- 64歳の男性。突然、腹痛と嘔吐とが出現し、増強してきたため来院した。腹痛は持続性である。8年前。胃癌のため幽門側胃切除術を受けている。顔面は蒼白である。腸雑音は消失し、腹部に筋性防御を認める。血液所見:赤面球382万、Hb11.6g/dl、Ht34%、白血球16,000,血清生化学所見:尿素窒素30mg/dl、LDH1,000単位(基準176~353)、CK230単位(基準10~40)。腹部エックス線単純写真を以下に示す。治療として適切なのはどれか。
- a. 抗コリン薬投与
- b. 緩下薬投与
- c. 高圧浣腸
- d. 内視鏡的整復
- e. 開腹手術
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 10歳の女児。顔色蒼白と息切れとを主訴に来院した。4か月前から徐々に顔色が蒼白になり、動作時に息切れがある。成長発達は正常。体温37.0℃。呼吸数30/分。脈拍92/分、整。皮膚蒼白。前胸部と下肢とに点状出血を認める。胸骨左縁で2/6度の収縮期雑音を聴取する。呼吸音は正常である。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球215万、Hb6.5g/dl、Ht19%、白血球2,100(好中球30%)、血小板2.6万。血清生化学所見:総蛋白6.1g/dl、アルブミン3.2mg/dl。AST19単位、ALT14単位、LDH265単位(基準176~353)。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。考えられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 48歳の女性。1か月前から続く腹部膨満のため入院した。腹部超音波検査で多量の腹水が疑われ、腹腔穿刺を行ったが、検体を採取できなかった。腹腔鏡検査で腹腔内に大量め粘液貯留が認められた。原発臓器として考えられるのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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