- 英
 
- mesenteric artery thrombosis
 
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 疾患別・臨床事例の全診療行為 カルテ・レセプトの原風景(カルテ128)腸間膜動脈血栓症【内科】 CT撮影方法の重要性
 
- OP-042-4 透析患者の虚血性腸疾患(Abdominal Angina,壊死型虚血性腸炎,上腸間膜動脈血栓症)と上腸間膜動脈石灰化(虚血性腸疾患,一般口演,第110回日本外科学会定期学術集会)
 
- 小野寺 一彦,久木田 和丘,土橋 誠一郎,津田 一郎,飯田 潤一,堀江 卓,坂田 博美,古井 秀典,玉置 透,目黒 順一,米川 元樹,川村 明夫
 
- 日本外科学会雑誌 111(臨時増刊号_2), 355, 2010-03-05
 
- NAID 110007716055
 
Related Links
- 急性上腸間膜動脈閉塞症。急性上腸間膜動脈閉塞症とはどんな病気か 胃腸や肝臓、  膵臓など消化吸収に関わる内臓に酸素や栄養を送る動脈は3本あり、それぞれ腹腔  動脈幹、上腸間膜動脈、下腸間膜(かちょうかんまく)動脈と呼ばれています。こ goo  ヘルス ...
 
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★リンクテーブル★
  [★]
- 32歳の女性。一昨日からの下肢の腫脹を主訴に来院した。3回の流産歴がある。左下肢に熱感を伴う有痛性の腫脹を認める。左足を背屈すると腓腹部に疼痛が生じる。血液所見:赤血球370万、Hb11.0g/dl、白血球3,200、血小板8万。プロトロンビン時間(PT)112秒(基準10~14)、APTT62秒(基準対照32.2)。抗核抗体160倍(基準20以下)。
 
- この疾患でみられるのはどれか。
 
- a. (1)(2)(3)
 
- b. (1)(2)(5)
 
- c. (1)(4)(5)
 
- d. (2)(3)(4)
 
- e. (3)(4)(5)
 
[正答]
※国試ナビ4※ [096A052]←[国試_096]→[096A054]
  [★]
- attend
 
- vt.
 
- ~に出席/参列する、(学校に)行く(go toより堅い語)
 
- The normal ECG and chest X-ray when he attended hospital after an episode do not rule out an intermittent conduction problem.
 
- (結果として)~に伴う
 
- ~に同行/同伴する、付き添う、仕える。往診する。~の世話をする、~に気をつける、見張る
 
- vi.
 
- 出席/参列/出勤する(at)
 
- 留意/注目/傾聴する(to)。身を入れる、勢力を注ぐ、心を傾注する(to)。世話をする、気を配る(to)
 
- 仕える、付きそう(on)。(危険・困難などが)伴う(on)
 
- productive
 
- outflow
 
- obstruction
- 
- the clinical picture suggests obstruction to outflow from the stomach.(この臨床像は胃流出障害を示唆している)
 
 
 
- obstruction to outflow
 
- 流出障害
 
- 
- the clinical picture suggests obstruction to outflow from the stomach.(この臨床像は胃流出障害を示唆している)
 
- aqueous outflow from the eye (眼球からの房水流出)
 
 
- retain
- re + tent (tineo=teneo) = to hold back
 
- 保持する、保有する、保留する、持ち続ける、維持する。(使用のために)確保しておく
 
- (ある場所に)保つ、保持する。(熱などを)保っている、失わないでいる
 
- 忘れないでいる、覚えている
 
- (弁護士・気腫・召使いなどを)雇っておく、抱える
 
- 使用/実行し続ける。(廃止しないで)そのままにしておく
 
 
- palliation
 
- n.
 
- 寛解、緩和
 
- volvulus
 
- 腸捻転
 
- bezoar
 
- 胃石
 
- malrotation
 
- 腸回転異常
 
- intussusception
 
- 腸重積
 
- succussion
 
- n.
 
