アルギン酸
WordNet
- a unit of force equal to the force exerted by gravity; used to indicate the force to which a body is subjected when it is accelerated (同)gee, g-force
- the 7th letter of the Roman alphabet (同)g
UpToDate Contents
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- 1. 成人における胃食道逆流症の内科的マネージメントmedical management of gastroesophageal reflux disease in adults [show details]
…needed, low-dose histamine 2 receptor antagonists (H2RAs) We suggest concomitant antacids and/or sodium alginate as needed if symptoms occur less than once a week. For patients with continued symptoms despite …
- 2. 成人における難治性胃食道逆流症へのアプローチapproach to refractory gastroesophageal reflux disease in adults [show details]
… Alginates – In patients with refractory heartburn, who demonstrate acid reflux on esophageal pH testing while on a twice daily PPI, we use concurrent sodium alginate, if available. Alginates can potentially …
- 3. 小児や青年の胃食道逆流症のマネージメントmanagement of gastroesophageal reflux disease in children and adolescents [show details]
…surfaces. Only two such substances have been evaluated in the treatment of GERD: sucralfate and sodium alginate. These agents are not recommended for chronic treatment of GERD in children, although they may …
- 4. 創傷マネージメントの基本原則basic principles of wound management [show details]
…basis of alginate dressings. Their activity as dressings is unique because they are insoluble in water, but in the sodium-rich wound fluid environment these complexes exchange calcium ions for sodium ions …
- 5. 嚢胞性線維症:実験的治療cystic fibrosis investigational therapies [show details]
… Excessive sodium absorption due to increased activity of the epithelial cell sodium channel (eNaC) contributes to the… A phase 3 trial is underway Alginate oligosaccharide (OligoG) is a glucuronate-rich alginate oligomer derived from seaweed that has…
Japanese Journal
- アルロイドGアイスボール内服による放射線食道炎の疼痛軽減--化学療法と放射線療法の同時併用をする肺がん患者への介入
- Sodium arginateにより血清リン値の上昇を認めた2症例
- 菅野 義彦,松本 郷,田中 尊臣,茂木 健,鈴木 洋通
- 日本透析医学会雑誌 35(13), 1583-1585, 2002
- … Sodium arginate (アルロイドG<sup>®</sup>) は局所止血効果を示し, 血液透析患者でも消化性潰瘍などに対して広く処方されているがこれまで大きな副作用は報告されていない. …
- NAID 130003721658
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- アルロイドG内用液5%の主な効果と作用 胃潰瘍 や 十二指腸潰瘍 、胃炎、 逆流性食道炎 などを治療するお薬です。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- アルロイドG内用液5%100mL中にアルギン酸ナトリウム5g含有する。
- 添加物として、銅クロロフィリンナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラベン、サッカリンナトリウム、エタノール、香料を含有する。
効能または効果
- 下記疾患における止血及び自覚症状の改善
胃・十二指腸潰瘍、びらん性胃炎
逆流性食道炎における自覚症状の改善
胃生検の出血時の止血
- 胃・十二指腸潰瘍及びびらん性胃炎における止血及び自覚症状の改善並びに逆流性食道炎における自覚症状の改善には、アルギン酸ナトリウムとして、通常1回1〜3g(本剤20〜60mL)を1日3〜4回、空腹時に経口投与する。
