- 英
- remission
- 関
- 緩解
WordNet
- (law) the act of remitting (especially the referral of a law case to another court) (同)remitment, remit
- an abatement in intensity or degree (as in the manifestations of a disease); "his cancer is in remission" (同)remittal, subsidence
- easing the severity of a pain or a disease without removing the cause
- the act of relieving ills and changing for the better (同)melioration, betterment
PrepTutorEJDIC
- 〈U〉(罪からの)赦免《+『from』+『名』》 / 〈U〉〈C〉(借金・義務からの)免除《+『of』+『名』》 / 〈U〉(苦痛・病気などの一時的な)軽減,和らぎ
- (罪などの)弁解,取りつくろうこと / (病気などの)一時的な抑え
- 改善,改良
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/11/16 18:35:43」(JST)
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治癒(ちゆ)とは、体に負った傷、あるいは病気などが完全に治ることを指す[1]。狭義では「よくなった」ことを指し、「完全に治った」ことを完治(かんち)と呼んだりもする。
しかし、「治る」ということを「健康体に戻る(健康体=非病気の状態になる)こと」あるいは「元の状態に戻ること」のように解釈した場合、大きな怪我であれば傷痕が残るなどの後遺症があるため、たとえ治療が終了したとしても、それを治癒と呼べるかどうか微妙な問題をはらむ。さらに、遺伝的(体質的)な問題がからむ病気やいわゆる不治の病である場合、治癒というのは存在しないことになる。
一方、医学的には寛解(かんかい、英: Remission)という語を用いる場合がある。これは永続的であるか一時的であるかを問わず、病気による症状が好転または、ほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態を指す。すなわち、一般的な意味で完治せずとも、臨床的に「問題ない程度」にまで状態がよくなる、あるいはその状態が続けば寛解したと見なす[1]。
とくに「社会的寛解」の意味でその語を用いることの多い統合失調症においては、その症状により日常生活を含めた社会的な活動がほとんど影響されない程度にまでよくなった場合にそのように言う。しかし、その状態を保つために薬を服用し続けなくてはならないなど、一般的な感覚としては明らかに治癒とは異なる。
また、体質の問題であり、原則的には治癒しないとされるアレルギー疾患の場合にも用いられることがある。たとえば花粉症の場合、臨床的に3シーズン連続して症状を表さない場合に寛解したと考える。しかし、体質が変化していなければ再発の可能性はあり、こうしたことが治癒とイコールかどうかといえば、異なると言わざるを得ない。
白血病においても寛解という語が用いられる(→白血病#治療法)。治療によって末梢血や骨髄に白血病細胞が観察されなくなった時点で寛解とするが、その時点では白血病細胞は依然として存在する(1010以下程度)ため、寛解後療法を行う。通常、完全寛解後5年再発が見られなかったときに治癒したとされる。
臨床を離れて「治る」とはどういうことなのかを考えると、なかなかに奥深い問題が残されている。
日本の労災保険(労働者災害補償保険法)では、症状が安定し、疾病が固定した状態にあって、治療の必要がなくなったものを「治癒」としている[2]。医学上一般に認められた医療を行っても、それ以上の医療効果が期待できなくなったときをいい、必ずしももとの身体状態に回復した場合だけをいうものではない。
脚注
- ^ a b 国立国語研究所「病院の言葉」委員会 『病院の言葉を分かりやすく:工夫の提案』 勁草書房、2009年、p.p.12-13。ISBN 4-326-70062-9。
- ^ 昭和23年1月13日基災発3号
関連項目
外部リンク
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Japanese Journal
- 臨床研究・症例報告 発症早期の免疫グロブリン療法で長期寛解を得た全身型の重症筋無力症の1例
- 転載 2011年度委託研究報告 関節リウマチ患者における岡田式浄化療法3ヵ月継続施術の効果に関する研究
- 移植前の寛解導入療法としてレナリドマイドと大量デキサメタゾンの併用療法を施行したPOEMS症候群
Related Links
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- 病院で使われている言葉の中には、患者にとって分かりにくいものや、誤解しがちなものが、多くあります。病院の言葉のうち重要なものを取り上げ、分かりやすく言い換えたり説明したりする具体的な工夫について提案します。
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★リンクテーブル★
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- 60歳の女性。急性リンパ性白血病で入院中である。寛解導入療法を繰り返したが寛解に至らなかった。主治医との面接で「もうだめなので、早く死なせてください」と語った。
- 主治医の対応として最も適切なのはどれか。
- a 「必ず治ります。私が治してみせます」
- b 「そんなことは法律でできないのです」
- c 「そう思われるほど、つらいのですね」
- d 「そんなことをおっしゃると、ご家族が心配されます」
- e 「だめなんてことはありません。もっと頑張りましょう」
[正答]
※国試ナビ4※ [105H022]←[国試_105]→[105H024]
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- attend
- vt.