- 強く揺り動かすこと、強く揺れること
 
- splash
 
- n.
 
- はね返し、はねかけ。はねかす音。
 
- どっと流れる水。
 
- □unit
 
- 1 unit = 10 ml of ethanol
 
- □350ml アルコール5%
 
- 350x0.05/10=1.75 unit
 
- http://pohwa.adam.ne.jp/you/hobby/ryori/sake2.html
 
- 1unitの量が国によって違う。純エタノール換算で、1英unitは8g=10ml(英糖尿病協会採用の数値)、1米unitは15g(20ml弱:1drinkとも)で、日本では10~14g程度(代謝熱量80Kcalが基準:食品成分表5訂版,2002)や20ないし23g(日本酒1合分)を1unitとしている。日本の医学界では1unit=20g(体積に換算すると25ml)を採用することが多いので、ここでもそれに従う。この基準(1unit=20g=25ml)で計算すると、40度のウィスキー1ショット(=1オンス:英液量オンスで28.41ml、米液量オンスで29.57ml、日本の1ショットで30ml)が約0.5unitとなる。5度のビールなら500mlでだいたい1unit(この、日本酒1合≒ウィスキーダブル≒ビール500cc≒1unitという関係は、覚えておくと便利かもしれない:ワインなどは日本酒に準じるので、1本750mlがだいたい4unit強である)。
 
- 主訴:体重減少
 
- (主訴にまつわる症状)
 
-  ・4ヶ月で10kg減少、食欲の減少、嘔吐(頻度:次第に増えてきている。嘔吐物と量:何時間も前に食べたものを多量に嘔吐する)
 
- (主訴以外の症状)
 
-  ・一ヶ月前から脱力感(部位:特に下肢で著しい(丘に登ったり、階段を上ったりするとき))
 
- 嗜好歴:喫煙 20/day、飲酒 10units/week (ビール 6本弱)
 
- 家族歴:なし
 
- 既往歴:高血圧(2年間β遮断薬で治療、4ヶ月前に服薬中止)
 
- 身体所見 examination
 
- バイタル:82/分、血圧 148/86 mmHg
 
- 全身:やせ、体調が悪そう(unwell)。
 
- 呼吸器、心血管系に異常なし
 
- 腹部:腫瘤触知せず、圧痛なし、振盪音/振水音を認める
 
- 検査所見 investigations
 
- 低値:ナトリウム、カリウム、クロライド、尿素
 
- 高値:重炭酸
 
- Q
 
- 1. これらの所見の説明は?
 
- 2. もっともな診断は?
 
- A
 
- ★
 
-  胃流出路の閉塞 = 食後の嘔吐 + 胃の振水音
 
-  高BUN + 低CRE → 脱水
 
-  低Na,Cl,H+ → 嘔吐
 
-  HClの喪失 → 代謝性アルカローシス
 
-   H:細胞内→外
 
-   K:細胞外→内
 
-   従って、低カリウム血症 → 筋力低下・脱力
 
- ★
 
-  胃流出路の閉塞の原因:胃癌とか胃潰瘍による瘢痕
 
-  診断には上部消化管内視鏡・生検(組織診)、その後にCT(局所浸潤、転移巣検索)
 
-  治療法:腫瘍だったら腹腔鏡による腫瘍の摘出術。その他の場合は手術をしたり、薬物療法をしたり、、、
 
- 学習ポイント
 
- ・嘔吐・嘔気 nausea and vomiting DIF.321, vomitus DIF.449 IMD.351
 
- 解剖で考えよう。縦に解剖、横に病因
 
- 鼻咽頭 扁桃、外来異物
 
- 食道 アカラシア、逆流性食道炎、食道癌 ・・・嚥下困難があるはず
 
- 胃 胃炎、消化性潰瘍、胃癌、幽門部の病変(ポリープ、癌、潰瘍;胃の出口を閉塞させる)。子供だったら幽門狭窄症
 
- 十二指腸:潰瘍、十二指腸炎、Billroth II法による輸出脚の閉塞、Billroth I/II法によるダンピング症候群。胆汁性胃炎も原因となる。
 
- 小腸:小腸閉塞(腸重積、腸回転異常症、胃石症、癌腫、限局性回腸炎)
 
- 結腸:潰瘍性大腸炎、アメーバ症、腫瘍男。腸間膜動脈血栓症、
 
- 消化管全体:Strongyloides, Ascaris, Taenia solium
 
- ・β遮断薬の服用中止で何が起こる?
 
