- 英
- vaginal discharge, leukorrhea, flow
- ラ
- fluor
- 同
- 帯下感、おりもの、こしけ
- 関
- 腟分泌物、膣分泌物、白帯下
WordNet
- cause to flow; "The artist flowed the washes on the paper"
- the amount of fluid that flows in a given time (同)flow_rate, rate of flow
- any uninterrupted stream or discharge
- cover or swamp with water
- the act of flowing or streaming; continuous progression (同)stream
- the motion characteristic of fluids (liquids or gases) (同)flowing
- move or progress freely as if in a stream; "The crowd flowed out of the stadium" (同)flux
- be abundantly present; "The champagne flowed at the wedding"
- discharge of white mucous material from the vagina; often an indication of infection (同)leucorrhea
PrepTutorEJDIC
- 《副詞巳句始を伴って》〈気体・液体・電気などが〉『流れる』 / 《副詞[句]を伴って》〈言葉・人々などず〉流れるように続く / 〈心・場所などが〉(…で)いっぱいになる,満ちあふれる《+『with』+『名』》 / 《副詞[句]を伴って》〈髪・服などが〉長く垂れる;風になびく / 〈潮が〉満ちる / (…から)生じる,発生する《+『from』+『名』》 / 〈C〉《単数形で》(気体・液体・電気などの)『流れ』《+『of』+『名』》 / 〈C〉《単数形で》(言葉・人などの)絶え間のない(よどみのない)流れ《+『of』+『名』》 / 〈C〉《単数形で》(…の)洪水,はんらん《+『of』+『名』》 / 〈U〉《the flow》満ち潮,上げ潮
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/14 11:49:24」(JST)
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「おりもの」はこの項目へ転送されています。織物については「織物」をご覧ください。 |
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この項目では、女性の内部生殖器官からの分泌物について説明しています。江戸時代の経済や文化にまつわる用語、「下りもの」については「江戸地廻り経済」をご覧ください。 |
下り物(おりもの)とは、女性の膣口から妊娠中や月経期間中、性交中以外の時期に出てくる粘液や組織片などの総称。こしけ、帯下(たいげ)とも呼ばれる。内部生殖器官で発生あるいは分泌される。
一般に、全て平仮名で表記される。
目次
- 1 概念
- 2 状態
- 3 状態の変化
- 4 処置
- 5 関連項目
- 6 脚注
概念
膣分泌液、子宮膣部びらんからの分泌物、子宮頚管粘液などからなり、膣内を乾燥から守り、細菌やウイルスなどの進入を防ぐ働きがあるとされる。下り物の発生に関して病気を心配する女性もいるが、健康な女性にも下り物はあり(量や性状、また下り物の排出に対する感受性には個人差があり、ほとんど意識しない女性もいれば、正常な範囲内であってもかなり気にする女性もいる)、以下に記述されるような病的な様態でない限り、特に心配はいらない。
病的な下り物を、その発生した部位によって膣帯下、子宮帯下、卵管帯下、外陰帯下と分類し、またその性状によって血性帯下、膿性帯下、白色帯下、液状帯下に分類する。
状態
体調などにより量は変化する。細菌やウイルスなどに感染した時や、排卵前後、月経が近づく時期は増量しやすい。思春期の初潮発生時は初潮の数ヶ月前より下り物が増大し、後に初潮に至る[1]。健康な状態だと、透明-白濁-黄色の粘液である。下着に付くと変色する場合もある。甘酸っぱい臭いがする場合もあるが(膣内に常在する乳酸菌の働きなどによる)、強い刺激臭というほどでなければ正常の範囲内である。
病的に特徴的な帯下としてカンジダ性膣炎による白色凝乳様(チーズや酒粕に似る)のもの、トリコモナス膣炎による灰白色泡沫状のものがある。細菌感染や腫瘍性疾患があると膿性帯下となり、白色でも細菌感染によっては悪臭を発するものもあり、ホルモン産生卵巣腫瘍では透明の液状帯下が大量に出るなど、普段から下り物の観察には留意するといいだろう。
状態の変化
短期的には生理周期や体調や性的刺激によって変化する。また、個人差もあるため、他の人との比較はあまり意味がない。一般には、子宮頚管粘液の増加により排卵期に多くなる場合が多い。
自分との長期的な比較で著しく変化した場合、月経でもないのに血が混じる場合、強い刺激臭や腐敗臭がするようになった場合は、病気の可能性があるため注意を要する。下り物について異常を感じた場合は、速やかに医師に相談するのが望ましい。
処置
通常は入浴で身体を清潔にし、下着を毎日取り替えるのみで、特段の処置をする人は少ない。量が多く、下着への付着が気になる場合はおりものシートを使用する。
関連項目
脚注
- ^ 思春期の発現・大山建司
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Japanese Journal
- 症例報告 胎児心拍モニタリングの変化より臍帯下垂を察知しえた頭位誘発分娩の1例
- ラリンジアルマスク,プロポフォールtarget-controlled infusion(TCI)および軟性気管支鏡にて気管ステントを留置した1例
- 仲田 庄志
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 34(2), 154-158, 2012-03-25
- … 行われている.今回プロポフォールTCIにより適切な麻酔深度を維持,ラリンジアルマスクを挿入し,軟性気管支鏡で気道ステントを留置した.症例.82歳女性で,食道癌の再発による喀血で受診した.精査で,腫瘍は声帯下4cmから5cm長にわたり気管膜様部を圧排,最狭窄部は5mmのスリット状であった.プロポフォールTCIで静脈麻酔導入後に,ラリンジアルマスクを挿入して気道確保を行った.軟性気管支鏡下でメタリックステントを挿 …
- NAID 110009437397
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- 帯下に対する中医学(漢方)の養生法です。 ... 湿熱の邪が侵襲したり、湿邪に困阻された胃気が化熱し湿邪と結びついて湿熟に変化し、さらに胃気を阻滞し上逆させる病変です。
- 家庭医学館 帯下(こしけ/おりもの)の用語解説 - いくつかの分類がある 外陰(がいいん)、腟(ちつ)、子宮頸管(しきゅうけいかん)、子宮腔(しきゅうくう)からの分泌物(ぶんぴつぶつ)の量が、生理的あるいは病的に増加した ...
