- 47歳の男性。外来で病期IVの大腸癌と診断され、抗癌化学療法のため入院した。入院初日に医療面接を行った。
- 患者の発言で解釈モデルはどれか。
- a 「風邪のときは近所の薬局で薬を買います」
- b 「大腸癌は父親からの遺伝だと思っています」
- c 「今まで病気という病気はしたことがないです」
- d 「薬を飲んで体調が悪くなったことはありません」
- e 「がん検診で便に血が混じっていると言われました」
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 60歳の女性。急性リンパ性白血病で入院中である。寛解導入療法を繰り返したが寛解に至らなかった。主治医との面接で「もうだめなので、早く死なせてください」と語った。
- 主治医の対応として最も適切なのはどれか。
- a 「必ず治ります。私が治してみせます」
- b 「そんなことは法律でできないのです」
- c 「そう思われるほど、つらいのですね」
- d 「そんなことをおっしゃると、ご家族が心配されます」
- e 「だめなんてことはありません。もっと頑張りましょう」
[正答]
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- 33歳の男性。1か月前に交通事故で搬入された。同日、腹部大動脈損傷の診断で血管置換術を受け、術後に両下肢の完全麻痺が出現した。両下肢は現在も完全麻痺のままで、肛門周囲の感覚脱失を認める。
- 現時点の対応として適切なのはどれか。
- a 脊髄の手術を勧める。
- b 歩行を治療目標として示す。
- c 社会復帰のための退院を勧める。
- d 患者の反応を見つつ麻痺の予後を説明する。
- e 体幹に関する運動療法メニューを提示する。
[正答]
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