セファレキシン
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Japanese Journal
- L-ケフレックスの有効血中濃度持続化におよぼす食餌因子の影響
- 上野 和行,森田 俊彦,高田 充隆,中多 泉,福井 澄夫,尾崎 照美
- 病院薬学 9(1), 53-56, 1983-02-20
- L-Keflex is a sustained-release preparation of cephalexin (CEX). It is composed of non-enteric coated granules and enteric coated ones at the potency ratio of 3 to 7. The effect of food on the prolong …
- NAID 110001797138
- 上野 和行,福永 敬三,田中 義一,杉本 欣司,平野 善信,尾崎 照美
- 病院薬学 7(5), 300-304, 1981-12-20
- L-Keflex granule is a sustained release preparation of cefalexin in rapid release granules (30%) and enteric coated granules (70%). The acid-resistance and the dissolution pattern of this preparation …
- NAID 110001796884
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- 塩野義製薬株式会社のケフレックスカプセル250mg(抗生物質製剤)、一般名 セファレキシン(Cefalexin) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ケフレックスシロップ用細粒100
組成
成分・含量(1g中):
添加物:
- 白糖,ポリソルベート80,シリコーン樹脂,アルギン酸ナトリウム,含水二酸化ケイ素,香料,黄色5号アルミニウムレーキ,黄色5号
禁忌
本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種>
- 本剤に感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,腸球菌属,大腸菌,クレブシエラ属,インフルエンザ菌
適応症>
- ○ 表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症*○ 外傷・熱傷及び手術創等の二次感染*○ 咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染*○ 膀胱炎,腎盂腎炎*○ 涙嚢炎,麦粒腫*○ 外耳炎,中耳炎,副鼻腔炎*○ 歯周組織炎,顎炎,抜歯創・口腔手術創の二次感染*○ 猩紅熱
*通常,幼小児にはセファレキシンとして体重kgあたり1日25〜50mg(力価)を分割して6時間ごとに経口投与する。
重症の場合や分離菌の感受性が比較的低い症例には,体重kgあたり1日50〜100mg(力価)を分割して6時間ごとに経口投与する。
なお,年齢,体重,症状により適宜増減する。
本剤の使用にあたっては,耐性菌の発現等を防ぐため,原則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
本人又は両親,兄弟に気管支喘息,発疹,蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
高度の腎障害のある患者[血中濃度が持続するので,投与量を減らすか,投与間隔をあけて使用すること。]
経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者,全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
重大な副作用
ショック,アナフィラキシー様症状(0.1%未満):ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難,全身潮紅,浮腫等)を起こすことがあるので,観察を十分に行い,症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
急性腎不全(0.1%未満):急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
溶血性貧血(0.1%未満):溶血性貧血があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
偽膜性大腸炎(0.1%未満):偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛,頻回の下痢があらわれた場合には,直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(0.1%未満):皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
間質性肺炎,PIE症候群(0.1%未満):発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎,PIE症候群等があらわれることがあるので,このような症状があらわれた場合には投与を中止し,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬理作用
- 抗菌作用
- セファレキシンは,試験管内でブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,大腸菌,クレブシエラ属に抗菌力を示す 4),5)。
作用機序
- 細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を発揮し,その作用は殺菌的である 6)。
有効成分に関する理化学的知見
一般的名称:
- セファレキシン(JAN)[日局]
Cefalexin
略号:
化学名:
- (6R,7R)-7-[(2R)-2-Amino-2-phenylacetylamino]-3-methyl-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylic acid
分子式:
分子量:
化学構造式:
性状:
- 白色〜淡黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
水にやや溶けにくく,メタノールに溶けにくく,エタノール(95)又はN,N-ジメチルホルムアミドにほとんど溶けない。
吸湿性である。
融点:
分配係数:
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- sodium sulfate
- 商
- 乾燥硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、アストーマ、アスペノン、アプリトーン、アモキシシリン、アモペニキシン、アモリン、アルギスタット、アルフロシン、アレンフラール、アンチレクス、イソパール・P、イノバン、ウレパール、エカテリシン、エクセラーゼ、エクセラーゼ配合、エホチール、エルゴメトリンマレイン酸塩、オーネスSP、オーネスSZ、オーペグ 、カズマリン、ガモファー、カラシミンC、カルデナリン、カルメゾシン、グルコリンS、ケイラーゼA、ケフラール、ケフレックス、ゲンタマイシン、ゲンタロール、コスパノン、コバマミド、コントミン、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ジアイナミックス、シーシーエル、シータック、シェトラゾーナ、ジソピラミド、スクリット配合、セクロダン、セフジトレンピボキシル、セフジニル、セブンイー・P、センセファリン、ダイメジンスリービー、ダウンテンシン、タフマックE、ダラシン、タンチパン配合、テクネMAG3、デトキソール、トキクロル、ドキサゾシン、ドキサゾン、ドパミン塩酸塩、トレキサメット、ドロキシドパ、トロキシン、ニザチジン、ニトレナール、ニトロールR、ニフプラス 、ニフレック配合、ニューロライト、ネオ・エフラーゼ配合、ハイポ、プロモーション
- 関
- 塩類下剤
[★]
- 英
- polysorbate 80
- ラ
- polysorbas 80
- 商
- M.V.I.-12、アドステロール-I131、アトルバスタチン、イノマール、イムネース、イモバックスポリオ、イルガス、インジウム(111In)オキシン、インデラニック、インフルエンザHAワクチン、ウビロン、ウルサミック、エイムゲン 、エキセメスタン、エクセラーゼ配合、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンセバック、ガーダシル、キューカル、キョーリンAP2配合、クラリスロマイシン、グラン、ケフレックス、ケルナック、ゴクミシン、コバテンシン、シンレスタール、スピロノラクトン、セファクロル、ダイメジン・マルチ、タムスロシン塩酸塩、タンチパン配合、ネオM.V.I.-9、ネオラミン・マルチV、ビタジェクト、フッコラート、フルカリック1号、ベザリップ、ヘパンED配合、マインベース、ヤンヤン温パップ 、ヤンヤン冷パップ 、ライドラース、ランソプラゾール、レバミピド、ロタテック、塩酸タムスロシン
- 関
- ポリソルベート
[★]
- 英
- alginic acid、alginate
- 同
- アルギン algin
- 化
- (医薬品として用いられる)アルギン酸ナトリウム sodium alginate、アルギン酸カルシウム
- 商
- (アルギン酸ナトリウム)アルロイドG、サンメール、アルト、アプレース、アルクレイン、アレンフラール、ケフラール、ケフレックス、セクロダン、セルニルトン、バムスター、ユーパスタ
- 関
- アルギン酸塩、消化性潰瘍用剤
- アルギン酸ナトリウム
- 褐藻類より抽出されるL-マンヌロン酸とL-グルロン酸から構成される多糖類。
- 止血作用、粘膜保護作用を期待して用いられる。
- 消化性潰瘍治療薬、そのほか抗菌薬に添加されたりする。
[★]
- 英
- cephalexin CEX、cefalexin
- ラ
- cefalexinum
- 化
- 塩酸セファレキシン cephalexin hydrochloride
- 商
- L-ケフレックス、ケフレックス Keflex、シンクル、センセファリン、Keftab、L-キサール、オーレキシン、セファレックス、ラリキシン
- 関
- セファロスポリン系抗生物質