- 26歳の女性。未経妊。 3か月前からの性交時出血を主訴に来院した。月経周期は28日型、整。内診で、帯下は白色、子宮は鶏卵大で可動性は良好である。経腟超音波検査で子宮と卵巣とに異常を認めない。子宮頸部の細胞診Papanicolaou染色標本(別冊No. 17)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D045]←[国試_106]→[106D047]
★リンクテーブル★
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- 81歳の男性。 1か月前からの労作時の呼吸困難を主訴に来院した。生来健康で農作業に従事していた。脈拍76/分、整。血圧126/74mmHg。頸動脈拍動の立ち上がりが遅い。胸骨右縁第2肋間に収縮中期性(収縮期駆出性)雑音が聴取され、頚部に放散する。下腿に浮腫を認めない。心電図で左室肥大を認める。胸部エックス線写真で異常を認めない。カラードプラ心エコー図(別冊No. 18A)と連続波ドプラ法で記録した左室駆出血流速パターン(別冊No. 18B)とを別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D046]←[国試_106]→[106D048]
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- 36歳の初妊婦。妊娠35週。妊婦健康診査のために来院した。これまでの妊娠経過には異常を認めていなかった。血圧144/92mmHg。尿所見:蛋白2+、糖(-)。血液所見:赤血球380万、 Hb13.5g/dl、 Ht40%、白血球9,000、血小板20万、PT88%(基準80-120)。血液生化学所見:総蛋白6.5g/dl、アルブミン3.2g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、尿酸7.5mg/dl、 AST28IU/l、ALT26IU/l、 LD350IU/l(基準176-353)、 Na135mEq/l、 K4.4mEq/l、 Cl101mEq/l、 Ca7.8mg/dl。腹部超音波検査で胎児推定体重1,500 gである。
- 母児管理を行う上で最も注意すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D044]←[国試_106]→[106D046]
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