- ~に出席/参列する、(学校に)行く(go toより堅い語)
- The normal ECG and chest X-ray when he attended hospital after an episode do not rule out an intermittent conduction problem.
- (結果として)~に伴う
- ~に同行/同伴する、付き添う、仕える。往診する。~の世話をする、~に気をつける、見張る
- vi.
- 出席/参列/出勤する(at)
- 留意/注目/傾聴する(to)。身を入れる、勢力を注ぐ、心を傾注する(to)。世話をする、気を配る(to)
- 仕える、付きそう(on)。(危険・困難などが)伴う(on)
- productive
- outflow
- obstruction
-
- the clinical picture suggests obstruction to outflow from the stomach.(この臨床像は胃流出障害を示唆している)
- obstruction to outflow
- 流出障害
-
- the clinical picture suggests obstruction to outflow from the stomach.(この臨床像は胃流出障害を示唆している)
- aqueous outflow from the eye (眼球からの房水流出)
- retain
- re + tent (tineo=teneo) = to hold back
- 保持する、保有する、保留する、持ち続ける、維持する。(使用のために)確保しておく
- (ある場所に)保つ、保持する。(熱などを)保っている、失わないでいる
- 忘れないでいる、覚えている
- (弁護士・気腫・召使いなどを)雇っておく、抱える
- 使用/実行し続ける。(廃止しないで)そのままにしておく
- palliation
- n.
- 寛解、緩和
- volvulus
- 腸捻転
- bezoar
- 胃石
- malrotation
- 腸回転異常
- intussusception
- 腸重積
- succussion
- n.
- 強く揺り動かすこと、強く揺れること
- splash
- n.
- はね返し、はねかけ。はねかす音。
- どっと流れる水。
- □unit
- 1 unit = 10 ml of ethanol
- □350ml アルコール5%
- 350x0.05/10=1.75 unit
- http://pohwa.adam.ne.jp/you/hobby/ryori/sake2.html
- 1unitの量が国によって違う。純エタノール換算で、1英unitは8g=10ml(英糖尿病協会採用の数値)、1米unitは15g(20ml弱:1drinkとも)で、日本では10~14g程度(代謝熱量80Kcalが基準:食品成分表5訂版,2002)や20ないし23g(日本酒1合分)を1unitとしている。日本の医学界では1unit=20g(体積に換算すると25ml)を採用することが多いので、ここでもそれに従う。この基準(1unit=20g=25ml)で計算すると、40度のウィスキー1ショット(=1オンス:英液量オンスで28.41ml、米液量オンスで29.57ml、日本の1ショットで30ml)が約0.5unitとなる。5度のビールなら500mlでだいたい1unit(この、日本酒1合≒ウィスキーダブル≒ビール500cc≒1unitという関係は、覚えておくと便利かもしれない:ワインなどは日本酒に準じるので、1本750mlがだいたい4unit強である)。
- 主訴:体重減少
- (主訴にまつわる症状)
- ・4ヶ月で10kg減少、食欲の減少、嘔吐(頻度:次第に増えてきている。嘔吐物と量:何時間も前に食べたものを多量に嘔吐する)
- (主訴以外の症状)
- ・一ヶ月前から脱力感(部位:特に下肢で著しい(丘に登ったり、階段を上ったりするとき))
- 嗜好歴:喫煙 20/day、飲酒 10units/week (ビール 6本弱)
- 家族歴:なし
- 既往歴:高血圧(2年間β遮断薬で治療、4ヶ月前に服薬中止)
- 身体所見 examination
- バイタル:82/分、血圧 148/86 mmHg
- 全身:やせ、体調が悪そう(unwell)。
- 呼吸器、心血管系に異常なし
- 腹部:腫瘤触知せず、圧痛なし、振盪音/振水音を認める
- 検査所見 investigations
- 低値:ナトリウム、カリウム、クロライド、尿素
- 高値:重炭酸
- Q
- 1. これらの所見の説明は?
