ピレンゼピン
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Japanese Journal
- 島田 忠雄
- 兵庫県立森林・林業技術センター研究報告 = Bulletin of the Hyogo Prefectural Forestry and Forest Products Research Institute (49), 8-12, 2001-12
- … 画像解析による木口面の劣化被害率と各種診断法の相関の高さは、スギ材では目視観察等による被害度の評価>縦圧縮強さ>気乾密度>ピロデイン打ち込み深さ>縦圧縮ヤング係数の順で、一方、ヒノキ材では目視観察等による被害度の評価>縦圧縮ヤング係数>縦圧縮強さ>ピロディン打ち込み深さ>気乾密度>の順であり、木口面の劣化被害率と目視観察等による被害度の評価及び強度測定値とは高い相関関 …
- NAID 80012867471
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ピロデイン錠25mg
組成
- ピロデイン錠25mgは、1錠中に日局ピレンゼピン塩酸塩水和物26.1mg(無水物として25mg)を含有する。
添加物として、カルメロース、結晶セルロース、ステアリン酸Mg、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロースを含有する。
禁忌
効能または効果
- 下記疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、付着粘液)並びに消化器症状の改善
急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍
- 通常成人には1回1錠(ピレンゼピン塩酸塩水和物を無水物として25mg)を、1日3〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 前立腺肥大のある患者〔排尿困難を起こすことがある。〕
- 緑内障の患者〔眼圧を上昇させることがある。〕
重大な副作用
- (頻度不明)
- 無顆粒球症:このような副作用があらわれるとの報告があるので、患者の状態に十分注意し、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- アナフィラキシー様症状:アナフィラキシー様症状(発疹、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤は酸分泌に関連していると思われる胃粘膜のムスカリン受容体に対して選択的に拮抗し、特異的な酸分泌抑制作用を有するとともに胃粘膜血流、粘液、プロスタグランジン等の粘膜防御因子の増強作用により、ストレスなどによって惹起される実験的胃粘膜損傷に対して抑制的に働く。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ピレンゼピン塩酸塩水和物
(Pirenzepine Hydrochloride Hydrate)
化学名
- 11-[(4-Methylpiperazin-1-yl)acetyl]-5,11-dihydro-6H-pyrido[2,3-b][1,4]benzodiazepin-6-one dihydrochloride monohydrate
分子式
分子量
融点
性状
- ピレンゼピン塩酸塩水和物は白色〜微黄色の結晶性の粉末である。水又はギ酸に溶けやすく、メタノールに溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくい。1gを水10mLに溶かした液のpHは1.0〜2.0である。光によって徐々に着色する。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- pirenzepine
- 化
- 塩酸ピレンゼピン pirenzepine hydrochloride
- 商
- ガストシオン、ガストロゼピン、ガタンプル、カロデリン、ストマゼピン、ピレンゼール、ピロデイン、ピン、ランクリック
- 関
- ムスカリン性受容体、テレンゼピン
- 消化性潰瘍用剤
- → 血液脳関門を通過しないので、中枢作用がない
- 消化管、尿路に対する作用が無く、散瞳、視力障害、循環器に対する作用もない (SPC.162)
- M1受容体特異的に作用する
薬理作用
- 胃粘膜壁細胞のムスカリン受容体に選択的に作用し胃酸分泌を抑制
- 迷走神経の胃酸分泌機能を特異的に抑制