテーブル★
[★]
- 82歳の男性。尿量の減少と全身倦怠感とを主訴に来院した。 3年前に胃癌にて胃全摘術を受けたが、受診は2年前から中断している。意識は清明。体温36.7℃。血圧144/94mmHg。上腹部に手術痕を、両下肢に強い浮腫を認める。その他の身体診察所見に明らかな異常を認めない。血液所見:赤血球 362万、 Hb 10.8g/dl、Ht 28%。血液生化学所見:尿素窒素 40mg/dl、クレアチニン 2.8mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl, AST 38IU/l、 ALT 42IU/l、Na 132mEq/l、K 5.6mEq/l、C1 98 mEq/l。腹部超音波検査で膀胱内に尿を認めない。胸部エックス線写真にて心胸郭比 58%。腹部単純CT(別冊No.11)を別に示す。
- まず行う処置として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105A038]←[国試_105]→[105A040]
[★]
- 92歳の女性。左頬部の結節を主訴に来院した。 5年前から同部に「赤い皮疹」があったが受診しなかった。主訴である結節は、この「赤い皮疹」が発生母地になっていると考えられた。左頬部の写真(別冊No.13A)と生検組織のH-E染色標本(別冊No. 13B)とを別に示す。
- 「赤い皮疹」の診断名として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105A040]←[国試_105]→[105A042]
[★]
[★]
- 英
- developmental dysplasia of the hip DDH
- 関
- 股関節脱臼
概念
- 解剖学的な形成不全などにより将来股関節脱臼に至りうる股関節からすでに脱臼している股関節を含めた病態の総称
疫学
- SOR.513
病因
疑わせる身体所見
乳幼児期
- 脚長差
- 向き癖
- 大腿皮膚溝の左右差:仰臥位とし臀部を見る → 脱臼により患肢の短縮が起こり、余分な皮膚により溝が深くなる。
- [show details]
身体検査
- SOR.514
検査
- 両股関節単純正面X線写真
- 関節造影
- MRI
- 超音波エコー
治療
- 新生児期:経過観察(向き癖、おむつ、抱き方の指導) → ほとんどの症例で正常股に発達。
- 乳児期:
- 幼児期: → 高度の臼蓋形成不全、大腿骨頚部変形が存在する
参考
- 1. [charged] Clinical features and diagnosis of developmental dysplasia of the hip - uptodate [1]
国試
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- 英
- congenital dislocation of hip joint CDH
- ラ
- luxatio coxae congenita LCC
- 関
- 股関節脱臼、発育性股関節形成不全
疫学
身体所見
[show details]
国試