- 2. もっともな診断は?
- A
- ★
- 胃流出路の閉塞 = 食後の嘔吐 + 胃の振水音
- 高BUN + 低CRE → 脱水
- 低Na,Cl,H+ → 嘔吐
- HClの喪失 → 代謝性アルカローシス
- H:細胞内→外
- K:細胞外→内
- 従って、低カリウム血症 → 筋力低下・脱力
- ★
- 胃流出路の閉塞の原因:胃癌とか胃潰瘍による瘢痕
- 診断には上部消化管内視鏡・生検(組織診)、その後にCT(局所浸潤、転移巣検索)
- 治療法:腫瘍だったら腹腔鏡による腫瘍の摘出術。その他の場合は手術をしたり、薬物療法をしたり、、、
- 学習ポイント
- ・嘔吐・嘔気 nausea and vomiting DIF.321, vomitus DIF.449 IMD.351
- 解剖で考えよう。縦に解剖、横に病因
- 鼻咽頭 扁桃、外来異物
- 食道 アカラシア、逆流性食道炎、食道癌 ・・・嚥下困難があるはず
- 胃 胃炎、消化性潰瘍、胃癌、幽門部の病変(ポリープ、癌、潰瘍;胃の出口を閉塞させる)。子供だったら幽門狭窄症
- 十二指腸:潰瘍、十二指腸炎、Billroth II法による輸出脚の閉塞、Billroth I/II法によるダンピング症候群。胆汁性胃炎も原因となる。
- 小腸:小腸閉塞(腸重積、腸回転異常症、胃石症、癌腫、限局性回腸炎)
- 結腸:潰瘍性大腸炎、アメーバ症、腫瘍男。腸間膜動脈血栓症、
- 消化管全体:Strongyloides, Ascaris, Taenia solium
- ・β遮断薬の服用中止で何が起こる?
- 狭心症や発作性の高血圧。
- なんでやめたんだろう? → 副作用:(1%程度に)めまい、全身倦怠感、頭痛、徐脈が出現
- ・振盪音
- 腹水や胃内容物の貯留によって聴取される。
- ・BUN高値、Cre低値
- suggest a degree of dehydration
・BUN
- ==検査値の異常 (異常値の出るメカニズム第5版 p.144)==
- ===BUN上昇===
[★]
- 英
- recovery、restoration、resolution、reversal、restitution、amelioration、recover、restore、return、regain、ameliorate、resolve、recuperate
- 関
- 解決、回収、回収率、解像度、寛解、帰還、逆転、再建、再建術、修復、反転、復旧、分解、分解能、分割、分離、戻る、戻す、返る、返す、消散、復活、取り戻す
- DNA修復
[★]
- 関
- abate、abatement、ameliorate、palliation、recover、recovery、recuperate、regain、remission、remit、resolution、resolve、restitution、restoration、restore、return、reversal
[★]
- 関
- abate、abatement、alleviate、ameliorate、amelioration、ease、mitigate、mitigation、moderate、palliate、relax、relaxation、remission、remit
[★]
- 英
- relief、alleviation、mitigation、relieve、alleviate、abate、mitigate、palliate
- 関
- 解放、寛解、緩和、和らげる
[★]
- 英
- partial remission, PR
- 関
- 完全寛解 complete remission CR
[★]
- 英
- relapsing-remitting multiple sclerosis
[★]
- 英
- remission phase
- 関
- 緩解期
[★]
- 英
- complete remission CR