シメチジン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- B143 マイクロループヒートパイプの研究 : 新蒸発器構造の提案
- B-7-93 コアネットワークにおけるマイクロループ防止手法(B-7.情報ネットワーク,一般セッション)
- マイクロル流れに対するボルツマン/ナビエ・ストークス統合解法の試み(OS19b マイクロスケール流れに対するシミュレーション技術とその応用)
Related Links
- イクロール錠200mg 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
- イクロール(H2受容体拮抗薬 胃・十二指腸潰瘍、胃炎の治療薬 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 主な作用 胃・十二指腸潰瘍は消化性潰瘍ともいわれ、胃液が胃・十二指腸の粘膜を傷つける(消化する)こと ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
イクロール錠200mg
組成
イクロール錠200mg
1錠中シメチジン200mgを含有する。
添加物としてセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,クロスカルメロースナトリウム,ステアリン酸マグネシウム,タルク,ヒプロメロース,マクロゴール,酸化チタンを含有する。
禁忌
効能または効果
○胃潰瘍,十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍,Zollinger‐Ellison症候群,逆流性食道炎,上部消化管出血(消化性潰瘍,急性ストレス潰瘍,出血性胃炎による)
○下記疾患の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,浮腫)の改善
○胃潰瘍,十二指腸潰瘍
- 通常,成人にはシメチジンとして1日800mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する。また,1日量を4回(毎食後及び就寝前)に分割もしくは1回(就寝前)投与することもできる。
なお,年齢・症状により適宜増減する。
○吻合部潰瘍,Zollinger‐Ellison症候群,逆流性食道炎,上部消化管出血(消化性潰瘍,急性ストレス潰瘍,出血性胃炎による)
- 通常,成人にはシメチジンとして1日800mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する。また,1日量を4回(毎食後及び就寝前)に分割して投与することもできる。
なお,年齢・症状により適宜増減する。
ただし,上部消化管出血の場合には,通常注射剤で治療を開始し,内服可能となった後は経口投与に切り替える。
○下記疾患の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,浮腫)の改善
急性胃炎,慢性胃炎の急性増悪期
- 通常,成人にはシメチジンとして1日400mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する。また,1日量を1回(就寝前)投与することもできる。
なお,年齢・症状により適宜増減する。
- 腎障害のある患者では,血中濃度が持続するので,投与量を減ずるか投与間隔をあけて使用すること。
- シメチジンは血液透析により除去されるため,血液透析を受けている患者に投与する場合は,透析後に投与すること。
なお,腹膜透析においては,シメチジンの除去率はわずか(投与量の約5%以下)である。
慎重投与
- 腎障害のある患者(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)
- 肝障害のある患者
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック,アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- ショック,アナフィラキシー様症状(全身発赤,呼吸困難等)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少(頻度不明)
- 再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少があらわれることがあるので,初期症状として全身倦怠,脱力,皮下・粘膜下出血,発熱等がみられたら,その時点で血液検査を実施し,異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
間質性腎炎,急性腎不全(頻度不明)
- 間質性腎炎,急性腎不全があらわれることがあるので,初期症状として発熱,腎機能検査値異常(BUN,クレアチニン上昇等)等が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(頻度不明)
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
肝障害(頻度不明)
- 黄疸,AST(GOT),ALT(GPT)の上昇等があらわれることがあるので,定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止すること。
房室ブロック等の心ブロック(頻度不明)
- 房室ブロック等の心ブロックがあらわれることがあるので,このような場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
意識障害,痙攣(頻度不明)
- 意識障害,痙攣があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。特に腎機能障害を有する患者においてあらわれやすいので,注意すること。
薬効薬理
- 胃酸分泌抑制作用を示す。その作用機序は,胃粘膜壁細胞のヒスタミンH2受容体に対する競合的拮抗作用による。ヒスタミン以外の刺激による分泌亢進も抑制し,例えばペプシン分泌抑制作用も示す。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 2-Cyano-1-methyl-3-{2-[(5-methyl-1H-imidazol-4-yl)methylsulfanyl]ethyl}guanidine
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末で,においはなく,味は苦い。
メタノール又は酢酸(100)に溶けやすく,エタノール(95)にやや溶けにくく,水に溶けにくく,ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は希塩酸に溶ける。
本品は光によって徐々に着色する。
融点
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- cimetidine
- 商
- アルキオーネ、イクロール、エスメラルダ、カイロック、シメチパール、シメチラン、シルカーゼット、ストマチジン、タカミジン、タガメット Tagamet、ダンスール、チーカプト、チスタメット、ファルジン
- 関
- ヒスタミン受容体
-
- H2ブロッカー = ヒスタミンH2受容体選択的阻害薬
薬効薬理
- シメチジン錠200mg「タナベ」/**シメチジン錠400mg「タナベ」/**シメチジン細粒20%「タナベ」
シメチジンは胃酸分泌抑制作用を示す.その作用機序は,胃粘膜細胞のヒスタミンのH2受容体に対する競合的拮抗作用による.ガストリン刺激,インスリン刺激及び食事刺激による胃酸分泌も抑制する.また,ペプシン分泌抑制作用も示す3).
効能又は効果
- シメチジン錠200mg「タナベ」/**シメチジン錠400mg「タナベ」/**シメチジン細粒20%「タナベ」
- 胃潰瘍,十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍,Zollinger-Ellison症候群,逆流性食道炎,上部消化管出血(消化性潰瘍,急性ストレス潰瘍,出血性胃炎による)
- 下記疾患の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,浮腫)の改善
- 急性胃炎,慢性胃炎の急性増悪期
禁忌
- シメチジン錠200mg「タナベ」/**シメチジン錠400mg「タナベ」/**シメチジン細粒20%「タナベ」
副作用
- CYP2D6, CYP3A4阻害作用。これらはシメチジンとの相互作用が強い。多くの薬物代謝が影響を受ける。すなわち、副作用につながる
- 肝障害
- 抗アンドロゲン作用(女性化乳房、乳汁分泌)
相互作用
添付文書
- シメチジン錠200mg「タナベ」/**シメチジン錠400mg「タナベ」/**シメチジン細粒20%「タナベ」
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2325001C1126_1_01/2325001C1126_1_01?view=body
[★]
- 英
- chloride
- 関
- 塩化、塩化物、塩素イオン、クロライド、クロリド