- 英
- muscular defense
- 同
- 筋性防衛 muscle guarding、腹壁緊張 muscular rigidity ofabdominal wall
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Japanese Journal
- 田中 雅之,松尾 達也,森 大輔,原田 貞美,宮崎 耕治
- 日本消化器外科学会雑誌 43(12), 1276-1281, 2010-12-01
- … 症例は59歳の男性で,右下腹部痛を主訴に来院した.右下腹部に筋性防御,反跳痛を認め,WBC18,870/mm^3,CRP12.3mg/dlと炎症所見も上昇していた.CTでは辺縁が強く造影される腫大した虫垂が確認されたことより急性虫垂炎と診断し,虫垂切除術を施行した.病理組織学的検査で,虫垂根部を中心に印環細胞癌を認めたため,第21病日,回盲部切除術(D3郭清)を施行した.術後に化学療法を6か月行い,その後外来にて経過観察中であるが,初回術後 …
- NAID 110007989297
- 岡田 尚也,鈴木 温,橋本 陽平,野路 武寛,中村 透,安保 義恭,中村 文隆,樫村 暢一
- 日本消化器外科学会雑誌 43(11), 1189-1193, 2010-11-01
- … 症例は84歳の女性で,腹痛と嘔吐を主訴に2008年10月当院外来を受診した.臍周囲に圧痛を認めるのみで,筋性防御や反跳痛はなかった.CT上著明な腸管の拡張が認められたが,明らかな閉塞機転は指摘できず,イレウスの診断にて入院した.保存的加療を行うも,入院翌日に反跳痛が出現し,緊急手術を施行した.手術所見で,横行結腸間膜右側に3cmのヘルニア門が存在し,空腸が約20cmにわたり嵌頓していた.ヘルニア門を縫合閉鎖した. …
- NAID 110007880757
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- 筋性防御 筋性防御とは・・・ きんせいぼうぎょ。 腹腔内に起こる炎症により、反射的にその部位の腹膜が緊張して硬くなること。虫垂炎、腹膜炎、腹部外傷などによって起こる。 コメント(0) カテゴリー:傷病 タグ:炎症, 筋性 ...
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[★]
- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 72歳の男性。皮膚の黄染を主訴に来院した。
- 現病歴 3か月前から全身倦怠感があり、2週前から上腹部および背部の鈍痛と食思不振とを自覚していた。3日前に皮膚の黄染に気付いた。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 生活歴 喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 既往歴 40歳台に右尿管結石にて治療を受けた。50歳台に十二指腸潰瘍で吐血したが、薬物治療にて治癒した。
- 現 症 意識は清明。身長168cm、体重62kg。体温36.1℃。全身の皮膚と眼球結膜とに黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。圧痛、反跳痛および筋性防御を認めない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-).糖1+。血液所見:赤血球 386万、Hb 13.1g/dl、Ht 39%、白血球 9,100、血小板 18万、PT 12秒(基準10-14)。血液生化学所見:血糖 131mg/dl、総蛋白 6.5g/dl、アルブミン 3.8g/dl、総ビリルビン 18.1mg/dl、AST 138IU/l、ALT 162IU/l、LD 570IU/l(基準176-353)、ALP 483IU/l(基準115-359)、γ-GTP 132IU/l(基準8 -50)、CK 41IU/l(基準30-140)。腹部単純CT(別冊No.5A、B)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [105F028]←[国試_105]→[105F030]
[★]
- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 72歳の男性。皮膚の黄染を主訴に来院した。
- 現病歴 3か月前から全身倦怠感があり、2週前から上腹部および背部の鈍痛と食思不振とを自覚していた。3日前に皮膚の黄染に気付いた。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 生活歴 喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 既往歴 40歳台に右尿管結石にて治療を受けた。50歳台に十二指腸潰瘍で吐血したが、薬物治療にて治癒した。
