ロキサチジン
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Japanese Journal
- 静注用胃酸分泌抑制薬ランソプラゾール(タケプロン^【○!R】静注用30mg)の薬理学的特性および臨床効果
- 稲富 信博,新田 勝之,櫻井 祐一
- 日本薬理学雑誌 131(2), 149-156, 2008-02-01
- 静注用胃酸分泌抑制薬ランソプラゾール(タケプロン®静注用30 mg)は「経口投与不可能な出血を伴う胃潰瘍,十二指腸潰瘍,急性ストレス潰瘍および急性胃粘膜病変」に対する治療薬である.ランソプラゾールは静脈内投与後,胃酸生成細胞である壁細胞に移行して活性体に変換され,酸分泌の最終段階であるH+,K+-ATPaseを強く抑制して胃酸分泌を抑制する.ランソプラゾールはラットにおける基礎酸分泌およ …
- NAID 10024186803
- 麻酔前投薬としての徐放性H2遮断薬塩酸ロキサチジンアセタートの有用性の検討
- 塩酸ロキサチジンアセタートのラット胃粘液分泌増加作用
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
塩酸ロキサチジンアセタート錠37.5「KN」
組成
成分・含量
- 1錠中、日局ロキサチジン酢酸エステル塩酸塩37.5mg含有
添加物
- 白糖
トウモロコシデンプン
結晶セルロース
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
ステアリン酸マグネシウム
ヒプロメロース
酸化チタン
プロピレングリコール
ヒドロキシプロピルセルロース
その他2成分
効能または効果
- 通常、成人にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として1回75mgを1日2回(朝食後、就寝前又は夕食後)経口投与する。また、1回150mgを1日1回(就寝前)経口投与することもできる。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- Zollinger-Ellison症候群
- 通常、成人にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として1回75mgを1日2回(朝食後、就寝前又は夕食後)経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 麻酔前投薬
- 通常、成人にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として1回75mgを手術前日就寝前及び手術当日麻酔導入2時間前の2回経口投与する。また、1回150mgを手術前日就寝前に1回経口投与することもできる。
- 下記疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善
急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期
- 通常、成人にはロキサチジン酢酸エステル塩酸塩として1回75mgを1日1回(就寝前又は夕食後)経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 腎機能障害患者では血中濃度が持続することがあるので、投与量を減ずるか投与間隔をあけるなど注意すること。
慎重投与
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- 肝障害のある患者
- 腎障害のある患者[血中濃度が持続することがあるので、使用に際しては投与量を減ずるか投与間隔をあけること。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
重大な副作用
- ショック(頻度不明):ショック(初期症状:不快感、顔面蒼白、血圧低下等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少(頻度不明):再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少(初期症状:全身倦怠、脱力、皮下・粘膜下出血、発熱等)があらわれることがあるので、定期的に血液検査を実施し、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- *皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明):皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 肝機能障害、黄疸(頻度不明):AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 横紋筋融解症(頻度不明):横紋筋融解症があらわれることがあるので、CK(CPK)、LDH等の筋逸脱酵素の急激な上昇、ミオグロビン尿、筋肉痛等の異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- *ヒスタミンH2受容体遮断薬。H2受容体は胃酸分泌に中心的な役割を果たしているので、これを遮断することにより、強力な胃酸分泌抑制作用を現す。2)
有効成分に関する理化学的知見
- 一般名:ロキサチジン酢酸エステル塩酸塩(Roxatidine Acetate Hydrochloride)
化学名:(3-{3-[(Piperidin-1-yl)methyl]phenoxy}propylcarbamoyl)methyl acetate monohydrochloride
分子式:C19H28N2O4・HCl
分子量:384.90
性状:白色の結晶又は結晶性の粉末である。
水に極めて溶けやすく、酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくい。
融点:147〜151℃(乾燥後)
構造式:
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- roxatidine
- 化
- 塩酸ロキサチジンアセタート roxatidine acetate hydrochloride
- 商
- アルギスタット、アルタット、ロキサチ、ロキセタート、ロキタット、ロザルタット
[★]
- 関
- roxatidine
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- hydrogen chloride
- 同
- 塩化水素
- 関