アルジオキサ
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アスコンプ顆粒50%
組成
- アスコンプ顆粒50%は、1g中に(日局)アルジオキサ500.0mgを含有する。
添加物
- 添加物として、D-マンニトール、トウモロコシデンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロースを含有する。
禁忌
- 透析療法を受けている患者
[他のアルミニウム含有製剤で、長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれたとの報告がある。]
効能または効果
下記疾患における自覚症状及び他覚所見の改善
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎
- 通常、成人にはアルジオキサとして1日300〜400mgを3〜4回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 腎障害のある患者
[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれるおそれがあるので、定期的に血中アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリフォスファターゼ等の測定を行うこと。]
薬効薬理
粘膜上皮再生賦活作用、肉芽形成促進作用5)
- ラット、モルモットを用いた各種実験潰瘍(幽門結紮潰瘍、水浸拘束ストレス潰瘍、レセルピン潰瘍、ヒスタミン潰瘍、酢酸潰瘍)に対し、アルジオキサを経口投与したところ、粘膜上皮再生賦活作用や肉芽形成促進作用等の抗潰瘍作用が認められた。
胃・十二指腸粘膜血流量増加作用6)
- アルジオキサをラットに経口投与し、胃・十二指腸粘膜血流量を水素ガスクリアランス法により測定したところ、血流量の増加が認められた。
抗ペプシン作用7)
- アルジオキサは、ブタペプシンのヘモグロビン分解活性を阻害することが認められた(in vitro)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- Dihydroxo(4,5−dihydro−5−oxo−4−ureido−1H−imidazol−2−yl)oxoaluminium
分子式
分子量
性状
- アルジオキサは白色の粉末で、におい及び味はない。
本品は水、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は希塩酸又は希硝酸に溶ける。
融点
★リンクテーブル★
[★]
商品
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- 英
- aldioxa
- 同
- ジヒドロキシアルミニウムアラントイナート dihydroxyaluminum allantoinate
- 商
- アスコンプ、アラネトリン、アテネントイン、アランタ、アルキサ、アルサ、アルジオキサ、アルラント、イサロン、ヨウアネート
- 関
- 消化性潰瘍用剤