- 現 症 意識は清明。身長168cm、体重62kg。体温36.1℃。全身の皮膚と眼球結膜とに黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。圧痛、反跳痛および筋性防御を認めない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-).糖1+。血液所見:赤血球 386万、Hb 13.1g/dl、Ht 39%、白血球 9,100、血小板 18万、PT 12秒(基準10-14)。血液生化学所見:血糖 131mg/dl、総蛋白 6.5g/dl、アルブミン 3.8g/dl、総ビリルビン 18.1mg/dl、AST 138IU/l、ALT 162IU/l、LD 570IU/l(基準176-353)、ALP 483IU/l(基準115-359)、γ-GTP 132IU/l(基準8 -50)、CK 41IU/l(基準30-140)。腹部単純CT(別冊No.5A、B)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [105F027]←[国試_105]→[105F029]
[★]
- 次の文を読み、1~3の問いに答えよ。
- 68歳の男性。激しい腹痛と嘔吐とを主訴に来院した。
- 現病歴 : 2日前から食後に軽度の腹痛を自覚していたが放置していた。3時間前から激しい腹痛となり、嘔吐を伴うようになった。
- 既往歴 : 60歳時に開腹による胆嚢摘出術を受けた。
- 現症 : 身長162cm、体重58kg。体温36.8℃。脈拍100/分、整。血圧134/86mmHg。上腹部は膨隆し、金属音を聴取する。右上腹部に軽度の圧痛がある。鼠径部にヘルニアは認めない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球430万、Hb13.8g/dl、Ht41%、白血球8,900、血小板32万。
- 血清生化学所見:総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.8g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、AST36単位(基準40以下)、ALT30単位(基準35以下)、LDH340単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ268単位(基準260以下)、CK48単位(基準10~40)、Na140mEq/l、K4.5mEq/l、Cl102mEq/l。CRP0.4mg/dl(基準0.3以下)。
- 腹部エックス線単純写真立位像を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C001]←[国試_098]→[098C003]
[★]
- 62歳の女性。腹痛と血便とを主訴に来院した。以前から時々便秘をする以外は自覚症状はなかったが、昨夜突然、左下腹部痛が出現し、直後に血便を認めた。腹痛は、排便後一時的に軽減したが今朝から増強し、悪心を伴うようになった。 2時間前に再度血便を認めたため受診した。 10年前から自宅近くの診療所で高血圧症に対する治療を受けている。意識は清明。身長153cm、体重54kg。体温37.2℃。脈拍88/分、整。血圧120/84mmHg。呼吸数14/分。 SpO2 98%(room air)。腹部は平坦で、左下腹部に圧痛を認めるが、 Blumberg徴侯と筋性防御とを認めない。腸雑音は低下し、金属音を聴取しない。血液所見:赤血球350万、 Hb11.0g/dl、Ht43%、白血球9,200、血小板38万。血液生化学所見:尿素窒素19mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl。 CRP5.0mg/dl。立位と臥位の腹部エックス線写真(別冊No. 8A、 B)を別に示す。
- 入院後の対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A029]←[国試_106]→[106A031]
[★]
- 次の文を読み、37、38の問に答えよ。
- 45歳の男性。今朝起床時に右上腹部の激痛が突然出現したため救急車で来院した。
- 現病歴 :約1か月前から空腹時に右上腹部痛を時々自覚するようになったが放置していた。
- 既往歴 :1年前に十二指腸潰瘍で薬物療法を受けた。
- 嗜好 :喫煙歴は20本/日を20年間。飲酒歴はビール1本/日を20年間。
- 現症 :身長170cm、体重60kg。体温38.5℃。脈拍180/分、整。血圧120/80mmHg
- 検査所見 : 血液所見:赤血球380万、Hb 11.0 g/dl、白血球11,000、血小板38万。血清生化学所見:総蛋白6.8 g/dl、アルブミン3.8 g/dl、尿素窒素38mg/dl、クレアチニン1.3mg/dl、GOT40単位(基準40以下)、GPT45単位(基準35以下)、アミラーゼ150単位(基準37~160)。CRP 3.0mg/dl(基準0.3以下)。来院時の胸部エックス線写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [095F036]←[国試_095]→[095F038]
