- 英
- vaginal delivery
- 同
- 経膣分娩
- 関
- 異常分娩
胎勢・回旋異常と経腟分娩
- QB.P-306
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 診療 経腟分娩は若年子宮頸部浸潤癌症例の予後に影響するか?
- 正期産・経腟分娩中にnon-reassuring fetal statusを呈し,急速遂娩となったFちゃん (NICU最前線 観察力がものをいう! フローチャートで分かる 「ちょっと心配な赤ちゃん」の観察ポイント)
- 正期産,経腟分娩,2,100gで出生したAちゃん (NICU最前線 観察力がものをいう! フローチャートで分かる 「ちょっと心配な赤ちゃん」の観察ポイント)
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- 36歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠33週に、倦怠感と口渇のため受診した。
- 現病歴:妊娠前のBMIは20.8であった。これまで毎年受けている健診で異常を指摘されたことはない。妊娠18週で尿糖陽性を指摘されたが、その後妊婦健康診査に行かなくなった。妊娠25週で全身倦怠感が出現した。2日前から倦怠感が増悪し、口渇が出現した。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 生活歴:喫煙歴および飲酒歴はない。
- 家族歴:父が高血圧症。
- 現症:身長 152cm、体重 62kg。体温 37.6℃。脈拍 108/分、整。血圧 112/82mmHg。呼吸数 26/分。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内は乾燥している。心音と呼吸音とに異常を認めない。子宮底長 35cm、腹囲 95cm。腱反射に異常を認めない。眼底に糖尿病網膜症の所見を認めない。
- 検査所見:尿所見:蛋白 (-)、糖 2+、ケトン体 (-)。血液所見:赤血球 468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球 10,300(桿状核好中球 30%、分葉核好中球 45%、好酸球 1%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 17%)、血小板 21万。血液生化学所見:AST 28U/L、ALT 16U/L、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、尿酸 4.9mg/dL、血糖 255mg/dL、HbA1c 7.8%(基準 4.6~6.2)、Na 143mEq/L、K 4.9mEq/L。免疫血清学所見:抗GAD抗体 陰性。腹部超音波検査では児の推定体重 2,450g(+2.0SD)。明らかな心疾患を認めない。
- その後の経過:治療が奏功し児は在胎39週日、出生体重 3,796gで、経腟分娩で出生した。Apgarスコア9点(1分)、9点(5分)。出生後時間の児の血糖は58mg/dL。生後1時間30分から小刻みに四肢を震わせることを繰り返すようになった。体温 37.3℃。心拍数 150/分、整。呼吸数 50/分。SpO2 99%(room air)。大泉門は平坦、心音と呼吸音とに異常を認めない。筋緊張は正常で、Moro反射は正常に出現する。
- 直ちに児に行う検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C052]←[国試_113]→[113C054]
[★]
- 32歳の6回経妊4回経産婦。妊娠40週1日で、 4,100gの男児を経腟分娩した。分娩時間は28時間で、分娩時出血量は400mgであった。分娩4時間後に、凝血塊を含む700mgの性器出血を認めた。
- 意識は清明。体温36.5℃。脈拍96/分、整。血圧96/48mmHg。呼吸数18/分。腟鏡診で分泌物は血性中等量で、頚管と腟壁とに裂傷を認めない。内診で子宮口は2cm開大し、子宮底は臍高で軟らかく触知する。血液所見:赤血球360万、 Hb9.8g/dl、 Ht37%、白血球5,600、血小板30万。 CRP0.2mg/dl。
- 分娩4時間後の出血の誘因として考えられるのはどれか。 3つ選べ。
- a 母体年齢
- b 分娩回数
- c 分娩週数
- d 児体重
- e 分娩時間
[正答]
※国試ナビ4※ [106A058]←[国試_106]→[106A060]
[★]
- 32歳の初産婦。産褥 3日目で入院中である。妊娠 38週 5日に陣痛発来し、 3,200gの女児を経腟分娩した。分娩時間は 15時間で、分娩時出血量は 250 mlであった。本日朝の体温は 37.4℃、悪露は赤色で少量であった。昼食後「血の塊が出た」との訴えがあり診察を行った。腹部の皮膚に縦走する多数の白色の線を、両側下腿に浮腫を認めた。子宮底は臍高で柔らかく触知し、腟鏡診で凝血塊を伴う中等量の血性分泌物と子宮口から持続する少量の出血とを認める。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108E052]←[国試_108]→[108E054]
[★]
- 32歳の3回経妊2回経産婦。産裾8日。凝血塊を含んだ大量の性器出血を主訴に来院した。妊娠39週5日で3,600gの男児を経腟分娩し、 3日前に退院した。体温36.2℃。脈拍92/分、整。血圧112/72mmHg。腹部はやや膨隆しているが圧痛はない。子宮底は臍高で軟らかく触知する。子宮口は1.5cm関大している。腟鏡診で暗赤色の凝血塊を認める。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球350万、 Hb8.8g/dL、 Ht29%、白血球8,000、血小板26万。 CRP0.2mg/dL。
- 現時点の対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106F023]←[国試_106]→[106F025]
[★]
- 28歳の1回経妊1回経産婦。妊娠38週。 2時間前に水様帯下があり来院した。第1子は自然経腟分娩であった。来院後、 3分間隔の規則的な陣痛が発来した。内診で子宮口は4cm関大、児頭下降度SP±0である。先進部は小泉門で2時の位置に触れ、矢状縫合を2時から8時にかけて認める。
- 児頭の回旋時期の判断で正しいのはどれか。
- a 第1回旋の直後
- b 第2回旋の途上
- c 第2回旋の直後
- d 第3回旋の途上
- e 第3回旋の直後
[正答]
※国試ナビ4※ [106G042]←[国試_106]→[106G044]
[★]
- 33歳の初産婦。妊娠30週に妊娠糖尿病の疑いで産科診療所から紹介され受診した。妊娠34週からインスリン治療を開始した。現在、妊娠39過で推定胎児体重4,000g。
- 経腟分娩を行う場合、新生児合併症として起こりにくいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I052]←[国試_105]→[105I054]
[★]
- 生後8時間の新生児。妊娠34週で切迫早産のため入院後直ちに経腟分娩となった。出生体重1,850gで顎が小さい。手指と足底とに特徴的な異常を認める。手指と足の写真(別冊No.3A、B)を別に示す。
- この児で予想される染色体核型はどれか。
- a 45,X
- b 46,XX
- c 47,XXY
- d 47,XY,+18
- e 47,XY,+21
[正答]
※国試ナビ4※ [107D020]←[国試_107]→[107D022]
[★]
- a 臍帯が下降する。
- b 出血量が増加する。
- c 産婦が便意を訴える。
- d 子宮底に与えた振動が臍帯に響く。
- e 恥骨結合上部の圧迫で臍帯が上昇する。
[正答]
※国試ナビ4※ [105E035]←[国試_105]→[105E037]
[★]
- 経腟分娩における第2回旋の異常はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A009]←[国試_113]→[113A011]
[★]
- 英
- delivery, labor
- 関
- 異常分娩
分娩の前兆
- 子宮底:前傾、子宮の高さの低下
- 胎動減少:児頭の骨盤入口部固定
- 頻尿:胎児による膀胱圧迫
- 下腹部緊満感
- 前駆陣痛
- 子宮頸管の熟化
- 恥骨の痛み:児頭による圧迫
- 産徴:卵膜が子宮壁から剥がれて出血し、子宮頚管粘液とともに排出される
臨床関連
[★]
- 英
- transvaginal
- 関
- 経腟的、経膣的、経膣