-  狭心症や発作性の高血圧。
 
-  なんでやめたんだろう? → 副作用:(1%程度に)めまい、全身倦怠感、頭痛、徐脈が出現
 
- ・振盪音
 
-  腹水や胃内容物の貯留によって聴取される。
 
- ・BUN高値、Cre低値
 
- suggest a degree of dehydration
 
・BUN
- ==検査値の異常 (異常値の出るメカニズム第5版 p.144)==
 
- ===BUN上昇===
 
  [★]
- 英
 
- lower abdominal pain
 
- 関
 
- 下腹痛。腹痛
 
診療エッセンシャルズ.271 改変
産婦人科疾患
- NGY.138
 
急性かつ重篤な下腹痛
中等度の下腹痛
- 1. 鎖陰
 
- 2. 卵巣嚢腫破裂
 
- 3. 子宮内膜症
 
- 4. 月経困難症
 
- 5. 子宮筋腫
 
- 6. 急性付属器炎、子宮内膜炎:子宮内膜炎は子宮内操作や流産後などに起こり、ほとんどが上行性感染と考えられ、発熱や不正出血などの随伴症状を伴うことが多い。卵管に炎症が波及し付属器炎になると下腹痛も増悪し、骨盤腹膜炎を来すことがある。起因菌はクラミジアの頻度が増加している。(参考1)
 
- 7. 流産
 
産婦人科の下腹部痛の鑑別疾患
- 参考1
 
病みえ産婦人科
- 引用p.212
 
妊娠の有無による鑑別
参考
- 1. (12)日本産婦人科医会研修プログラム;痛みの診断と治療
 
3)急性腹症,がん性疼痛への対応 - 日産婦誌58巻9号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/58/5809-395.pdf
 
  [★]
- 英
 
- short-gut syndrome, short bowel syndrome, short-bowel syndrome
 
- 同
 
- 短小腸症候群
 
- 関
 
- 吸収不良症候群
 
[show details]
 
  [★]
上腸間膜動脈閉塞症
  [★]
- 英
 
- thrombus, thrombi TH
 
- 関
 
- 血栓症
 
分類
心筋梗塞における血栓
- ST上昇型急性冠症候群の症例ではフィブリンと赤血球主体の赤色血栓が認められ、非ST上昇型急性冠症候群で心筋トロポニンが上昇した症例では血小板主体の白色血栓が存在していることが明らかとなった。
 
参考文献
- 岡松健太郎1 清野精彦1 水野杏一2, 血管内視鏡を用いた急性冠症候群の洞察(II),日医大医会誌2009; 5(1)
 
- 1日本医科大学千葉北総病院循環器内科
 
- 2日本医科大学大学院医学研究科器官機能病態内科学
 
  [★]
- 英
 
- mesentery (Z)
 
- ラ
 
- mesenterium
 
- 関
 
- 胃結腸間膜
 
- 空腸と回腸を後腹壁に固定するための構造で、この中を血管・リンパ管・神経が通る。
 
- 腸をつり下げている腹膜の一部 (Z)
 
臨床関連
潰瘍
腸間膜付着部
腸間膜付着部対側
憩室
腸間膜付着部
腸間膜付着部対側
  [★]
- 英
 
- thrombosis(=血栓形成)
 
- 関
 
- coagulation、静脈血栓症、動脈血栓症
 
  [★]
- 英
 
- sis, pathy
 
  [★]
- 英
 
- artery (Z)
 
- ラ
 
- arteria
 
- 関
 
- 静脈