ゲファルナート
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ゲファニールカプセル50
組成
有効成分
添加物
- メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、乳糖水和物、カルメロースナトリウム、天然ビタミンE
カプセル:黄色五号、青色一号、酸化チタン、ラウリル硫酸ナトリウム、ゼラチン
効能または効果
- ○下記疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、急性潰瘍)の改善
- 急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期
- ○胃潰瘍、十二指腸潰瘍
- 通常、ゲファルナートとして1回50〜100mgを1日2〜3回経口投与する。
薬効薬理
抗胃粘膜病変作用
- 各種実験胃粘膜病変に対して治癒促進あるいは発生抑制作用を示す。
- 塩酸-アスピリン胃病変(ラット)9)、各種ストレス胃病変(ラット)10)、エタノール胃病変(ラット)11)、塩酸-タウロコール酸塩胃病変(ラット)12)、Mann-Williamson潰瘍(イヌ)、切創潰瘍(ラット)13)、ヒスタミン潰瘍(モルモット)14)、レセルピン潰瘍(ラット)14)、プレドニゾロン潰瘍(ラット)15)、フェニルブタゾン潰瘍(ラット)15)、飢餓潰瘍(ラット)14)等
胃粘膜抵抗性増強作用
- 胃粘膜PGE2、PGI2を増加させ(ラット)16)、胃粘膜電位差の低下を防止する(ラット)17)。また胃粘膜成分低下抑制作用(ラット)18)、胃粘膜組織代謝賦活作用(ウサギ)19)、胃粘膜修復能亢進作用(ラット)20)を示す。
胃粘液分泌亢進作用
- 可視粘液層の厚み増加作用(ヒト)21)、可溶性粘液増加作用(ヒト)22)等胃粘液関門(Gastric Mucous Barrier)の増強作用を示す。
胃粘膜微小循環改善作用
- 胃粘膜酸素需給動態改善作用(ラット)23),24)、胃粘膜血流増加作用(イヌ)25)、胃粘膜血流分布改善作用(ウサギ)26)を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (2E)-3,7-Dimethylocta-2,6-dienyl(4E,8E)-5,9,13-trimethyltetradeca-4,8,12-trienoate (4E体)
分子式(分子量)
性状
- 淡黄色〜黄色の澄明な油状の液である。アセトニトリル、エタノール(99.5)又はシクロヘキサンと混和する。水にほとんど溶けない。
比重d2020
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- gefarnate
- 化
- ゲラニルファルネシルアセテート geranyl farnesylacetate
- 商
- エラシオン、ゲファルト、ゲファニール、サラニール、ヨウファナート
- 関
- 消化性潰瘍用剤