- 67歳の男性。人間ドックでPSAの高値を指摘され来院した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。身長162cm、体重61kg。体温36.2℃。脈拍68/分、整。血圧128/72mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。直腸診で鶏卵大、石様硬の前立腺を触知する。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈渣に赤血球と白血球とを認めない。血液所見:赤血球 440万、Hb 14.6g/dl、Ht 44%、白血球 5,800、血小板 28万。PSA 203ng/ml(基準4.0以下)。前立腺生検を施行した。骨シンチグラム(別冊No.12)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
- a 経過観察
- b 抗癌化学療法
- c ホルモン療法
- d 前立腺全摘除術
- e 密封小線源治療
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 53歳の女性。四肢の脱力を主訴に来院した。1週前から全身の脱力感と後頭部痛とを自覚し、本日階段の昇降が困難となった。脈拍68/分、整。血圧178/94mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球結膜に黄染を認めない。筋萎縮を認めない。徒手筋力テストは両側上下肢ともに3(fair)程度である。血液生化学所見:空腹時血糖 98mg/dl、総蛋白 7.6g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 0.7mg/dl、Na 141mEq/l、K 1.9mEq/l、Cl 98mEq/l、Ca 8.6mg/dl、P 4.3mg/dl。CRP 0.1mg/dl。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air) : pH 7.47、PaO2 98Torr、PaCO2 45Torr、HCO3- 32mEq/l。安静臥位での血漿レニン活性(PRA) 0.1ng未満/ml/時間(基準1.2-2.5)、アルドステロン 2ng/dl(基準5-10)。
- 問診で最も重要なのはどれか。
- a 「ご家族にも同様の症状の方がいますか」
- b 「過去に同じ症状の経験がありますか」
- c 「最近飲み始めた薬はありますか」
- d 「最近体重が減りましたか」
- e 「お酒は飲まれますか」
[正答]
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[★]
- 18歳の女子。初経がみられないことを主訴に来院した。においを感じにくいとの訴えがある。既往歴に特記すべきことはない。身長165cm、体重50kg。二次性徴の発来を認めない。内診で異常を認めない。血液生化学所見: LH 0.2mlU/mE(基準1.8-7.6)、FSH 0.8mIU/ml(基準5.2-14.4)、エストラジオール 20pg/ml以下(基準25-75)、テストステロン 10ng/dl(基準30-90)。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
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