UpToDate Contents
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 胃炎・胃潰瘍治療剤
販売名
レスラートカプセル200mg
組成
- １カプセル中、セトラキサート塩酸塩200mgを含有する。
添加物として、デキストリン、ステアリン酸Ｍｇ、カルナウバロウ、ゼラチン、酸化チタン、ラウリル硫酸Ｎａ、青色１号を含有する。
効能または効果
- ○下記の疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善
急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期
○胃潰瘍 - 通常成人は、セトラキサート塩酸塩として１回200mg(１カプセル又は細粒0.5ｇ)１日３〜４回食後及び就寝前に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 血栓のある患者(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)
[本剤は代謝されてトラネキサム酸を生じるので、血栓を安定化するおそれがある。] - 消費性凝固障害のある患者
[本剤は代謝されてトラネキサム酸を生じるので、血栓を安定化するおそれがある。]
薬効薬理
- セトラキサート塩酸塩は胃粘膜の微小循環を改善して胃粘膜の血流増加をきたす。また、胃粘膜内のプロスタグランジンＥ1、Ｉ2生合成を増加させて、胃液分泌を抑制する。胃粘膜での粘液成分（ヘキソサミン、シアル酸、糖たん白など）の合成を促進し、粘液の減少を抑制することにより、粘膜再生並びに保護作用をたかめる。更にペプシノーゲン活性化を抑制して、胃粘膜の自己消化（潰瘍生成）を抑制すると共に、カリクレインに拮抗することにより胃酸・ペプシン分泌を抑制する。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- セトラキサート塩酸塩(Cetraxate Hydrochloride)
化学名
- 3-{4-[trans-4-(Aminomethyl)cyclohexylcarbonyloxy]phenyl}propanoic acid monohydrochloride
分子式
- Ｃ１７Ｈ２３ＮＯ４・ＨＣｌ
分子量
- ３４１．８３
性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末である。
メタノールにやや溶けやすく、水又はエタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点：約２３６℃(分解)
★リンクテーブル★
| リンク元 | 「消化性潰瘍用剤」「セトラキサート」 |
「消化性潰瘍用剤」
商品
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- アシノン
- アズクレニンS配合
- アスコンプ
- アズノール
- アズレミン配合
- アズレン・グルタミン配合
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