ピレンゼピン
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- 製品一覧へ戻る カロデリン細粒5% 基本情報 包装単位の各種コード 関連製品 基本情報 製品名 カロデリン細粒5% 成分名 ピレンゼピン塩酸塩水和物 薬価 17.70円 先発医薬品名/会社 / 薬価基準収載医薬品コード
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
カロデリン細粒5%
組成
- カロデリン細粒5%は、1g中に(日局)ピレンゼピン塩酸塩水和物を52.1mg(無水物として50mg)含有する。
添加物
- 添加物として、軽質無水ケイ酸、硬化油、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコールを含有する。
禁忌
効能または効果
下記疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、付着粘液)並びに消化器症状の改善
胃潰瘍、十二指腸潰瘍
- カロデリン細粒5%
通常、成人には1回0.5g(ピレンゼピン塩酸塩無水物として25mg)を、1日3〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- カロデリン細粒10%
通常、成人には1回0.25g(ピレンゼピン塩酸塩無水物として25mg)を、1日3〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 前立腺肥大のある患者
[排尿困難を起こすことがある。]
- 緑内障の患者
[眼圧を上昇させることがある。]
重大な副作用
無顆粒球症
- このような副作用があらわれるとの報告があるので、患者の状態に十分注意し、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。(頻度不明)
アナフィラキシー様症状
- アナフィラキシー様症状(発疹、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。(頻度不明)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ピレンゼピン塩酸塩水和物(Pirenzepine Hydrochloride Hydrate)
化学名
- 11-[(4-Methylpiperazin-1-yl)acetyl]-5,11-dihydro-6H-pyrido[2,3-b][1,4]benzodiazepin-6-one dihydrochloride monohydrate
分子式
分子量
性状
- ピレンゼピン塩酸塩水和物は白色〜微黄色の結晶性の粉末である。
本品は水又はギ酸に溶けやすく、メタノールに溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくい。
本品1gを水10mLに溶かした液のpHは1.0〜2.0である。
本品は光に
よって徐々に着色する。
融点
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- pirenzepine
- 化
- 塩酸ピレンゼピン pirenzepine hydrochloride
- 商
- ガストシオン、ガストロゼピン、ガタンプル、カロデリン、ストマゼピン、ピレンゼール、ピロデイン、ピン、ランクリック
- 関
- ムスカリン性受容体、テレンゼピン
- 消化性潰瘍用剤
- → 血液脳関門を通過しないので、中枢作用がない
- 消化管、尿路に対する作用が無く、散瞳、視力障害、循環器に対する作用もない (SPC.162)
- M1受容体特異的に作用する
薬理作用
- 胃粘膜壁細胞のムスカリン受容体に選択的に作用し胃酸分泌を抑制
- 迷走神経の胃酸分泌機能を特異的に抑制
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3