- 英
- pseudomenopausal treatment, pseudomenopausal therapy
適応
種類
- ダナゾール療法:ダナゾール:男性ホルモン誘導体(エチステロン誘導体)。LH,FSHの分泌を抑制。排卵を抑える程度(LHサージの消失)。
- :性腺刺激ホルモン放出ホルモン作動薬/GnRH作動薬/GnRHアナログ:flare upあり。LH,FSHの分泌を完全に抑制。高度の低エストロゲン状態。
- :性腺刺激ホルモン放出ホルモン拮抗薬/GnRH拮抗薬:flare upなし。LH,FSHの分泌を完全に抑制。高度の低エストロゲン状態。
参考
- 1. クリニカルカンファレンス3 生殖医療のup-to-date 3)調節卵巣刺激法 - 日産婦誌62巻9号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/62/6209-141.pdf
- GnRH agonistとGnRH antagonistの比較
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 婦人科ホルモン療法の副作用に対する,フランス海岸松樹皮抽出物の抑制効果について
- 小濱 隆文
- 日本補完代替医療学会誌 7(1), 17-24, 2010
- フランス海岸松樹皮抽出物(ピクノジェノール)のホルモン治療における副作用改善効果を検討するため,子宮筋腫,月経困難症および子宮内膜症を主訴とする患者で,Gn-RH analogue 療法(G 投与群),中等量ホルモン投与療法(M 投与群)および低容量ホルモン投与療法(L 投与群)を行っている患者に対し,ピクノジェノール (P) を治療中および治療後にかけて併用投与した(G+P 投与群;8 名,M+ …
- NAID 130000252239
- 子宮内膜症と子宮筋腫に対する偽閉経療法としての酢酸リュープロレリン,酢酸ゴセレリン,酢酸ブセレリンのランダム化比較試験(中間報告)
- 直腸粘膜下出血と直腸狭窄を伴った若年者の腸管子宮内膜症の1例
- 佐藤 洋樹,田宮 洋一,伊藤 寛晃,角田 和彦
- 新潟医学会雑誌 121(7), 404-408, 2007-07
- … 症例は18歳,女性.2003年4月18日下腹部痛と嘔吐を主訴に当院受診.下部消化管内視鏡で直腸S状部に巨大な粘膜下血腫を認め,月経に随伴する病態から腸管子宮内膜症と診断した.保存的治療と偽閉経療法にて腫瘤は縮小し経過観察されていた.2005年7月7日下腹部痛と嘔吐が再度出現し7月8日腸閉塞にて入院.肛門縁から10cmに完全狭窄を認めた為,7月12日低位前方切除術施行した.本疾患は狭窄や消化管閉塞を呈し悪性腫瘍との鑑別 …
- NAID 110007146232
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- 子宮筋腫や子宮内膜症はエストロゲンの存在下で悪化するため、卵巣機能を低下させ エストロゲンと対抗することが治療につながります。月経のない、あたかも閉経したかの ような環境を作り出す治療を偽閉経療法と呼ぶなら治療は以下の大きく2つに分けられ ...
- 2008年3月24日 ... 偽閉経療法の工夫 ~継続のための副作用対策~,2007年4月9日、横浜市青葉区、 現在再開発中のたまプラーザ駅、南口に産婦人科クリニックをオープンし、5周年を迎え ました。このブログでは、オープンまでの道のりから、クリニックの ...