[★]
- 次の文を読み、10~12の問いに答えよ。
- 68歳の男性。嚥下障害を主訴に来院した。
- 現病歴 : 6か月前から胸骨後部の不快感を自覚していた。1か月前、食事中に肉片がつかえたがお茶を飲んで通過した。その後、固形物が頻回につかえるようになった。最近1か月で5kgの体重減少がみられた。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 生活歴 : 飲酒:日本酒2合/日、40年間。喫煙:30本/日、40年間。
- 現症 : 身長162cm、体重47kg。左側の頚部と鎖骨上窩とにリンパ節を触知する。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球280万、Hb9.5g/dl、白血球7,900。血清生化学所見:総蛋白5.8g/dl、アルブミン3.2g/dl、AST18単位(基準40以下)、ALT16単位(基準35以下)。入院後の食道造影写真(別冊No.4)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [097C009]←[国試_097]→[097C011]
[★]
- 次の文を読み、1~3の問いに答えよ。
- 34歳の男性。急速に強くなった腹痛のため搬入された。
- 現病歴: 昨日、夕食を午後8時に摂取した。午後11時ころに臍部を中心とした腹痛があり、最初は普通便、続いて水様便が始まり、夜間にも3回排便があった。妻もその頃から下痢を認めていた。今朝は朝食を摂取せず出社した。出社後、腹痛が周期性となり、血液の混じった粘液便を2回認めた。痛みのためうずくまっていたため、同僚が救急隊を要請した。
- 既往歴: 特記すべきことはない。
- 生活歴: 飲酒はビール1本を週に1回。喫煙はない。最近1年の海外渡航歴はない。
- 現症: 意識は清明。顔貌は苦悶様。身長165cm、体重64kg。体温38.3℃。脈拍96/分、整。血圧106/80mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [101D050]←[国試_101]→[101E002]
[★]
- 次の文を読み、35、36の問いに答えよ。
- 57歳の男性。黒色便を主訴に来院した。
- 現病歴 : 以前からC型肝炎ウイルス抗体が陽性であることを指摘されていたが放置していた。最近、飲酒量が増加した。昨日から全身倦怠感があり、タール状の黒色便を排泄した。
- 既往歴 : 28歳時、交通事故で輸血を受けた。
- 現症 : 意識は清明。身長160cm、体重52kg。体温37.0℃。脈拍96/分、整。血圧 112/70mmHg。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球325万、Hb 9.4g/dl、Ht 32%、白血球8,200、血小板 6.3万。血液生化学所見:総蛋白 7.2g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 0.8mg/dl、総コレステロール 196mg/dl、総ビリルビン 1.8mg/dl、AST 66IU/l、ALT 48IU/l、LD 496IU/l(基準176~353)、ALP 252IU/l(基準115~359)。CRP 0.3mg/dl。食道内視鏡写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [103H034]←[国試_103]→[103H036]
[★]
- 63歳の女性。腹痛のため搬入された。 2日前から徐々に増悪する下腹部の持続痛を自覚していたが、本日突然に激痛となり、動けなくなったため救急搬送された。約 5年前から時々下腹部痛を自覚し、自宅近くの診療所で内服薬を投与されて軽快していた。身体所見では腹部に Blumberg徴候と筋性防御を認めた。胸腹部エックス線写真で free airを、腹部 CTで free air、腹水貯留および S状結腸の壁肥厚を認めたため、大腸穿孔による腹膜炎と診断して緊急手術を行った。術式は S状結腸切除術と人工肛門造設術であった。摘出された S状結腸の標本の写真 (別冊 No. 10)を別に示す。
- 穿孔の原因となったのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108D026]←[国試_108]→[108D028]
[★]
- 次の文を読み、53~55の問いに答えよ。
- 64歳の男性。発熱と排尿困難とを主訴に来院した。
- 現病歴 : 2年前から夜間頻尿と尿線狭小とを自覚していたが、生活に 支障がないため放置していた。5日前から風邪をひいていた。2日前から 頻尿、排尿痛および排尿困難を認めた。昨晩から悪寒がある。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現 症 : 意識は清明。身長160cm、体重62kg。体温38.9℃。脈拍104/ 分、整。血圧 148/88mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。腹部超音波写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [103B053]←[国試_103]→[103B055]