- 帯下の異常(臭いや色が、黄色・茶色等)にお悩みの方へ、排卵期や妊娠中等の帯下の増加や病気や性感染症(クラミジア等)が疑われる場合の症状(やけに多い・においの変化等)や傾向についての情報を紹介しています。
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★リンクテーブル★
[★]
- 33歳の 1回経妊 1回経産婦。妊娠 28週。本日朝からの軽度の下腹部痛と少量の性器出血とを主訴に来院した。妊娠 27週の妊婦健康診査までは特に異常を指摘されていなかった。腟鏡診で淡血性の帯下を少量認める。内診で子宮口は閉鎖している。胎児心拍数陣痛図で 10分周期の子宮収縮を認める。経腟超音波検査で頸管長 15 mm、内子宮口の楔状の開大を認める。腹部超音波検査で胎児推定体重は 1,200 g、羊水量は正常、胎盤は子宮底部にあり異常所見を認めない。 BPS〈biophysical profile score〉は 10点である。
- 治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108F022]←[国試_108]→[108F024]
[★]
- 26歳の女性。未経妊。 3か月前からの性交時出血を主訴に来院した。月経周期は28日型、整。内診で、帯下は白色、子宮は鶏卵大で可動性は良好である。経腟超音波検査で子宮と卵巣とに異常を認めない。子宮頸部の細胞診Papanicolaou染色標本(別冊No. 17)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D045]←[国試_106]→[106D047]
[★]
- 28歳の女性。帯下の増加を主訴に来院した。内診と細胞診とを行った後、コルポスコピィを施行した。酢酸加工後のコルポスコピィ写真を以下に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
- a. トリコモナス膣炎
- b. クラミジア頸管炎
- c. 上皮内癌
- d. 浸潤扁平上皮癌
- e. 浸潤腺癌
[正答]
※国試ナビ4※ [100F042]←[国試_100]→[100F044]
[★]
- 婦人科疾患と帯下の特徴の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [109B035]←[国試_109]→[109B037]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [108A005]←[国試_108]→[108A007]
[★]
- 骨盤部 MRIの T2強調矢状断像 (別冊 No. 9)を別に示す。
- この疾患でみられる症状はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [108I035]←[国試_108]→[108I037]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104D019]←[国試_104]→[104D021]
[★]
- 英
- cervical mucus, cervix mucus
- ラ
- mucus vitreus
- 同
- 頸管粘液、子宮頚管粘液
- 関
- 帯下
月経周期と頚管粘液の変化
- see みえる9.18
- エストロゲンとプロゲステロンのバランスによって卵胞期と黄体期における頚管粘液の正常に変化を来す。
- 卵胞期では低粘稠な頚管粘液により精子の浸入が容易となる。また、粘液中のNa濃度が上昇するために羊歯状結晶がみられるようになる。膣に対しては、膣扁平上皮を多層化し、表面上皮の角化を促し、さらに扁平上皮細胞内におけるグリコーゲン貯留を促進する。上皮は角化しているためにエオジン好性となる(HE染色で赤く染まる。皮膚と同じイメージ)。
排卵期の子宮頚管粘液
- NGY.42,52
- エストロゲンの作用により頚管粘液の性状が変化する。排卵後、プロゲステロンにより、これらの変化は消失する。
- 精子の進入が容易となる
- 透明性:透明
- 粘液量:増加(0.3ml以上) ← 水分量の増加による
- 牽糸性:増加(10cm以上)
- 電解質:シダ状結晶形成
[★]
- 英
- vaginal discharge
- 関
- 帯下、腟分泌物、膣分泌物
[★]
- 英
- vaginal discharge
- 関
- 帯下、膣分泌物、おりもの
[★]
- 英
- vaginal discharge
- 関
- 帯下、腟分泌物、おりもの
[★]
白帯下、帯下
- 関
- vaginal discharge
[★]
- 英
- forelying cord, forelying of cord, forelying umbilical cord, for-lying of the umbilical cord, fore-lying of the cord
- ラ
- descensus funiculi umbilicalis
- 関
- 臍帯、臍帯脱出
- 破水前に先進胎児部分の側方または下方に卵膜を隔てて臍帯を透見ないしは触知すること。胎児の先進部より下方に臍帯があるが、羊水の存在、また子宮体内にあるために臍帯の圧迫はほとんど無く、胎児に影響はほとんどない。破水後に臍帯脱出に移行しやすい。
[★]
- 英
- bloody discharge
- ラ
- fluor sanguinolentus
- 同
- 血性分泌物
- 関
- 帯下
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- 英
- watery vaginal discharge
- 関
- 帯下
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- 英
- cervical discharge
- 関
- 帯下
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- 英
- leukorrhea
- 関
- 帯下
[★]
- 英
-
- 関
- 下位、下方、サブ