経口投与が不可能な場合には、ゾンデで経鼻的に投与する。胃生検の出血時の止血には、アルギン酸ナトリウムとして、通常1回0.5〜1.5g(本剤10〜30mL)を経内視鏡的に投与するか、1回1.5g(本剤30mL)を経口投与する。
なお、いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
粘膜保護作用
- ラットの摘出胃及び家兎の摘出食道を用いたin vitroの実験でアルギン酸ナトリウムは、胃、食道に持続的に付着し攻撃因子による消化を有意に抑制した。9)
- ラットによる実験でアルギン酸ナトリウムは胃びらん部及び出血部を被覆し粘膜からの組織の崩壊を抑制した。9)
止血作用
- ラットによる実験で、アルギン酸ナトリウムは胃バイオプシーによる出血に対して出血時間を短縮させた。10)
- in vitroの実験で血小板凝集、11)赤血球凝集、12)フィブリン形成促進13)などにより止血を促進させた。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- アルギン酸ナトリウム
Sodium Alginate
分子式
性状
- アルギン酸ナトリウムは白色〜帯黄灰白色の粉末でにおい及び味はなく、エタノール、クロロホルム及びエーテルにはほとんど溶けない。
水に膨潤して徐々に溶け粘性の高い液となる。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- reflux esophagitis
- 同
- peptic esophagitis
- 関
- 胸骨下痛、食道炎、バレット食道、胃食道逆流症 GERD
概念
- 胃食道の逆流防止機構が十分に作動せず、胃・小腸内容液の逆流から粘膜傷害をきたした状態(IMD)。
- 上位の疾患概念に胃食道逆流症 GERDがある。
分類
- ロサンゼルス分類:(内視鏡的な分類)
- Savary-Miller分類
- 食道疾患研究会による分類:色調変化型、びらん型、潰瘍型、隆起肥厚型
リスク
- 肥満、妊娠(腹腔内圧上昇、エストロゲン・プロゲステロンによるLES圧低下)、過食、高カロリー食(チョコレート、和菓子、高脂肪食、餅)・刺激物、食後臥位(3時間以内)、喫煙、アルコール、薬剤(Ca拮抗薬、硝酸薬、テオフィリン)
- 滑脱型食道裂孔ヘルニア、LES機能不全、胃切除後
症状
- 食道症状:胸焼け、呑酸、嚥下困難
- 食道外症状:咳嗽、前胸部痛(胸骨後部痛)、嚥下困難、嚥下痛、つまり感
検査
- 確定診断のために、食道内24時間pHモニター、食道内圧測定、内視鏡検査が重要。特に食道内24時間pHモニターでpHの低下が証明できなければ、胃食道逆流症は否定的。(QB.A-53)
- X線造影
- 胃カメラ
- 食道内24時間pHモニター
24-hour pH monitoring
治療
- (胃酸分泌抑制)H2受容体阻害薬、プロトンポンプ阻害薬
- (胃の逆流阻害)消化管運動促進薬 ← 本当?
- 粘膜保護薬 (QB.A-53)
- 術後胃で十二指腸液の逆流があるばあいには酸分泌抑制薬は無効であり、メシル酸カモスタットが用いられる。
プロトンポンプ阻害薬
- hospitalist vol.2 no.3 2014.9 P.741
- 血液濃度が低い:腸溶コーティングされたPPIが長時間胃に留まると胃の中で溶解してしまい成分が失活して、血液中濃度が十分に上昇しない場合がある。腸管運動の運動改善薬が有効なことがある。
- rapid metabolizer:PPIはCYP2C19の代謝を受けるが、遺伝子多形により代謝の速度が異なる(homozygous extensive metabolizer, heterozygous extenstive metabolizer, poor metabolizer)。ランソプラゾールでは多型の影響をうける。エソメプラゾールやラベプラゾールは影響が少ない。
- 胃内環境が酸性でない:PPIの活性化には酸性環境が必要であるが、食後など胃内に大量の食物がある場合には胃酸が希釈されて酸性環境が得られない場合がある。これに対して腸管の運動改善薬や食前内服が等の対策が必要。
胃酸以外の逆流の可能性
国試
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- 英
- macrogol 4000
- 商
- アナストロゾール、アリーゼS配合、アルロイドG、イソジンゲル、インドメタシン、インメシン、コバテンシン、サニアーゼ配合、スクリット配合、ソルバノン、ソルベース、タフマックE配合、テナキシル、ドネペジル塩酸塩、トビエース、ナトリックス、ニフプラス、ニフレック配合、ネオザロカインパスタ、バトラーフローデンフォームA、バトラーフローデンフォームN、ビーゾカイン歯科用ゼリー、プロネスパスタアロマ、ベニジピン塩酸塩、ポピヨドンゲル、ムーベン配合、リカマイシン、ロレナック配合、塩酸ベニジピン
[★]
- 英
- alginic acid、alginate
- 同
- アルギン algin
- 化
- (医薬品として用いられる)アルギン酸ナトリウム sodium alginate、アルギン酸カルシウム
- 商
- (アルギン酸ナトリウム)アルロイドG、サンメール、アルト、アプレース、アルクレイン、アレンフラール、ケフラール、ケフレックス、セクロダン、セルニルトン、バムスター、ユーパスタ
- 関
- アルギン酸塩、消化性潰瘍用剤
- アルギン酸ナトリウム
- 褐藻類より抽出されるL-マンヌロン酸とL-グルロン酸から構成される多糖類。
- 止血作用、粘膜保護作用を期待して用いられる。
- 消化性潰瘍治療薬、そのほか抗菌薬に添加されたりする。
[★]
[★]
- 同
- ガドリニウム造影MRI
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グラム
- 関
- gram