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★リンクテーブル★
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- 50歳の女性。6か月前からの顔面紅潮、発汗および不眠を主訴に来院した。閉経49歳。血圧128/62mmHg。全身の身体所見と内診所見とに明らかな異常はなく、子宮頸部と内膜細胞診とにも異常を認めない。血中ホルモン値:LH32.0mIU/ml(基準 卵胞期1.8~7.6)、FSH 65.0mIU/ml(基準 卵胞期5.2~14.4)、プロラクチン4.0ng/ml(基準15以下)、エストラジオール10pg/ml以下(基準 卵胞期11~230)。治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [099G040]←[国試_099]→[099G042]
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- endo metr
- 英
- endometriosis
- 同
- 異所性子宮内膜症, heterotopic endometriosis, endometriosis heteropica、骨盤内子宮内膜症, pelvic endometriosis、エンドメトリオーシス
- 関
- 子宮腺筋症
概念
- 子宮内膜組織(子宮内膜様組織)が異所性に存在するもの。
病型
-
疫学
- 婦人科で、新規外来患者の5%、開腹手術の5-15%程度、。腹腔鏡施行令では、不妊症の30%、原因不明の不妊症の50%、月経困難症の50%、腹痛・腰痛などの15%。 (NGY.195)
- 好発年齢
- 子宮腺筋症:30代後半-40代
- 骨盤子宮内膜症:20代後半-30代
病態
症状
-
- 性交時痛、排便時痛:Douglas窩周辺の病変がひどくなると癒着してDouglas窩が閉鎖するため、月経痛以外にも性交痛や排便痛を生じる。
- 症状の特徴は、以前より明らかに強くなっている痛みと不妊である。
診断
臨床的子宮内膜症
- 1. 問診:(月経困難症、性交痛、不妊、腰痛
- 2. 内診、直腸診:可動性不良(癒着性子宮後屈)、ダグラス窩の圧痛や硬結
- 3. 画像診断:超音波断層撮影、MRI
- 4. 血液検査:CA125
確定診断
治療
- (妊娠希望)保存的手術、生殖補助医療技術 ART
- (挙児希望)ホルモン療法 + 保存的手術
- (挙児希望しないor進行例)子宮全摘 + 両側付属器摘出
内科的治療
-
外科的治療
- 保存的手術:嚢胞開放切開・嚢胞壁焼灼、嚢胞摘出・病巣摘出、癒着剥離
- 根治手術:子宮摘出、両側卵巣摘出
症例
- 33歳女性。不妊と昨年よりも増強する月経痛のため来院した。最近では夫婦生活の時に痛みを感じるようになった。内診では、子宮は鶏卵大だが可動性はやや不良で、Douglas窩に圧痛を認めた。血中CA125は上昇していた。
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- 英
- danazol
- 商
- ボンゾール
- 関
- ダナゾール療法、ボンゾール療法
- エチステロン(17α-エチニルテストステロン)の誘導体。
- 抗ゴナドトロピン作用(FSH,LHの分泌を抑制)を有し、無月経をきたす。例えば、子宮内膜の偽閉経療法として用いられる。また、乳腺症にも用いられる。
- 作用機序:(下垂体)LH,FSHを程度低下させ、エストラジオールを中等度低下させる。(子宮体内膜)子宮内膜のアンドロゲンレセプターに結合して増殖を抑制。(NGY.198)
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- 英
- hormone therapy
- 関
- 偽妊娠療法、偽閉経療法
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- 英
- menopause
- 同
- メノポーズ
- 関
- 更年期、更年期障害、月経、閉経期
概念
- 更年期に至り卵巣の活動性が徐々に低下、やがて消失し、永久に月経が停止すること (医学事典)
- 卵巣卵胞機能の喪失による月経の永久的な停止。診断はレトロスペクティブであり、無月経が12ヶ月継続した後に診断される。USでは平均51歳である (HIM.2334)
分類
閉経年齢
- 時代、人種、地域的環境にあまり影響されず、個人的な要因によりばらつく。
- 世界的に平均49-50歳。
- およそ45-55歳が平均
- 約1/2は45-50歳、約1/4がそれぞれ45未満、50歳を超えて閉経
臨床関連
- 早発閉経:43歳未満で閉経すること。閉経後の症状が強い(泌尿器、生殖器の萎縮、骨粗鬆症)。
- 遅発閉経:55歳以上で閉経すること。子宮体癌と乳癌のリスク上昇。
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- 英
- method、law
- 関
- 測定法、測定方法、訴訟、方法、法律学、手法、方式、法律
[★]
- 英
- therapy、regimen、cure、remedy、therapeutic