- 英
- occlusion of the superior mesenteric artery
- 同
- (国試)上腸間膜動脈血栓症?
- 関
- 急性上腸間膜動脈閉塞症
- 急性腸間膜動脈閉塞症、腸間膜動脈閉塞症
- 上腸間膜動脈
- 血便
リスクファクター
- 不整脈(心房細動)、低心拍出量、動脈硬化、最近の心筋梗塞、重症弁膜症、腹腔内悪性腫瘍、高齢
原因
- 塞栓 60%
- 血栓 15-20%
- 非閉塞性腸管虚血 NOMI 20-30%
好発部位
- 塞栓:上腸間膜動脈の起始部から3-10cm。15%は分岐部。
- 血栓:上腸間膜動脈の起始部。
UpToDate Contents
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- 1. 成人における腸虚血の概要 overview of intestinal ischemia in adults
- 2. 上腸間膜動脈症候群 superior mesenteric artery syndrome
- 3. 慢性腸間膜虚血 chronic mesenteric ischemia
- 4. 膵外分泌癌の治療における外科手術の概要 overview of surgery in the treatment of exocrine pancreatic cancer and prognosis
- 5. 結腸虚血 colonic ischemia
Japanese Journal
- 血液透析導入1か月後に上腸間膜動脈閉塞症をきたした1例
- 安田 圭子,佐々木 公一,畑中 雅喜,猪阪 善隆,楽木 宏実,林 晃正
- 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 44(4), 323-328, 2011-04-28
- 症例は85歳,男性.慢性腎臓病,慢性心不全のため入退院を繰り返していた.血清クレアチニン(creatinine:Cr)値は4.5mg/dL前後であったが保存的には体液管理ができず,平成21年10月から血液透析(hemodialysis:HD)を導入した.内シャント造設術に際して,慢性心房細動(atrial fibrillation:Af)に対して内服していたワルファリンをヘパリンに変更したが,11 …
- NAID 10029406314
- 高齢者における緊急手術--外科専門医が留意すること (特集 高齢者救急診療) -- (救急初療医が知っておくべき専門医の考え方)
Related Links
- 急性上腸間膜動脈閉塞症。急性上腸間膜動脈閉塞症とはどんな病気か 胃腸や肝臓、膵臓など消化吸収に関わる内臓に酸素や栄養を送る動脈は3本あり、それぞれ腹腔動脈幹、上腸間膜動脈、下腸間膜(かちょうかんまく)動脈と呼ばれて ...
- 症例52: 上腸間膜動脈閉塞症 87歳女性 脳梗塞とそれに伴う脳血管性認知症のためたびたび入退院を繰り返していた。既往歴として62歳で遠位胃切除。65歳から心房細動。75歳からはイレウスのため年に1度の頻度で入院(写真1)。
- 1 1 急性上腸間膜動脈閉塞症について Clinical Implications for the Management of Acute Thromboembolic Occlusion of the Superior Mesenteric Artery.
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★リンクテーブル★
[★]
- 72歳の女性。下腹部痛と血便のため救急外来を受診した。本日就寝前に急激な下腹部痛と下痢が出現した。数回の下痢に続いて鮮紅色の血便が出現したため受診した。20年前から糖尿病と高血圧症で自宅近くの診療所に通院している。意識は清明。体温 37.2℃。脈拍 96/分、整。血圧 142/92mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 96%(room air)。腹部は平坦で、左下腹部に自発痛と圧痛を認める。筋性防御を認めない。血液所見:赤血球 380万、Hb 11.4g/dL、Ht 39%、白血球 11,200(桿状核好中球 4%、分葉核好中球 55%、好酸球 2%、単球 7%、リンパ球 32%)、血小板23万。血液生化学所見:総蛋白 6.9g/dL、アルブミン 3.8g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、AST 24U/L、ALT 27U/L、LD 267U/L(基準 176~353)、アミラーゼ 60U/L(基準 37~160)、尿素窒素 21mg/dL、クレアチニン 1.1mg/dL、尿酸 6.6mg/dL、血糖 138mg/dL、HbA1c 6.9%(基準 4.6~6.2)、Na 141mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 99mEq/L。CRP 2.1mg/dL。動脈血ガス分析(room air):pH 7.41、PaCO2 36Torr、PaO2 90Torr、HCO3- 24mEq/L。