[★]
- 5歳の男児。血便を主訴に来院した。2日前に家族とハイキングにでかけ、バーベキューで牛肉や鶏肉を食べた。昨日から泥状便が数回あり、本日は便に血液が混じっていた。嘔気はあるが、嘔吐はない。意識は清明。体温37.8℃。呼吸数36/分。脈拍92/分、整。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、左下腹部に圧痛を認めるが、筋性防御は認めない。血液所見:赤血球 422万、Hb 12.6g/dl、Ht 38%、白血球 9,800、血小板 25万。血液生化学所見:血糖 88mg/dl、総蛋白 6.5g/dl、尿素窒素 15mg/dl、クレアチニン 0.4mg/dl、AST 44IU/l、ALT 36IU/l。CRP 2.9mg/dl。
- 起炎菌として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104D048]←[国試_104]→[104D050]
[★]
- 81歳の女性。食欲不振を主訴に来院した。昨日から食欲不振を訴え食事をとらないため、家族に連れられて受診した。60歳時に胆嚢結石で開腹手術を受けている。Parkinson病で74歳からレボドパ(L-dopa)を服用している。体温 36.8℃。脈拍 72/分、整。血圧 120/74mmHg。呼吸数 14/分。腹部は軟で、軽度膨満している。下腹部に腫瘤を触れ、軽度の圧痛を認める。筋性防御はない。腹部単純エックス線写真(別冊No. 17A)と腹部造影CT(別冊No. 17B)とを別に示す。
- この疾患の原因として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A036]←[国試_109]→[109A038]
[★]
- 28歳の女性。下痢と粘血便とを主訴に来院した。2か月前に海外旅行から帰国後、発熱と下痢とがあった。2週前から粘血便が出現した。体温37.5℃。血圧118/62mmHg。腹部は平坦、軟で、左下腹部に圧痛を認める。筋性防御を認めない。下部消化管内視鏡写真(別冊No.18A)と糞便の顕微鏡写真(別冊No.18B)とを別に示す。
- この疾患に合併するのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I065]←[国試_104]→[104I067]
[★]
- 65歳の女性。下腹部痛と下血とを主訴に来院した。今朝、突然の強い左下腹部痛があり、その後、4回の下血を認めた。体温37.2℃。血圧150/84mmHg。左下腹部に圧痛を認める。筋性防御を認めない。下行結腸の内視鏡写真(別冊No.3)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104D020]←[国試_104]→[104D022]
[★]
- 42歳の男性。腹痛を主訴に来院した。昨日から悪心とともに腹痛が上腹部に出現し、次第に増強しながら右下腹部に限局してきた。身長172cm、体重67kg。体温37.6℃。脈拍76/分、整。血圧136/72mmHg。血液所見:赤血球452万、白血球11,800。腹部所見で認めないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102F018]←[国試_102]→[102F020]
[★]
- 48歳の女性。天丼を食べた後に突然上腹部痛が出現したため来院した。右肩にも痛みがある。身長148cm、体重58kg。体温37.6℃。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。 腹部の診察において予想される所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095F004]←[国試_095]→[095F006]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [111F005]←[国試_111]→[111F007]
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[正答]
※国試ナビ4※ [095E022]←[国試_095]→[095E024]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [097E023]←[国試_097]→[097E025]
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[正答]
※国試ナビ4※ [102G001]←[国試_102]→[102G003]
[★]
筋性防御。筋性防衛
[★]
- 英
- defense、defence、defend、defensive
- 関
- 防御的、防御力、防衛、生体防御
[★]
- 英
- myogenic、myogenetic
- 関
- 筋形成、筋原性