アルギン酸
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※※ アルクレイン内用液5%
組成
組 成
- アルクレイン内用液5%は100mL中にアルギン酸ナトリウム5gおよび添加物としてパラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、デヒドロ酢酸ナトリウム、サッカリンナトリウム水和物、香料、銅クロロフィリンナトリウムを含有する。
効能または効果
下記疾患における止血及び自覚症状の改善
逆流性食道炎における自覚症状の改善
胃生検の出血時の止血
- 胃・十二指腸潰瘍及びびらん性胃炎における止血及び自覚症状の改善並びに逆流性食道炎における自覚症状の改善には、アルギン酸ナトリウムとして、通常1回1〜3g(本剤20〜60mL)を1日3〜4回、空腹時に経口投与する。経口投与が不可能な場合には、ゾンデで経鼻的に投与する。
- 胃生検の出血時の止血には、アルギン酸ナトリウムとして、通常1回0.5〜1.5g(本剤10〜30mL)を経内視鏡的に投与するか、1回1.5g(本剤30mL)を経口投与する。
- なお、いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
(1)薬理作用
- 出血部位に付着したアルギン酸は血液の拡散を防止して止血血栓の形成を促進するものと考えられている。さらに、血小板や赤血球の凝集を促進する作用も認められている。
※ (2)生物学的同等性試験1)
- アルクレイン内用液5%あるいは標準製剤を付着させたラット胃切片は付着させないものに比し、人工胃液中での粘膜の膨化融解、粘膜の剥離は少なく、medium中へのチロジン遊離も有意に減少し、両製剤間に有意な差は認められなかった。
ラット塩酸・ガストリン潰瘍モデル、あるいは急性逆流性食道炎モデルを用いた薬効比較試験にアルクレイン内用液5%と標準製剤はいずれも有意に障害の発生を抑制し、両製剤間に有意な差は認められなかった。
これらの結果より、両製剤に有意な差は認められず、両製剤の生物学的同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
- 本品は白色〜帯黄灰白色の粉末で、におい及び味はない。
本品はエタノール(95)、ジエチルエーテルまたはクロロホルムにほとんど溶けない。
本品に水を加えるとき、徐々に溶け、粘性の液となる。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- alginic acid、alginate
- 同
- アルギン algin
- 化
- (医薬品として用いられる)アルギン酸ナトリウム sodium alginate、アルギン酸カルシウム
- 商
- (アルギン酸ナトリウム)アルロイドG、サンメール、アルト、アプレース、アルクレイン、アレンフラール、ケフラール、ケフレックス、セクロダン、セルニルトン、バムスター、ユーパスタ
- 関
- アルギン酸塩、消化性潰瘍用剤
- アルギン酸ナトリウム
- 褐藻類より抽出されるL-マンヌロン酸とL-グルロン酸から構成される多糖類。
- 止血作用、粘膜保護作用を期待して用いられる。
- 消化性潰瘍治療薬、そのほか抗菌薬に添加されたりする。
[★]
- 英
- rhein
- 関
- アントラキノン