- 最も考えられる疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C029]←[国試_113]→[113C031]
[★]
- 67歳の男性。腹部全体の持続する強い痛みを主訴に来院した。 3年前から虚血性心疾患と心房細動とで通院中である。 10時間前に腹痛が突然出現し、徐々に増強した。体温 36.7℃。脈拍 88/分、不整。血圧 124/78 mmHg。呼吸数 16/分。 SpO2 97%(room air)。腹部は全体に膨隆し、腸雑音を聴取しない。腹部全体に圧痛と Blumberg徴候とを認める。血液所見:赤血球 512万、 Hb 16.2 g/dl、Ht 48%、白血球 12,800(桿状核好中球 28%、分葉核好中球 46%、好酸球 2%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 17% )、血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 7.6 g/dl、アルブミン 4.6g/dl、総ビリルビン 0.6 mg/dl、AST 112 IU/l、ALT 35 IU/l、LD 482 IU/l(基準 176~353)、アミラーゼ 124 IU/l(基準 37~160)、 CK 186 IU/l(基準 30~140)。腹部造影 CT(別冊 No. 8、頭側から順にA、B、C)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108D023]←[国試_108]→[108D025]
[★]
- 72歳の女性。持続性の強い腹痛を主訴に来院した。6時間前に腹痛が突然出現し、徐々に増強した。表情は苦悶様である。体温37.0℃。呼吸数20/分。脈拍112/分、不整。血圧90/60mmHg。腹部は平担、軟で、全体に圧痛を認める。血液所見:赤血球 480万、Hb 14.8g/dl、Ht 47%、白血球 18,700、血小板 22万。血液生化学所見: 尿素窒素 41mg/dl、クレアチニン 1.5mg/dl、Na 135mEq/l、K 4.0mEq/l、Cl 97mEq/l。CRP 1.5mg/dl。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air): pH 7.41、PaO2 79Torr、PaCO2 29Torr、HCO3- 18mEq/l、BE -5.4mEq/l。腹部造影CT(別冊No.9)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I049]←[国試_104]→[104I051]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [109I036]←[国試_109]→[109I038]
[★]
- 英
- mesenteric artery occlusion
- 関
- 上腸間膜動脈閉塞症
- 基礎疾患:心房細動、三尖弁狭窄症
- 誘因:
- 症状:急激な腹痛、下痢、下血。麻痺性イレウスをきたしうる
- 検査:血管造影、MRA、造影CT。 ×注腸造影
- 治療:保存療法(絶食、安静、輸液)不応なら緊急手術。
- 基礎疾患:動脈硬化
- 誘因:食事(食後15-30分)
- 身体所見:狭窄部の血管雑音
- 症状:食後の発作的な腹痛
[★]
- 関
- 上腸間膜動脈閉塞症
[★]
上腸間膜動脈閉塞症
[★]
上腸間膜動脈閉塞症
[★]
- 英
- acute occlusion of the superior mesenteric artery
- 同
- 急性上腸間膜動脈閉塞
- 関
- 急性腸間膜虚血、上腸間膜動脈閉塞症、急性腸間膜動脈閉塞症
- 上腸間膜動脈
[★]
- 英
- mesentery (Z)
- ラ
- mesenterium
- 関
- 胃結腸間膜
- 空腸と回腸を後腹壁に固定するための構造で、この中を血管・リンパ管・神経が通る。
- 腸をつり下げている腹膜の一部 (Z)
臨床関連
潰瘍
腸間膜付着部
腸間膜付着部対側
憩室
腸間膜付着部
腸間膜付着部対側
[★]
- 英
- occlusion
- 関
- 促通
- 詰まること、詰まっていること
- (神経)2種の異なる興奮性のシナプス前性のニューロン群が1つのニューロン群へ収束と発散によりシナプス結合する回路において、2種のシナプス前線維群内の同期して興奮するニューロンの数が多い場合には、興奮するシナプス後ニューロンの数は、個々のシナプス前線維群だけの活動による場合の和よりも少なくなる。
[★]
- 英
- obstruction、occlusion
- 同
- 閉鎖症
- 関
- 咬合、通過障害、閉鎖、閉塞、妨害、妨害物
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- arterial occlusion